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飯豊連峰(天狗の庭)保全作業に!



  8月31日(日) 天気 晴一時曇 

     保全作業が順調に進み一日余裕が出来たので、御西-本山小屋に向かう!

     梅花皮小屋7:35−梅花皮岳−烏帽子岳−天狗の庭−11:15御西小屋(文平の池巡り)14:55−
              −御西岳(三角点)−玄山道分岐・弘法清水−駒形山−飯豊山−
本山小屋17:15

   保全作業が昨日順調に終えたため余裕の一日となった。
   朝まで降っていた雨も出発する頃には幸い止み、しかも青空も見え始め絶好の尾根歩き日和である。

   
7時35分梅花皮小屋出発。昨日同様、梅花皮、烏帽子、天狗の庭に、そして、天狗岳を越えて御西小屋である。
   
11時15分御西に着く。昨年作業した小さな石ダムに土砂が入らない。それだけ上の水路と土が流れないように
   手作業で工事した土砂止めが効いていることであろう。

   私もダムの組み直しと水路の一部変更作業を手伝い、昨年作業した土砂止め作業ヶ所を見て廻った。
   それぞれの工事が見事に効果を表していた。昨年、小さな池糖と思って水が溜まるようにした所が、昨日の雨もあり
   水が溜まっていた。小さな感動である。

   御西小屋で一緒に歩いてきた5人で昼食をする。大日岳はガスが掛かっていたので、文平の池に行くことにした。
   時間がないとわざわざ文平の池迄降りることがないので良い散策の機会であった。
   途中ニッコウキスゲやトリカブトの群生、イチゲの花も見ることが出来た。

   文平の池の散策を終え、御西小屋の前で記念写真を撮り、
14時55分、飯豊山、本山小屋へと向かう。
   御西の三角点も初めて、玄山道分岐下の弘法清水も初めてであった。今まで何回か御西は通っているが、文平の池を
   始め横道には寄らずに歩いていた。

   尚、今まで御西歩きは、何時も飯豊山から御西に向かっての歩きであったので、今回初めて逆方向からの歩きで、
   駒形山のピーク、そして、飯豊山のピークの登りは風景の趣も違うが、少々時間を取る登りでもあった。

   飯豊山頂上は着くと運悪くガスであったが、明日の晴を期待して本山小屋に向かった。
17時15分本山小屋に到着する
   梅花皮小屋を出発し、休憩を含め9時間40分もの行動時間である。如何にものんびりした尾根歩きであったかである。
  
   私等は、二階に上る。下は先客が3人ほどの居られた。先に到着した川村さんも一緒で6人の夕食で、お隣は、環境省の
   方始めニュージックの人7人での夕食であった。

   今日は、昨日、一昨日と違ってこじんまりした夕食会だ。obakeさんのなすの油いため、各人が差し出すおかずも皆美味しく
   頂いた。食べられる物を極力消化するようにしながら飯豊本山小屋で3日目の夕食団欒である。

   20時に外を眺めると空一面の星空である。
   20時30分、シラフに入り、明日は間違いなくご来光を見ての下山が出来ることを楽しみに眠りに付いた。




梅花皮岳を背に出かける前に集合写真を撮る 梅花皮小屋を後にして
石転沢の上に雲海が 亮平の池で休憩
梅花皮岳・烏帽子岳が遠くなる 昨日作業した天狗の庭、環境省の人達と
ニュージックの3人が、点検確認をしている
大日岳が大きく迫ってくる 天狗岳を越えると御西小屋だ
御西小屋が目前に イイデリンドウと思いしや、ミヤマリンドウ
御西の植生ネットからも新たな芽が 随所にチングルマが植生ネットに這っていた
昨年作業した植生ネットと石ダム 誘導した登山道は右にしっかり確保歩かれていた
ダムと水路の修正をする 上流の土砂止めはしっかり
ここもしっかり機能を果たしていた ちっちゃな池糖?に小さな感動!
昼食を終えて記念撮影 大日岳登山道脇のニッコウキスゲ
文平の池にて 文平の池のほとりで
御西小屋へ帰る 青空になって来た
御西小屋を後 御西岳に
御西岳の三角点 ミヤマリンドウが草むらの中あちこちに
風に吹かれるチングルマ 飯豊連峰尾根歩きの大好きなコースです
平らな尾根歩きと、このロケーションは大好きです 振り返るとまだ大日岳は雲の中でした
玄山道分岐の標識 弘法清水で喉を潤しました
気持ちも晴れる青空・花・草原です 駒形山を目指して
もうすぐ駒形山です 駒形山から飯豊山を眺める
飯豊山を目指し快適な歩きです 大きな石を踏んで飯豊山頂に取り付きます
飯豊山頂上が目の前です 頂上に着いたら丁度ガスリました
みんなで本山小屋を目指しました 5時15分、本山小屋到着です


 天狗の庭保全作業に      ダイクラ尾根に下ります