菱ヶ岳〜五頭山に
菱ヶ岳
974m



  登頂日 2008年8月18日(月) 天気 晴
   登頂者 私等夫婦
    菱ヶ岳登山口9:51-遭難碑11:24-北山11:57-12:58菱ヶ岳頂上13:00
     -与平の頭13:20-昼食休憩15分−三叉路14:27-14:31前一ノ峰14:47
     -三ノ峰避難小屋14:59-六合目15:34-
三ノ峰登山口15:57





   お盆を終えた8月18日、珍しく肌寒い朝を迎えた。
   当然晴。朝の用を済ませ、五頭連峰の最高峰菱ヶ岳登山に出かける。

   今まで菱ヶ岳の登山は、殆ど残雪期であった。午前9時51分、三ノ峰スキー場コース下の菱ヶ岳
   登山口駐車場に車を停めて登り始める。

   8年振りの菱ヶ岳登山であり、随分と登山道のイメージが薄れている。登りはこんなに緩かったか
   なと思いながら、後半の登りは思ったより長く、頂上も遠く感じた。

   何時もであればこの時間はもっと暑いのだろうが、朝の涼しさの延長で何時もより気温が低いだけ
   登りは少し楽である。

   所々にブナ林があり、やはりブナ林に差し掛かると涼しさと安らぎと癒しの気持ちにさせてくれる。
   途中一人の登山者が、早い足で私らを追い越し登って行った。

   お昼近くになり、暑さもありシャリバテをしないようにと途中冷やした桃をザックから出して食べた。
   冷たく甘い桃をかぶりついて食べた。喉が渇いていたので格別に美味しい桃であった。

   10分程休憩をし、急登をゆっくり頂上を目指した。12時58分頂上に着く。
   残雪期の頂上は見晴らしも良かったが、雑木が茂り見晴らしは新潟方面を見渡せ、また飯豊連峰
   方面が一部見通せる状態であった。

   頂上では殆ど休憩することなく、五頭山への縦走路に入る。
   登りに追い越した人が、見晴らしのよい場所で昼食休憩をしていた。
   後ほどの交叉で登頂時間を聞くと、1時間30分で頂上に着いたというから相当の健脚者である。

   私等も、すでに昼食時間も遥かすぎていたので、縦走途中の木陰でお昼とした。
   持参のビールは、まだ登りもあるのでお預けとして、おにぎりとおかずで昼食を取り15分の休憩で
   歩き始める。

   縦走路は、広く歩きやすいし、所々見晴らしも良く、また幸い時々風も吹いて快適に歩けた。
   五頭山への最後の登りをゆっくり足を運び2時31分、前一ノ峰に着いた。

   ここからの眺めも快適である。ビールを取り出し喉を潤す。汗びっしょりになったシャツを着替えて
   下山とする。

   一ノ峰を過ぎ、二ノ峰の入り口を過ぎて三ノ峰の避難小屋に着いた。
   昨年7月までに修復とあった。避難小屋は、まだ手付かずである。

   資材の砂利は、沢山の登山者の協力で山積にされていた。
   昨年の資材でも何とかなるのだがと思ったが、今年はこんなに砂砂利の資材が積まれているのに
   何で手を付けないのだろうかと、不思議に思った。

   3時57分、三ノ峰の登山口に降りて、キャンプ場のベンチに腰掛けて休憩をする。
   夏休みで親子連れの登山者あり、キャンプ場で虫を取る親子の姿は微笑ましい。

   休憩後、菱ヶ岳登山口に移動、出湯の温泉で汗を流して五頭連峰・菱ヶ岳登山を終えた。

   やはり、菱ヶ岳と五頭山への縦走は残雪期が最適、又は新緑か紅葉の時期がベストと思った。

   菱ヶ岳のみの登山より、時間を取って何れの時期であっても、菱ヶ岳山頂を踏んでの縦走がお勧
   めである。





菱ヶ岳登山口 村杉からの分岐
松林あり ブナ林もある
遭難碑 展望台?山頂はあの峰の先だ
この左に清水がある またブナ林、やはり涼しい
急登が続き、岩があると頂上はすぐだ 菱ヶ岳頂上の様子
新潟方向の新潟平野 頂上付近の祠の崩れた後のようだ
菱ヶ岳を振り返る、下山は早い 目指す五頭山への稜線
二王寺岳と遠くに飯豊連峰 縦走路はのんびり歩ける
裏五頭への分岐 頂上手前、松平山への分岐でもある
五頭・前一ノ峰、左に菱ヶ岳 ここで、待望のビールを!
下山します 一ノ峰
改修を待つ三ノ峰の避難小屋と資材 こんなに沢山運び上げられたのに、改修は手付かず
ゆっくり下山 三ノ峰登山口です