新緑の前光明山
万之助山
827m




  登頂日 4月30日(木) 天気 快晴
   登頂者 私等夫婦
    この日のコースタイム
      
登山口11:05−七曲峠12:29−山ノ神(光明山迄の5合目)13:13−分岐13:39−万之助山頂上13:40
     万之助山発14:24−登山口着16:00

  昨日の火打山登山の疲れもあるが、好天にじっとしていられなくて、比較的近くて久しく登っていない
  前光明山である万之助山に登る。

  何年か前に、この時期に光明山を目指したが、雪があって引き返した経験がある。
  途中残雪があっても、もし越せるのであればとアイゼンも用意して出かけた。

  今年は、雪が少なく危険の斜面に一部雪が残っていたが、越す事が出来たのでそのまま進んだ。
  まだその辺は芽吹きがなく、急傾斜は遥か下まで見えて、葉が茂った頃に登った時とはまったく様子が
  違っていた。

  岩場で足場の狭い七曲の切落ちた危険な斜面は、僅かと思っていたが前後も要注意でかなり長かった。
  当然残雪がこの斜面にある時は、登山を避けるのが常識であると私は思っている。

  この山は、残雪が無い時でも標高の割に危険ヶ所があるので、私は難易度は中級者以上であると判断
  している。

  この日は、疲れもありゆっくりペースで登ったが、標高の割に雪深い山でもあるので、登山口の芽吹き
  から、芽吹きがない中腹と変化に富んだ山である。
  そして、万之助山直前の稜線に出ると残雪が多く、この先は危険と思った。

  万之助山迄は普通は約2時間だが、この日は山菜や花を眺めたりしながらで約2時間30分を要した。
  私の記憶は悪い方で、今まで気付かなかった清水や七曲峠にご神体もある事に気付いた登山であった。




登山口に祠が祭られている 笠掘りダム駐車場下二曲がり左が登山口だ
杉林とぶなが同居する珍しい林があった 緑のトンネルをくぐり
途中沢に残雪が付いていた 危険ヶ所の七曲の一部
岩場でこんな所も 前方の山は芽吹き、この辺は芽吹き前である
清水のある所から粟ヶ岳の頭が少し見える 危険ヶ所が続く所の七曲峠のご神体
光明山迄5合目の山ノ神 支稜線に上がったら良い展望に
光明山への主稜線 守門岳の見える稜線に、タムシバとマンサクが咲いていた
光明山への分岐ここから残雪が、万之助山は左に1分だ この岩場をトラバースして前方の万之助山に
守門岳 360度展望出来る万之助山頂上、左粟ヶ岳、右矢筈岳
こんな所が多い山です 頂上でのんびりして下山です。前方は光明山への稜線
黄スミレ 春の花カタクリが
岩肌の稜線が続きます 下に笠掘りダム、上は粟ヶ岳
イワウチワ ショウジョウバカマ
右前方白い山は矢筈岳です 万之助山を振り返りました
途中のがば井戸ここに水芭蕉が咲きます 下のほうは萌黄色の芽吹きです
下山も危険斜面は要注意!疲れでバランスを崩さないようにして 水芭蕉はまだ芽を出したばかりでした
笠掘りダムからの烏帽子山です。ここも岩山でスリルがあります 登山口に着きました


2005年6月6日の光明山