大蔵山〜菅名岳縦走



この連休は、二日続けて大蔵山〜菅名岳を縦走する。


   登頂日 ’08年2月10日 天気 曇一時晴〜曇一時小雪
   登頂者  まこと かよこ 途中より小林さん




   3連休の山は、特に計画は立てずに、天気次第と思って行動する。
   10日は、朝、青空が出ていた。白山か大蔵山かと思案、まだ今年登っていない大蔵山として
   準備をし、午前9時過ぎに家を出発する。

   この日は、いっちゃん所属の「黒埼山の会」の皆さんが新年登山で歩き、また沢山の人が登る
   山なのでトレースは大丈夫と思って大蔵山を目指して車を走らせる





                            駐車場は、満車状態で道路脇に数台が停まっていた。沢山の人で賑わっているのだろう。
   
                           幸い青空も出て良いコンディションだ。願わくば山頂迄もと思いながら歩き始める。
                           登ると7合目付近で一人で登っている同じ街の小林さんに追いつき一緒に登る。
 
                           昨年は、6合目付近でぽぽさんに会っているが、代わって今年は小林さんである。
                           途中、下山の君川さんに会う、上の方はトレースがなく4人のグループがラッセルをして登り、

                           団体の人達も登って行ったとの事、やはり僅かな雪が降っても山はトレースが消えしまうようだ。
                           予想より、先に登った人達は、ラッセルで時間が掛かっているだろうと思った。                              


                         さらに進むと、高立山で会う五泉の豊島さんが下山して来た。
                         彼は、昨年も同じこの8合目付近で会い、一緒に登り返して菅名岳まで歩いてくれた人である。

                         不思議と今年も同じ付近で対面し、また登ろうかと言われたが、私らは菅名岳まで縦走予定と言うと、
                         彼はそのまま下山された。

                         彼は、大蔵山をホームグランドにし、山では強靭・屈強な人だが、昨年暮れに肺の手術をしてからは、
                         スピードが落ちたという。まだまだ健康・健脚だが、少しでも肺活量を取り戻して欲しいと願っている。

                         頂上に着くと、田上の山田さん夫婦等に会ったが、今日はこのまま大蔵山を下山をするとの事。

                         私らは菅名岳に向かおうと思ったら、山の会の皆さんは、頂上の先で昼食を終えて出発の準備を
                         している所であった。

                         私らの姿を見つけ、早速元気のいい、いっちゃんと、カズエさんが、私等に声をかけてくれた。


                         小林さんは、カンジキを車に置いてきたそうで、皆さんのトレースを借りて歩く事にした。
                         私も、カンジキは持ってきたが、一緒につぼ足で、最後から歩かせてもらう事にした。
 
                         5合目付近までは、青空も見えたが以降ガスで、山頂からの山並の眺望は悪くなっていたが、
                         稜線歩きは良く見えて、時々ぬかり気味で歩いたが、満足気分で歩くことが出来た。


                         しかし、菅名岳までの縦走路は、トレースが無くラッセルであり、途中先に歩いた人達に代わって
                         「黒崎山の会」の皆さんが順番にラッセルをする。感謝をしながら’つぼ足組’は遅れ気味に歩く。
                         小林さんはぬからないようだが、体重の重い私は時々ぬかって足を取られる。


                         菅名岳付近になると雪がちらついてきた。頂上に着いて私らは、立喰いでパンとおにぎりで昼食をする。
                         皆さんは、午後2時に下山すると言う。下山路は見るとトレースは無く、方向確認が難しそうなので、
                         私もカンジキを付けて今度は先導役で下山を開始する。


                             菅名岳、8合目付近に僅かなトレース跡が確認出来たので、恐らく
                             最近菅名岳まで登った人は居ないのではないだろうかと思えた。
          
                             お蔭様で、楽しく、大蔵〜菅名岳までの縦走登山をする事が出来た。
                      

                          この日のコースタイム
                            登山口.10:27-4合目分岐.11:11-6合目.11:28-12:06.大蔵山頂上.12:15-菅名岳.13:48
                          菅名岳.14:00-分岐.15:14-登山口林道橋.15:53




