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飯豊連峰(天狗の庭)保全作業に!



   8月30日(土) 天気 曇/一時雨

               梅花皮小屋〜梅花皮岳−烏帽子岳−天狗の庭


   心配した雨も大したことがなさそうだ。朝食を済ませて梅花皮小屋の前に集合し、今日の作業の話を聞いて天狗の庭
    を目指して出かける。

   曇空だが、寒くもなく暑くもない。作業をするには今日も好条件の天候だ。
   梅花皮小屋で合流した人、天狗の庭で合流する人、およそ60人のメンバーとなるようだ。

   予め梅花皮山荘迄上げて置いたネットとマタイをそれぞれの体力に応じて背にする。
   やはり、若い人は沢山背負う。馬力が違う。

   天狗の庭の作業は、順調に進む、高校生(男3・女1)の4人も一生懸命に土のうを作り、運んでいた。大人に混じって
   良い経験になると思った。

   みんな力を合わせ二日の作業をこの日一日でで終えてしまった。
   仕事が順調に終えた時は、どんな仕事でも気分が良い。まして、一日がかりで着く現場であり、少しでも自然を回復出来る
   という喜びはひとしおである。

   帰りは荷物もなくなるから梅花皮小屋までは2時間で帰れる。小屋に着く頃雨が降り出し、先頭集団は濡れなかったが、
   後の集団は少し雨に濡れてしまったようだ。

   小屋に着くと、井上さんの掛け声で司会、乾杯と任務分担をし夕食の大交流会が始まる。
   大交流会も盛り上がる。

   私は、貴重な体験をした高校生もいることも配慮して少し声を出した。
   小国山岳会と井上さんが中心となり、県内外の山岳会も協力し、個人もこの事業に参加する人が増えているようだ。

   この素晴らしい官民一体のボランティア活動の輪が、年代を超えて根付いて全国に発信され、この事業が広がる事を願う
   一人である事をご理解頂ければ幸いである。


   
   

梅花皮小屋出発前の作業説明 梅花皮岳の登り、天狗の庭まで2時間30分
梅花皮岳を登る 先頭集団は梅花皮岳に着いている
梅花皮岳を目指す後続グループ 紅葉も始まっている
登山道に比較的新しい熊の糞が 烏帽子岳より大日岳
烏帽子岳から花ロードが続く ここから天狗に庭はもうすぐだ
天狗の庭、下の池糖は昨年なかったが 続々と天狗の庭に到着する
担ぎ運ばれた資材 昨年の仕事とこれからの仕事の説明がある
昨年の作業跡の説明 ここにも確かに新しい芽が出ていた
小さな砂防ダムも効果を表していた 午前中は種取作業です
種取作業を終えて一服です お昼です
土のうつくり作業です 種子蒔きとネット張は早く完成しました
赤土部分に種子が蒔かれネットが張られました 大勢の力ですべての作業が順調に終えました
作業箇所を全員で確認しながら巡回しました 昨年堆積した土砂を取ったらおたまじゃくしが
天狗の庭で大日岳をバックに記念写真です みんな良い笑顔です