ご  ぜん  が  ゆう  くつ
 御前ヶ遊窟
 846m



   5月26日(月)低山であるが、新潟県阿賀町(旧上川村)にある御前ヶ遊窟に登る。

   今回で3回目の登山となる。兼ねていっちゃんに案内を頼まれていたが、私だけでは岩山で
   ルート確認に無理があるので、この山の麓で生まれ若い時まで育った土橋さんに案内と同行を
   お願いした。

   午前7時に三川の将軍杉入り口の駐車場に待ち合わせ登山口に出発、御前ヶ遊窟登山口に
   着いて登山者カードに記入し、御前8時15分出発する。
   今年も何人か登った事であろうが、カードが置かれた事も最近のようで私らが初記入であった。

   天気は朝のうち雨が残るものの、曇から昼は晴の天気予報を信じて歩き始める。
   時折陽も射し始めてシジミ沢を登り始めると青空になり、御前ヶ遊窟のピークも見え始める。

   一昨年も6月4日に登ったが、シジミ沢は残雪で引き締められていたが、今回はまったく少なく
   取り付きも滑らないように注意をし、登るにつれ傾斜も増して鎖や柴に掴まりながら登って行く。

   先日の石転沢も急傾斜の怖さもあったが、御前ヶ遊窟の岩をよじ登るのも、これまたより慎重を
   余儀なくされ、滑落すれば単なる怪我で済む山ではない。

   時々「気を付けて」!「右」「左」「OK」!と声を掛けながら登る緊張感は、この山であればこそ
   必要であり、声掛けと確認を取りながら登り進んだ。

   登山開始から3時間50分で頂上に到着する。下山時に雨があたり出すが、数箇所の鎖場を
   より慎重に下り、川の増水も心配したが、大降りにはならずに済み無事に御前ヶ遊窟の登山を
   終えることが出来た。

   今回の登山で、ルートも一部分かりにくい所もあるので、しっかりした案内する人が必要であり、
   同時に上級者向きであることをあらためて認識させられた。

      登頂日 5月26日(月) 
      登頂者
 土橋、本間、いっちゃん、山際、斉藤、私等夫婦。計7名
         この日のコースタイム
           登山口8:15−9:50
シジミ沢10:00−11:45遊窟11:50遊窟ピーク12:05
           遊窟ピーク13:35−
登山口16:20

 


御前ヶ遊窟、道路際の登山口案内標識 林道を5分程度歩くと登山口で登山者カードを記入する
8:23、沢を越えて 8:40 沢つたいに歩く、帰りはこの分岐右から上がる
9:00 清水で立ち休憩 シジミ沢を目指して、沢筋を歩く
遊窟の岩峰がガスで薄っすらと 9:50 シジミ沢出会いで休憩する
10:00 シジミ沢、4輪駆動の登り開始です 遊窟の岩峰がくっきり見え始めました
残雪はまったく少ないです 一人ずつ、慎重に岩をよじ登ります
右側の鎖を頼りに登ります かなり急です、鎖のない所もあります
正面の岩峰を見上げながら休んだり登ったりです 11:45 遊窟に着きました
最後のテラスを登ります  このテラスは直登し、稜線に出ました
稜線に取り付きピークを撮りました 頂上12:05分着 狭い頂上で昼食です。天気は予報通り晴れました
う〜ん、あぶねぇー! 若い二人は飛んでま〜す!後の人は・・・・怖〜い・・・?
下山は岩の下をトラバース、そして向こうの峰を越えます 頂上より撮影 頂上を降ります。鎖はありません
ピーク下の岩場はトラバース気味に下山 遊窟の岩壁、人面の形です
遊窟を過ぎて岩場をトラバースし、向こうの峰に取り付きます 鎖の付いた岩場を何箇所か降り、峰を越えたり下ったりです
下山途中雨により、合羽を着て最後の渡渉です 4:20 無事付きました〜!ご苦労さんでした!