若葉の
宝蔵山
 897m



     登頂日 2009年4月20日(月) 天気 
     登頂者 波さん まこと
 
      この日のコースタイム
        中大谷登山口・8時30分−上高柳林道終点・9:51−頂上・11:00
        頂上・11:57−13:12・鉄塔・13:32−登山口・13:50

   三条の波さんから、会で宝蔵山に登りたいが登山口を教えて欲しいと一月前に電話があった。
   彼の山の会の宝蔵山登山は5月の半ばを予定しているというが、5月の中旬は恐らく山頂の雪も消えて雑木の葉
   も茂り頂上からの見通しが良くないのではと、出来れば残雪のある早いうちに案内するので是非一度登って欲しい
   と申し上げていた。

   その日が4月20日となり、3連続の山となるが宝蔵山はそうキツイ山ではないのでこの日に案内をさせて貰った。
   午前8時、七谷コミニティーセンターで待ち合わせて登山口に向かう。

   昨日、銀次郎山登山で登山靴が濡れたので陰干しをし、忘れないようにとその時は頭に入れたが一晩過ぎたら
   忘れて車で走り、待ち合わせ場所で気付いたがしょうがない。

   残雪は、前宝蔵下と山頂くらいだろうと思って、掃いてきたスニーカーで登ることにした。
   昨日の足の疲れもあり、スニーカーだと軽くて足が前に進むが、やはり坂が急になると何時ものようには行かない。
   もう尼池山の付近までは淡い新緑でつい一月半前に雪の宝蔵山を歩いたのが夢のように感じた。

   済みません、とろくてと波さんにお詫びしながら歩く。波さんとは、昨年の12月五頭山で30数年振りに会ってから
   2回目の再会であり、懐かしい頃の話をしながらのんびり登らせて貰った。
   途中、立ち休憩をして白山方向を眺めていると、10日前、鳴沢峰に出会ったばかりのNさんご夫婦が登って来られた。

   前宝蔵下の残雪ヶ所は、ベテランのNさんが歩かれた後でルート取りは、後を歩けば良いのだが、疲れもあり、残雪
   を伝ってアップダウンは極力避け、トラバースをして次の尾根に取り付こうとしたら藪で前に進める状況でなかった。
   一旦沢筋の正規ルートに降りて進み、少々時間のロスをしてしまった。

   11時に頂上に到着。頂上の標識は丁度残雪と同じ高さで頭を出していたので積雪は70cm位だろうか。
   頂上に着いて、粟ヶ岳を眺めながら二人で少し早い昼食とした。
 
   ゆっくり昼食タイムを取り、二人の山頂で記念の写真を撮って下山する。
   あちこちにタムシバが咲いて薄緑の新緑に白い色が一際彩を添え宝蔵山の春を実感しながら山を降りた。




中大谷登山道入り口 コバイモさんのブログで教わったキタコブシ
柿木平は新緑ロードに 山ノ神、カタクリも既に終っていた
上高柳からの林道終点と宝蔵山の登山口 イワウチワが所々に
広い山頂の稜線はやはりまだ残雪が多い 頂上に標識が少し頭を出していた
昼食後二人で記念の写真を! 途中20分休憩しのんびり登山を終えました