川内山塊
銀次郎山
1,052m



  登頂日 2009年4月19日(日) 天気 晴 
   登頂者 黒崎山の会14名+私等夫婦=16名

    この日のコースタイム
     登り 悪場峠・発6:42−仏峠6:59−水無平7:10−焼峰ノ神7:44−8:34木六山8:47−10:08七郎平水場10:26
                                                   −前銀次郎山11:05−
銀次郎山・着11:20=(4時間38分)
     ご神体訪問時間
銀次郎山・発11:31−11:50ご神体12:01−銀次郎山・着12:25=(往復休憩含む54分)
     下り銀次郎山・発13:23−七郎平山14:00−14:06水場14:18−15:36木六山15:46−焼峰ノ神14:23
                                                        −水無平16:50−
悪場峠・着17:19=(3時間56分)





  4月19日(日)、黒崎山の会の会山行に同行させて貰いました。
  今回の銀次郎山ピストン縦走の目的は、この日のリーダー役を務めるいっちゃんの提案で、会の皆さんから一人
  でも多くの人に川内山塊の素晴らしさに触れて貰いたいという願いを込めた提案の会山行きであったようです。
  加えて銀次郎山の先にある男性のシンボルのご神体に対面も目的であったという。

  この日、木六山迄の登頂経験者は何人か居るが、銀次郎山迄足を延ばした会員はいっちゃんの他居ないようで、
  参加者も多いので同行を頼まれ、私等もこの時期に川内山塊を歩ける事は有難く同行させて貰った。

  幸い天気も一日晴れの予報で予報通り天候を心配することはまったくなかった。
  登山口の悪場峠に着くと、既に空きスペースの路肩には6〜7台の車が停まっていた。昨日今日は土日で、しかも
  何れも晴れのマークで、泊まりに山に入った人もあり、日帰りで山に入った人も居られた。

  今回、銀次郎山迄の計画であるが、体調に合せて無理をしないように、無理な人がいれば木六山か或いは行ける
  所をこの日の頂上とし、その際はいっちゃんが一緒にその人達と行動を共にする予定で16名が悪場峠を出発する。
  木六山迄は約1時間50分、16名のパーティーとしては順調な到着である。

  木六山から七郎平水場そして銀次郎山へは流石にアップダウン続きでペースが落ち加減になるが、イワウチワが
  登山道一面に続いて咲き、パーティーを癒し励ましてくれた。七郎平山残雪の急登を登り、七郎平水場で小休止を
  して七郎平の冷たい水を飲み一息を入れる。

  七郎平山の下はまだかなり雪があり、水場の取っ付きの急登ヶ所は雪が消え、要注意で夏道の稜線に上った。
  七郎平山周辺から雪がべったりで、トラバースして七郎平山先の稜線に出ると目指す銀次郎山が見えてきた。

  時々立ち休憩を入れて、川内山塊を眺め、歩きながら右には白山が後となり、粟ヶ岳が真横に見えるようになる。
  最後の前銀次郎山と銀次郎山の登りを一歩一歩登り、11時20分目標とした銀次郎山頂上に着いた。

  体調の課題を抱えていた人も合せて全員が銀次郎山の頂上に立つことが出来た。
  この事は、私は今日のパーティーの快挙であると思った。

  早速喜びの集合写真を撮り、もうひとつの目的である、希望者にてご神体まで往復する。疲れた体をご神体迄を
  往復するのはそれなりの体力を必要とするが、14名の人達がご神体に対面をして来た。

  再度頂上に上がり、お昼を少し過ぎたが、川内山塊を眺めながら昼食休憩とする。
  今日も5月並の陽気で汗して登った銀次郎山の山頂で、川内山塊の景色を眺めながら喉を潤すビールの美味しさ
  はこれに勝るものは無い程であった。

  山頂で過すこと凡そ1時間、13時23分下山する。下山は、高い山1,052mの銀次郎山から低い825mの木六山を
  目指すが、幾つかのアップダウンを繰り返すので健脚者は別として容易ではない。

  下山も時々立ち休憩と七郎平水場&木六山で小休止を入れながら下る。
  途中に、時折り吹き上げる春の風は、周辺の山々を眺めながら稜線を歩くパーティーには、一服の清涼剤となった。
  水無平に着くとカタクリは舞姫に変身し、山肌の木々は萌黄色となってパーティーの帰りを待っていてくれた。

  今回の銀次郎山登山は、予定タイムを少し越えたものの、励まし合いみんなで頑張り、目的を達成した登山は意義
  ある登山で参加者の思い出に残る登山になったのではと思った。

  私等の登山は、大半が二人で気ままに歩く登山だが、時には、ひたすら足の速い人に付いて行く登山もあります。
  今回の登山のように、まだ脚力を伴わない人達を気遣いパーティーを組んで歩く登山も立派な登山であります。
  私にとっては大変勉強になる同行登山でした。

  参加者の体調を気遣いながらリーダーを努めたいっちゃん及びサブリーダーの茶豆姉さんはじめ参加者のみなさん
  大変ご苦労様でした。

  お蔭様で私等も昨年に引き続き川内山塊の銀次郎山に行く事が出来ました。
  また、楽しく同行させて貰い、銀次郎山ピストン縦走登山のレポートを綴ることが出来た事に感謝致します。
 
 
  


登山仕度を終え出発前、リーダー(いっちゃん)の挨拶 6時42分、悪場峠を出発する
仏峠に差し掛かる 仏 峠
カタクリが群生する水無平に 朝でカタクリは開いていません
水無平は結構広いです 焼峰ノ神様の祠がある稜線に
木六山を目指します 木六山山頂付近の残雪です
山頂は雪がありません、ここで集合写真を 粟ヶ岳から白山の稜線が一望です
この辺は平か下りです、その分帰りはキツイです ぶな林も歩きます
両側一面イワウチワの花です イワウチワロードが延々と続きます
七郎平水場下から見下ろしました パーティーは立ち休憩です 順次急登を登っています
稜線手前は雪が消えつつあります、滑らないように! 七郎平水場に着きました
美味しい水を飲んで小休止です 撮るよう!こっちを向いて〜
七郎平山をトラバースし稜線に出ると目指す銀次郎山が見えます 前銀次郎の登りです
前銀次郎で一休みしました 最後の銀次郎山の登りです
銀次郎山、先行の登山者が見下ろしています 12時20分、銀次郎山に到着です
ご神体まで下りました。00さんトップで拝みました。ご利益間違いなし! 参拝者一同記念にパチリ
この先、もう40分程で銀太郎山ですが・・・引き返します 銀次郎山にて昼食です
川内山塊のふところ銀次郎山のひと時です 帰りに岩の上で記念撮影です
下山します。目指す前銀次郎山ですす 銀次郎山を下山です
七郎平の水場です、冷たくて美味しい水でした 七郎平山の急降下です
おや!誰!シリセードを始めました 七郎平山を下り終えました
平らな稜線で立ち休憩です アップダウンを繰り返し木六山に到着しました
木六山山頂にて 焼峰ノ神様にて、はい!ポーズ!
水無平に着きました 水無平の山肌は萌黄色でした
水無平を歩きます 朝、しぼんでいたカタクリは舞姫に変身!です
舞姫の出迎えと見送りです(間違わないでね、舞姫とはカタクリです) 悪場峠に着きました 銀次郎山登頂達成!バンザーイ!

権ノ神岳からの川内山塊の一部です。ご神体の位置は↓のもう3〜4mm右のピークと思われます


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