2009年
飯豊連峰・合同保全作業
 その2


二日目



   二日目の朝を迎えました。大きなおまけ付きで素適なご来光を観れました。

   6時出発は40分ほど遅れましたが、みんな元気です。
   私は、登り下りに鍋とフライパン担ぎを担当しましたので、一番最後の方で出発させて貰いました。

   門内小屋の掃除を確認し、水を補給して後を追いました。
   青空で飯豊連峰を一望出来ました。快適に歩き作業現場に到着しました。

   すでに先発のみなさんは、石集め石積み水路の補強・ダムつくり等を黙々と作業をしていました。

   飯豊の登山道保全作業は、材料は原則現場調達で機械力でなく人間の手・人力で、自然を損ね
   ないようにが原則だそうです。

   水の流れは自然の法則を生かしてダムをつくり、土砂を堆積させる方法で登山道や植生を復元さ
   せる手法を取り入れています。参加者も慣れて手際よく作業をしていました。




門内小屋が朝を迎えました 東から太陽が登り始めました
雲間から揚がる太陽をアップ ご来光は何時も神々しいです
間もなく揚がります 北股岳の雲も山並みも幻想的です
朝食を終えて、さぁー、出発です! 雲も上がり青空です
稜線を歩いています 門内小屋を後にしました
頼母木山もはっきりです 作業現場について早速行動です
石集め石運び石積み作業です
水みちと登山道を分けたり一緒にしたりの作業です
やはり青空の下の作業は快適です 登山者が登ってきました。一部私等の予定外の所を歩きました
出来るだけ歩いて貰いたい方向に誘導する工夫を加えました
休憩です 思い思いにのんびりです
作業を終えて井上さんの案内で点検です コンサルタント、環境省の専門家からのアドバイスです
水の流れる水道と歩く道の整備を終えたら他の個所の植生のネットを張り巡らせます
手際よくネット張りも終えました
作業を終えて全員で記念写真です 下山途中余った袋で荒れの大きい所を再度ダムつくりしました
湯沢峰で休憩です 梶川尾根の急降下を慎重に!
後に下った11人で登山口にて、保全作業の終了です 隊長の井上さんを交え、有志にて天狗山荘で楽しく反省会です



参加者と一緒登れ作業が出来て良かったです。
荷物を担いでの登りはキツかったですが、
楽しく作業に参加する事が出来ました。
参加出来る健康に感謝!みなさんに感謝!です。

反省会で井上さんとの会話「宗教(神道)と山」、
面白く、且、興味を持って拝聴しました。

飯豊・朝日連峰に思いを寄せる井上さん、
人間・井上邦彦さんを垣間見る事が出来ました。

小国山岳会・高橋会長さん、入浴券を用意しての
お出迎え有難う御座いました。
小国は、自然も人間も豊かですね。


環境省の佐々木所長さん、何時も物静かでみんなと溶け合い
官民一体での取り組みは、小さな日本一ではないでしょうか。

加えて、表に出ない人達、自治体の支援等々、
これからのあるべき姿だと、今回も参加して思いました。

参加して何時も若く居ようと思っている私等夫婦は、
最高齢のようでした。山の無理は禁物と思っています。
迷惑を掛けずに何年続けるかな・・・・?ふと、思いました。

けど、何時までも若さを保ち、山は続けたいと思っています。


井上邦彦さんの関連記事に


第一日目に