‘09年9月20日、天狗の庭
飯豊連峰保全作業に参加
第三日目
9月21日(月) 晴 北俣岳・門内岳・扇の地神山・地神北峰〜丸森尾根を下る 今日は十分の睡眠を取る。4時頃になると小屋と泊まりの人達はあちこちで朝食と出発の準備を開始していた。 外は星空でご来光が見れそうで5時に小屋の外に出る。まだ真っ暗だが東の空が薄く明るくなっていた。 ご来光の昇る場所は分からない。梅花皮岳小屋は鞍部なので正面の梅花皮岳が大きく遮るように聳えている。 北股岳の中腹まで登りご来光を待ち、カメラに収める事が出来た。朝日の昇る光景は何時も神秘的である。 陽が昇リ始めると自然とご来光に向かって手を合わせ合掌する。 朝食を終え、小屋に溜まったごみの始末だ。缶ビールの空き缶が小屋の前に沢山出ていた。 早速、登山靴を履いてカンつぶしを手伝う。ダンボールやレトルト食品の空パックやごみを手分けをして背負う。 8:00、梅花皮小屋を出発する。いきなり登りの北俣岳をゆっくりゆっくり登る。北股岳に着くと10月1日から湯平 小屋から登るオオイン尾根からのルートが通行可能になるのでそれに先立ち、市役所の要請を受け下越山岳会 の笹川さんは下山禁止の看板の撤去、中村さんが通行止めのロープをはずす。 撤去した看板を手に北股岳山頂に居た人達全員で記念写真を撮る。登山者が待ちに待った湯ノ平温泉ルートの 解禁であり、記念すべき画像の一枚になると思った。 北股岳から、門内岳・胎内岳・扇の地紙山・地神山と飯豊連峰の北の主稜線歩きである。 紅葉が始まり青空の下、シャッターを何枚も何枚も切りながら、まさに飯豊連峰の満喫歩きであった。 地神山から丸森尾根に下りながら特に侵食された登山道の修復のため、ここにも小さな砂防ダムを造り、作業を 終えてお昼とした。 昼食を終えて急降下の続く丸森尾根を慎重に下る。 15:13分飯豊山荘前の登山口に着く、私にとっては3泊3日の有意義であり楽しめた飯豊保全作業の登山であり、 無事に終えることが出来た。 |
9月21日、飯豊連峰梅花皮小屋の夜明けです | ||
朝早いパーティーは行動開始です | ||
明るくなり梅花皮小屋が見えてきました | 出発前にビールのカンつぶしです。良く飲んだものだと感心! | |
作業隊も出発し、北俣を登ります | 北股岳頂上 | |
オオイン尾根、通行禁止の看板とロープをはずし北股岳頂上で記念写真 | ||
大日岳(右)〜左奥飯豊山と手前左から梅花皮岳〜御西への稜線 | 北股岳頂上出発前の作業隊 | |
これから歩く門内岳・扇の地紙山の稜線 | ぽつんと門内小屋が見えてきました | |
ギルダ原を歩く | 門内岳を登る | |
梅花皮岳&北股岳を振り返る | ||
門内小屋を通過する | 扇の地紙山西斜面は若い紅葉 | |
緩やかなアップダウンで快適な稜線歩きが続く | ||
のんびり休憩 | 丸森尾根を下る | |
頼母木山・大石山&奥正面が杁差岳 | 丸森尾根を下る作業隊 | |
紅葉と緑の調和が気持ちを和ませてくれる | ||
扇形の山容の扇の地紙山 | ||
丸森尾根の少ない緩やかな下り | 大きくえぐれた個所 | |
ザックを降ろして保全作業に入る前です | 早速作業開始 | |
いくつかの小ダムが完成 | みんなでダムの点検 | |
保全作業を終えて下山 | ||
夫婦清水で休憩 | 15:13分飯豊山荘前の登山口に到着 | |