鉾ヶ岳
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      登頂日 10月24日(土) 天気 
       登頂者 
私等夫婦
        今回のコースタイム

          島道鉱泉登山口9:22−9:40トラバース道−9:46尾根・沢分岐−10:04沢降り口
          −10:35
川渡り−12:06大沢岳鉾ヶ岳頂上12:22
           鉾ヶ岳頂上発12:54−13:04大沢岳−13:15金冠山−14:18溝尾・島道分岐
           
−14:33尾根・沢分岐14:33−島道登山口14:50


   先回登った鉾ヶ岳は、権現岳に登ると鉾ヶ岳から来たと言う夫婦に会い、車の鍵交換をお願いをした
   ら快く受けて貰い鉾ヶ岳を経由をして島道鉱泉に下山した。

   今回は、島道鉱泉から沢を横切るコースを登り、金冠山を経由して下山するコースを歩く事にした。
   沢を横切って登るコースは、沢筋はぬめりがありロープがあるものの滑りやすいのでやはり登りに使っ
   た方が安全であり、変化があって面白いコースと思った。

   時間が取れたら、一台の車を溝尾登山口に配車し、権現岳を登り鉾ヶ岳の頂きを踏んで金冠山経由
   溝尾登山口に降りた方が良いと思った。

   島道鉱泉に着くと一台の車が停まっていたので先行者が既に登った事になる。
   早速仕度をして看板のガイドマップを確かめて9時22分に歩き始める。

   昨日登った蒜場山の疲れが残り、足取りが少々重いがゆっくりと歩き始める。
   少し歩くと急登になるが20分ほどで水路が引かれた山肌を歩く登山道となる。

   少し進むとこれから登る大沢岳と鉾ヶ岳が見え尾根の分岐となるが、そのまま真っ直ぐ歩くと小さな沢
   に出て左が滝で右は切り落ちた滝状の沢である。

   さらに進むとロープを使って坂を登り、人工の洞窟を左に見て進むとロープを頼りに右の沢に降り向かい
   の急登の尾根に登る。

   登り切ると尾根に上がり、三重の滝の標識があり、向かいに三段になった滝が見える。
   標識を左に進路を取り進むと、川渡りで大きな水が流れていない沢を渡って急登の尾根登りとなる。

   この急登の尾根は、大沢岳まで途中休憩を一度入れて凡そ1時間15分程の時間を要した。
   急な登りは大沢岳のピークに辿り着くに、昨日の疲れもあり所々にあるロープのお蔭で腕の力が登り
   をカバーしてくれた。

   大沢岳から鉾ヶ岳までは16分で着いた。頂上には避難小屋があり、一人の男性と夫婦で登られた人
   とで3人が居られた。
   天気予報は快晴であったが、予報に反して曇空ではあったが見通しは良かったのが幸いである。

   頂上で30分ほど休憩をしてお昼を取り、避難小屋に置かれた登頂名簿に記録を記して下山する。
   曇のせいで紅葉の色は今一である。

   途中経由する垂直を思わせる岩山のピークの金冠山はスリリングで頂上からの眺めは抜群であった。

   金冠山の下山は、長いロープの連続の降下である。
   よってこの山の団体登山は私は控えた方が良いと思う。せいぜい数人のグループであれば待ち時間
   も少なく登り降りがスムースに進む事が出来る。

   8分ノ5の標識を終えると急降下とロープは一段落し、普通の山道となり、それぞれの分岐を確認をしな
   がら登山口の島道鉱泉に14時50分到着した。

   鉾ヶ岳登山を終え、次の頚城・駒ケ岳の登山口、三峡パーク駐車上へと車を走らせた。
   駒ケ岳登山口の駐車場に着いて周辺を散策していると、駒ケ岳登山口方面から夫婦の登山者が降り
   て来た。

   薄暗くなり始める5時は過ぎていたが声を掛けて様子を聞くと、朝8時30分に登り下山が5時過ぎ!?
   奥さんがロープや梯子の急登が得意ではないようで登りも下りも4時間掛かったとの事。

   相当苦労されて登り降りされたようだが、表情は明るかったので、満足の登山をされた事と思った。
   時間はともあれ、無事で楽しまれればその人のペースであるので良いのではと私は思っている。

   登山は、早い遅いは人それぞれ、「人は人、我は我れ」のペースで良いのではと思う。
   夕食を5時30分で始める。350ccの缶ビールを二本飲み、コンビにで買った弁当を食べて夕食とし、
   6時過ぎに眠りについた。




9:22分島道鉱泉登山口出発 18分登るとU字溝が蓋をした水路となり暫らく平らの道を歩く
高いピークが大沢岳?のようだ 溝尾コースの分岐だが直進する
小さな砂防ダム 砂防ダム左の滝
右に見下ろすと深い沢 暫らく進むとロープを使って尾根に
また平坦な登山道を歩く 左に洞窟が・・・?パイプが引かれていたが何だろう?
この標識を右の谷にロープを使って降りる 標識の先はこんな沢だが道は途切れる
谷を降りて 向かいは急登となる
登り切ると三重と滝の標識と向うに三段になった滝が見える 左に暫らく歩くと沢を越え
草状の沢筋を登ると もう一つの大きな沢、標識は川渡りだ
川渡りをして 尾根に取り付く
時々姿を現す稜線を見ながら 雑木が紅葉した急登の尾根を登る
さらに急登を一歩一歩登ります 風をよけ平でピークが見える所で食料補給休憩をしました
溝尾尾根ルートの金冠山です その稜線のピークが大沢岳でもう少しです
12:06分大沢岳に着きました 大沢岳から鉾ヶ岳を目指します
この看板に励まされ最後のひと登りです 12:22分、一等三角点&避難小屋のある鉾ヶ岳頂上に到着しました
頂上で30分休憩し、12:54分に下山です 大沢岳を下る稜線から権現岳
ぽっこりの金冠山 金冠山に登ります
手前も危険ヶ所です 13:15分、金冠山頂上です
左鉾ヶ岳、右大沢岳 右鉾ヶ岳、左権現岳
大沢岳と登りの稜線 急降下の金冠山を下ります
さらに下にはロープが続きます この標識で急降下は終わりました
ぶな林も通り抜けて 14:18分、溝尾&島道の分岐です
思ったより急な下りを15分で分岐です 14:50分、島道鉱泉登山口に着きました