尾瀬・小沢平から渋沢大滝に




    08年10月31日(金)、いよいよ10月もこの日で終わりです。
    銀山平から尾瀬登山口の小沢平から、ぶな林と残り紅葉を楽しみながら、渋沢大滝を観に
    行って来ました。

    渋沢大滝は、昨年コバイモさんさとやまさんのブログで紹介されていました。
    「良いところだなぁー」と思いながらも、コース的には比較的緩やかなので、もっと年を取って
    からでもと思っていました。

    今年もお二人から、渋沢大滝とそのコースがブログに紹介され、途中の素晴らしいぶな林と
    渋沢大滝の魅力に引かれ、どうしても訪ねてみたくなりました。

    幸い、この日の魚沼地方は晴れマークとなっていたので、渋沢大滝とそのコースの散策に出
    かけました。

    この日は、私等二人だけでしたが、期待した通り、或いはそれ以上に静かなコースで、ぶな林
    と残り紅葉を楽しみながら、渋沢大滝を訪ねる散策が出来て満足した晩秋の一日でした。

    同じような画像がありますが、ぶな林を歩き渋沢大滝までの散策の様子をご紹介いたします。

       尚、コバイモさんとさとやまのブログには、銀山平付近の山や歴史、尾瀬への新潟県側からのルートも
        紹介され、他にも地域の興味ある記事や出来事の紹介がされています。

 
       上記、コバイモさん、さとやまさんの赤文字をクリックすると関連記事にリンクします。





小沢平9時50分出発しました 沢を越え自然の山道を歩く素適な散策コースです
しっかりした橋を渡りました ぶなや大きな雑木の葉は落ちていました
落ち葉を踏んで歩きます こんな味のある橋も渡ります
大きな木の葉が落ちて明るいです ぶなの幹が美しいです
残り紅葉も素適です 勾配もゆるくぶな林歩きは快適です
ここは雑木の紅葉がまだ残っていました 平らなぶな林が続きます
沢を渡ります もみじの紅葉がひと際鮮やかでした
小さな雑木が彩りを競っていました 自然の山道そして橋です
下に不動の滝ですこの上流が三条ノ滝です 三条ノ滝の沢です
閑静です 渋沢の橋です
渋沢の上に渋沢小屋が見えました 渋沢の対岸に登って分岐です 天神田代に行きます
渋沢小屋です 前を通ります 渋沢の水は乳白色でした
渋沢を越えます 小さな急登に上がると分岐の右です 左は天神田代です 標識はありません
ここにも、もみじの色採りの競演です 何度もため息をついて見とれました
渋沢大滝の看板に沿って歩きます 小さな沢を沢山越えました 閑静ところを歩きます
窪んだ右の沢の上流が渋沢大滝です 少し分かり難い所には看板があります
葉の落ちた向うは岩山でした 渋沢大滝が見えてきました。葉があったら見えません
渋沢大滝が近くなりました ようやく着きました。やはり着いたらホッとしました。
滝壺の下でこんな大きな滝を見れる所は稀です 良い滝です! 上をアップしました
下をアップしました 滝の近くは、滝の風としぶきで寒いです
滝を眺めお昼を食べて帰りです 小さな沢越えです
道々豊富な落ち葉です 帰りもすがすがしい歩きです
落ち葉で道は分からないくらいです 冬季閉鎖の渋沢小屋とお別れです
帰りもぶな林を楽しみながらです 落ち葉を踏みながら快適です
こんな素適な自然を歩けることに 幸せを感じながら歩きました
倒木のぶなが苔むしていました 青空も出ています
紅葉の最盛期は終わりましたが素適です この時期も良いですね 来て良かったです
満足の行く光景です ゆっくりゆっくり 楽しみながら歩きました
満足した散策登山も終わりに近くなりました 2時30分、登山口・小沢平到着です


小沢平〜渋沢大滝へのルート図です




   渋沢大滝は、尾瀬・三条ノ滝を眺めて尾瀬ヶ原に入る、福島県・桧枝岐の小沢平からです。

   私等は、魚沼市の銀山平から銀山湖畔を巡り通る352号線を走り、平ヶ岳の登山口、鷹ノ巣を
   過ぎて小沢平からでした。

   登山口からぶな林を歩き、渋沢小屋手前から右へは、三条の滝経由尾瀬ヶ原ですが、渋沢
   大滝は左に入り小屋の前を通りぬけ10分程で渋沢大滝と天神田代の分岐です。(標識なし)
   右に入りルートを歩くと、20分程で渋沢大滝に着きます。

   紅葉の最盛期は終えていましたが、大きなぶなや雑木の下のもみじや雑木はようやく秋の陽を
   もらって彩を添えてくれていました。

   途中、何回か沢を越え、山道を歩きながらの晩秋の一日、自然を満喫することが出来ました。
   静かなコース歩きが好きな人で、友達やグループで散策するのに良いコースと思いました。

   コバイモさん、さとやまさん、渋沢大滝とコースのご紹介ありがとうございました。
  
   登山を含めて山の楽しみ方に、時には素晴らしい自然を味わいながらの散策も、良いものだと
   思いました。

   平成5年、11月5日の同じ時期に、このコースから三条ノ滝経由、快晴の尾瀬ヶ原の草紅葉を
   見た時の思い出はしっかり残っているのですが、素適なぶな林と山道の様子の7割は消えてい
   ました。その頃は、三条ノ滝と尾瀬ヶ原へと、だだひたすらに登った年代ありました。

   今回は、ぶな林の素晴らしさを知り、楽しみながら歩く年代になったと思いながらの散策でした。

     
渋沢大滝まで環境省の上のガイドマップのコースタイムは、
      
登り、登山口ー1:10渋沢小屋ー0:30分岐−0:30渋沢大滝 計2:10 
         下り、
渋沢大滝ー0:20分岐−0:20渋沢小屋ー0:55登山口 計1:35
      
     
*今回私等のコースタイムは、登り.2時間16分 帰り.1時間55分でのんびり歩きの散策でした。
        マップの登りで渋沢小屋から次の分岐は少し余裕あるタイムです。マップ下山の渋沢大滝からの
        タイムは休憩少々のタイムとみました。脚力・体力度を勘案し、余裕を持って楽しい散策を勧めます。

        初めての人でも、少し足に自信のある人は、早い行動時間で、渋沢大滝を見て天神田代から
        三条ノ滝に出て迂回して下山するのもひとつの方法と思います。
        一泊すれば尾瀬ヶ原も散策出来るバラィテーに富んだコース歩きが楽しめると思いました。