                                          2/11大蔵山〜菅名岳縦走

                          登頂日 2月11日 天気 晴
                          登頂者 まこと かよこ

                            この日のコースタイム
                             登山口発.10:21-4合目分岐.11:09-6合目.11:27-12:04.大蔵山頂上.
                           頂上.12:06-途中15分昼食休憩-13:26菅名岳.13:31-分岐.14:29-堰堤下14:32
                              -林道駐車場14:38-登山口林道橋.14:57-林道入り口駐車場15:10


                         今日も青空が見えた。今日は宝蔵山か五頭山か昨日歩いた大蔵〜菅名岳コースかと思案する。
                         昨日明確にトレースが付いた晴天の大蔵山〜菅名岳コースを再度歩いて見たいと決めて行動。

                         時間は、昨日と殆ど同じく開始する。大蔵山駐車場は、昨日よりも少なく思えた。
                         昨日の鋲長靴は、中が濡れたので、今日は普通の登山靴にスパッツを付け、6本の軽アイゼンを
                         つけて登った。
 
                         林道の雪は凍っていたので昨日は冷えて、昨日のトレースは歩きやすいと思った。
                         登山道入り口の山の神様をお参りをして、ここでアイゼンをつける。
                         昨日の疲れも少しあり、足が少々重いが、アイゼンは滑り止めに効果を発揮した。

6合目付近、雪のブナ林を快適に進む!


つぼ足でも殆どぬかることなく歩く事が出来た。
青空の雪山は素晴らしい。歩くペースも殆ど昨日と変わりはない。

何人か下山してくる人に会うが縦走する人も結構いるようだ。


                                 頂上は快晴に近く、新潟平野の向こうに弥彦山、角田山、そして佐渡も見えた
                                                             新潟市方面は、東港の煙と粟島も見えた。

 
                               川内山塊の山並みは何時見ても綺麗だ! 縦走の尾根も殆どつぼ足でもぬかることはない。
                               軽アイゼンは、つけた方が滑らなくて歩き易い。 けど鋲長靴の方が歩き易いように思えた。


歩いてきた大蔵山を振り返りながら歩く。

同時に昨日トレースをつけながら歩いた「黒崎山の会」の皆さんに感謝である。

縦走路の途中で何組かのグループが、景色を堪能しながら昼食を楽しんでいた。
テントを張って寒さ除けをして休憩をしている人達もいた。

私等も三五郎山を越えて風の少ない所で、
今日も立ち休憩をしながらおにぎりを出して昼食とした。


                                       セッピの付いた白銀の尾根歩きは気分が良い。




大蔵山から菅名岳まで、休憩の15分を入れても1時間18分で着いた。
昨日は1時間40分程なのでラッセルがないだけ速いことがわかる。
               
黒崎山の会の皆さんの昨日の歩きが、今日沢山の人達の縦走を楽しいものにしている。
私等も何処の山に登っても、沢山の先人がトレースをつけてくれたことに感謝しながら
登らなければとあらためて思った。          


菅名岳山頂からの眺める山並みはミニアルプスだ!




山頂からの飯豊連峰は白く輝き素晴らしかった。

また遠くに磐梯山がピラミダルに聳えていた。 下山も昨日のトレースでバッチリだ!

今日も、昨日同様に大蔵山〜菅名岳の縦走登山を楽しませて貰った。



近年の雪の大蔵山・菅名岳頂上の様子

2月の頂上は、昨年より積雪が多いが、4年前も多いといっても

近年雪が少なくなっていることが事が伺える。

                               2004年2月20日

大蔵山の頂上 菅名岳の頂上


                                     2007年2月5日

大蔵山の頂上 菅名岳の頂上

                                     2008年2月10・11日           

大蔵山の頂上 菅名岳の頂上


雪が解けた新緑の大蔵山頂上



’07年2月5日の大蔵・菅名岳  ’07年2月18日、風越から大蔵山に