粟ヶ岳

1292.7m

登った山 粟ヶ岳 
 歩いたコース
  加茂水源地登山口−三合目−大栃平−鎖場-避難小屋-頂上(三条五百川に下山)
  -馬の背−粟薬師−五百川駐車場


 コースの概況
  2合目付近は芽吹きでタムシバやオオカメノキの花が咲き粟ヶ岳にみも春が訪れていた。
  4合目下付近から雪が出てくる。
 

  鎖場と6合目の粟庭には雪がなく小屋周辺には沢山の雪。
  北峰の登山道の登りは残雪が中途半端で歩き難い。

  北峰から頂上までは流石に雪が多く風も冷たくフリースを着込む。
  頂上も曇りで寒かった。山頂で与板の方から誘われ五百川側に下山する。
  馬の背は危険の状態でなかったがこれからの雪解けでどう変化するだろうか。


標 高 1,292,7m
登頂日 2010年4月24日(土)
登山口 加茂市水源地(下山三条)
天 気 曇り後晴
登頂者 私等夫婦下山時6人で
山の位置 新潟県加茂市&三条市




    朝はお日様が出ていたが、粟ヶ岳は大きな雲の帽子をかぶってしまった。
    登り途中で会った人は、小屋に居た人も含めると5人、頂上に登った人は二人のようで私等が頂上に
    着くと五百川から登った4人の人が一本岳から引き換えして来た。

    一人の女性Mさんは、与板のobake隊長さんが所属するクラブで3回ほど山にご一緒させて貰った
    人であり、他3人の男性は初対面であったが同じ会のメンバーとの事。

    4人で粟ヶ岳から白根山の縦走を試みたが一本岳周辺のデフリがあり危険で断念して戻ったと言う。
    ザイルも持参したが危ないから戻るという決断に感心する。
    当たり前の事と思うが、経験と知識が戻る決断をさせたのだと思うと心の中で賛意と敬意を表した。

    そして私等にも登山口まで送ると、三条・五百川登山口に降りないかと誘われたので遠慮なく下山は
    ご一緒させて貰う。

    お昼は粟薬師で一緒に楽しく取らせて貰った。
    天気も回復が遅くようやく青空が広がり始め、風は少しあるもののゆっくりの昼食が出来た。

    振り返ると、粟ヶ岳には何十年と登るが、何時もピストン登山で周回するのは今回が初めてであり、
    思いがけずに粟ヶ岳を周回する事が出来た。

    今日の粟ヶ岳登山は、体調が思わしくない状態であったのでゆっくりペースで登った。
    その分、殆ど休憩は入れずに山頂を目指したが、粟ヶ岳の周回登山が出来て満足であった。



粟ヶ岳加茂水源地から1合目〜頂上までの画像とタイム
見る方向は左から右へ
第二水源地堰堤を渡り登山者カードを記入して 水源地左岸を2分程歩く 1合目登山口に
シュンランが可愛く頭を擡げて歓迎 オオカメノキの花 爽やかな新緑
タムシバも咲き出した タムシバと新緑の季節の始まり! 2合目=18分
地元山岳会にて整備された登山道 梯子を二つ登ると 3合目のベンチ=38分
途中にカタクリの花 三本ぶな=53分 4合目=1時間1分
大栃平に見晴らし良好 大栃平のベンチ=1時間10分 可憐に咲いていたイワウチワ
5合目=1時間19分 3連続の梯子を登り、梯子登り終えての残雪注意! 4つ目の梯子を登り終えると鎖場に
鎖馬は足場を確認して鎖かロープに掴まえて 鎖場の上が900m地点 粟庭のピークが6合目=1時間46分
6合目標識は落雷で右に移動、休憩場に良好!
粟庭ピーク正面のピークを右に捲く、数年前は直登! 巻き道に残雪、右下は絶壁で要注意! 二つの梯子を越えて砥沢のピークの尾根に取り付く
7合目砥沢のピークの急尾根、途中右に水場 砥沢の小屋が見えて来た。右に粟ヶ岳頂上 砥沢の峰より宝蔵山&白山
残雪の北峰を目指して 北峰と中峰 登山道の尾根は歩き難い、要注意!
8合目=2時間40分 北峰はもう少しだ 北峰に
北峰より権ノ神岳 北峰〜中峰に 目前の中峰と粟ヶ岳
中峰を過ぎて粟ヶ岳に向う 中峰・北峰を振り返る。右権ノ神岳 粟ヶ岳頂上
頂上の様子 三条側に下山 与板のクラブのみなさんと一緒に
午の背を渡る 粟ヶ岳と午の背を振り返る 粟ヶ岳と中峰
分岐 粟薬師 出発前に粟薬師避難小屋の前で
ぶな林を下る イワナシの花が ようやく沢筋の緩やかに登山道に
沢の音を聞きながらしばらく歩く 駐車場に到着 粟ヶ岳を振り返り舗場整備を終えた道路を歩く


粟ヶ岳の山開きは加茂側は4月29日で三条側は5月5日です。
この日の残雪状況からして、加茂側は5合目から
4つの梯子上ヶ所始め残雪の登山道は要注意!
三条側は午の背の雪の付き具合により要注意!


この日のコースタイム
    登 り 時 間    下 り 時 間
 登山口1合目 9:16  頂上発   12:47
 2合目 9:32  午の背 13:03
 3合目 9:54  途中休憩 5分
 三本ぶな 10:09  分 岐 13:58
 4合目 10:17  粟薬師着 14:06
 大栃平 10:26  粟薬師発 15:00
 5合目 10:35  五百川駐車場 15:55
 鎖 場 10:56
 登りの8合目前後は残雪が少
 なく歩き難い状態。
 全体的に今回のタイムは一般
 的なタイムと考える。

 下りの時間はメンバーは足が
 早いので目安としての参考に。


 2010年4月9日、三条側から
 のコースタイムは頂上迄休憩
 を含み3時間58分を要した。

 6合目粟庭の頭 11:02
 7合目避難小屋 11:24
 8合目 11:56
 北 峰 12:11
 9合目 12:13
 中 峰 12:20
 頂上着 12:33
登り時間 3時間17分 下り時間(休除) 1時間59分