標高・富士山の10/1の山

いかづち        やま
雷 山
377.9m




   山の名前に 読みにくい名前もあれば、珍しい名の山もある。
   その一つである
「雷山」も珍しい山の名前である。川内山塊にある低山の藪山である。

   2月1日,朝電話が来た。「今日は天気が良さそうなので、雷山にどうですか」?との誘いに早速OK!
   そそくさと仕度をして、9時30分村松公園に待ち合わせをし、その山を案内をしてもらう事になった。

   山本さん、桐生さん、井関さん、私共は、吉川さんと私等夫婦3人,計6人で川内・夏針集落の先の
   仙見渓谷のキャンプ場のある除雪された林道脇に車を止め、墓のある階段を登り、右手から
   取り付き登山開始である。

   予め、高立山で庭野さんからその方向について細かく聞いていたが、まったくその通りの方向に
   リーダーである山本さんは登り始めた。

   夏道はないというので、藪を分けて登り始める。雪は最初少なかったが、途中からカンジキを付けて
   歩く。結構急な登りである。

   山頂は杉林で、山頂からの展望は利かないし、登りは急と予め説明は受けていた。
   その通り、杉林の急登が続き、頂上直下で一部踊り場のように山を巻いた平らな部分があるが、
   そこからひと登りすると山頂だった。

   成る程、言わたとおり山頂は平で杉林であった。昔ここは山城があったと言われているが、比較的広
   くて平らな頂上である。植林がされていなかったら展望も利いて人気の山になるのではと思った。

   それは、
珍しい「雷(いかづち)山」という山の名に合わせて、標高は、丁度、富士山の十分の一の
   高さなので人気の山となるのではないかと
、私、一人でそう思った。

   帰りは向こう側のピークを目指し、急降下をする。これも雪がなかったら藪で進めそうにない所だ。
   幸い青空も出て周辺の山並みを見ながら隣のピークに登り昼食とし、一つ隣の尾根を下って登山口
   に下山する。川内山塊、低山「雷山」の登山を終えた。

   そして、明日は、白山の稜線沿いの、「神戸山」の夏道のないルートを取って頂上を目指す事を
   申し合わせて、皆さんにお礼を云って帰路に着いた。


          登 頂 日  2月1日 天気 曇時々晴れ
             この日のコースタイム
                 
登山口・9:55−頂上・10:59 登頂時間、1時間04分
                 
下山・11:05−隣ピーク・11:30(昼食休憩30分)−登山口12:41


                           

赤い三角印しのところが雷山だ

雷 山 杉林の急登を!
直登を避け、ジグザグに およそ1時間で頂上に
平坦で杉林の山頂 昨日のサラ雪で雪化粧の杉
隣のピークで昼食休憩を ここから見る雷山は円い