1,917m 1,896m
11月3日(月)当初は、山形県の麻耶山に誘われていたが、天気が悪そうなので天気の良さ そうな方面ということで、那須連峰の三本槍岳に登る事にした。 今回のメンバーは私等の他6人であったが、5人の人とは初めての登山で、初対面の人も 混じっての登山であった。 車2台で、加茂を朝5時に出発し、福島県側の大峠林道登山口8時20分に到着する。 天気は、曇で肌寒い日であった。 駐車場からおよそ10分歩き林道終点少し先から左の登山道に入る。 最初は唐松林を歩いて三本槍岳を目指して沢状の登山道を登り、笹原を歩いて鏡沼に着く。 鏡沼から僅かな急登で主稜線への取り付く。展望の良い主稜線に上がり、少々キツイ勾配 の登山道もあるが、三本槍岳と大峠に迂回する分岐に着くと頂上は左側すぐ上に見えて来る。 私等と同じコースを歩いた人は、夫婦2人だけであったが、頂上には流石に沢山の人がいた。 それだけこのコースは裏コースと言った方が良いのかもしれない。一般的に那須町側からの 登山者が多く、その登山者が交互に頂上標識と背景を生かしながら記念写真を撮っていた。 頂上は風もあり寒い、私等も記念写真を撮り防寒をして時間の余裕もあることから予定外であ る朝日岳を目指すことにした。 清水平に下りて熊見曽根ピークを越え朝日岳に到着したが、途中の朝日岳・茶臼岳の山容と 稜線は見応えがある眺めである。当然振り返ると清水平と三本槍岳の山容も素晴らしい。 風が強く寒くなければ、周辺の景色を楽しみしながらゆっくり歩けたのだろうが、ガスも無く遠く の山並みも見える事で今回は了としたい。 熊見曽根ピーク下で風を避けて昼食を取る。時間の余裕もあったので、さらに熊見曽根から 隠居倉、そして三斗小屋温泉を経由し、四本の沢越えのアップダウンで大峠に着いて、出発し た駐車場に下った。 寒いくらいの気温であったこともあり、時折休憩を入れて順調に縦走する事が出来た。 また、長年の夢でもあった、朝日岳と三斗小屋温泉にも日帰り縦走で行くことが出来た事は、 予定外のコースの縦走となり、私にとっては幸いの三本槍岳の登山であった。 |
三本槍岳頂上 | 朝日岳頂上 | |
登頂日 2008年11月3日(金) 天気 曇 登頂者 私等他6名 今回のコースタイム 大峠林道駐車場8:29-登山口発8:40-9:20鏡沼9:28-稜線分岐9:45-大峠・頂上分岐10:13- 10:40三本槍岳10:45-清水平11:10-11:45朝日岳11:50-12:05熊見曽根(お昼)13:05- 13:25隠居倉13:31-三斗小屋温泉14:10-沢を4本越える-15:45大峠15:50-登山口駐車場16:26 |
2、林道終点先から左唐松林を歩きます | 1、大峠林道は昔、松川街道でした | |
4、鏡沼 | 3、笹原を過ぎると鏡沼です | |
6、稜線から見下ろした鏡沼とその周辺 | 5、鏡沼を過ぎて急勾配の稜線への登り | |
8、三本槍頂上が見えてきました | 7、朝日岳もくっきりと | |
10、ガレ場登りです | 9、左 三本槍ヶ岳 右 大峠分岐です | |
12、頂上からの茶臼岳と朝日岳です | 11、三本槍岳に到着しました | |
14、朝日岳頂付近からの右熊見曽根、左ピーク隠居倉です | 13、清水平です | |
16、三斗小屋温泉です。2軒が営業しています | 15、隠居倉下付近からの茶臼岳です | |
18、大黒屋旅館前も通りました |
17、煙草屋旅館前を通ります | |
三斗小屋温泉から大峠の標高差は少ないものの四本の沢越えは結構のアップダウンである。 紅葉で有名な那須連峰(高原)であるが、紅葉は、やはりシーズン狙いが良いと思った。 那須連峰の残り紅葉は、樹木種類も違うことから、先日歩いた尾瀬・渋沢大滝のような残り 紅葉を殆ど見ることが出来なかった。 |