深田久弥、終えんの山
茅ヶ岳
1703.5m




   帰りに何処の山に登ろうかと思案する。
   幾つか曽根さんが帰りの立ち寄る山の候補を選んでくれた。
   そのひとつが一番インターに近い茅ヶ岳であったのでこの山を選ぶ。

   5年前に百名山を終えているが、深田久弥が最後の山となった茅ヶ岳はまだ訪ねていない事
   もあったのでこの機会はチャンスとも思った。

   韮崎インターを降りて方向を聞いたら今の道をそのまま進めと教えて貰った。

   即ち、韮崎インターを降りたら右折、その道を一直線に進み、道路巾が狭くなると左に登山口の
   大きな駐車場があり、ここが茅ヶ岳の登山口である。





登った山 茅ヶ岳 
 歩いたコース
    韮崎市穂坂柳平、深田久弥記念公園手前から山梨百名山の
    ガイドブックにより登る。
    下山は、千本桜・尾根コースを降りる


 コースの概況
    所用時間の約半分は緩い道で女岩まで続く、女岩から急登を
    九十九折で登り尾根に出ると山頂近くは岩の登りとなる。
    下山はピストンより、変化があり楽しく優しい尾根下りを勧める。


標 高 ,703.5m
登頂日   2010年11月30日(火)
登山口   山梨県韮崎市穂坂柳平
天 気         晴
登頂者 私等夫婦
山の位置  山梨県甲斐市&北杜市







 駐車場は大きく水洗トイレも設置されている。
 早速仕度を終えて

 
10時52分、駐車場を出発する。
 登山道はこの標識の背後の林道から入る。



 林道に入るとすぐこの標識が出てくる。
 林道をそのまま2分歩くと・・・とすぐに、



 茅ヶ岳登山口で登山者カードの箱が設置
 された標識を右に登る。



 緩やかで歩きやすい登山道を歩く。



 すっかり葉が落ちて一面の落葉の登山道
 となっていた。



 10分程歩くと林道に出てすぐ先の登山道
 を歩く。



 ここも緩やかな登山道が続く。



 緩やかなやや沢状の登山道で、「後5分で
 冷たい水」の標識が出てくる。



 一面の岩、
 
11時42分、女岩に到着。



 岩筋から福流水が流れ落ちてトヨに水が
 落ちて手元にコップが置かれていた。

 せっかくなので、冷たい水をコップの半分位
 入れて飲んだ。



 女岩から右にトラバースして左に登る。
 登りは急なので九十九折の登りが続く。



 腰を降ろして頂上までの距離を確認する。


 稜線に出る。
 方向を変えて左の尾根に登る。



 尾根筋を少し登ると・・・


 
12時17分、深田久弥が最後となった、
 終焉の碑に着いた。

 合掌・お参りをして頂上を目指す。

 「百の頂に百の喜びあり」と詠んだ深田久弥
 の言葉は心を打つ言葉である。

 ここから岩状の急登が続くのでゆっくりと・・・


 12時32分
 1時間40分で茅ヶ岳頂上に到着する。

 頂上は霜柱が解けて緩んでいた。
 後方には稜線続きの金ヶ岳と遠くに
 南アルプスが白く輝いていた。

 駐車場には5〜6台の車が停まっていたが、
 3人のパーティーを越し、下山には2パーティー
 と会ったが、他の人は金ヶ岳を廻ったのだろうか
 姿は見えなかった。


 遠くは八ヶ岳か?
 反対側の富士山を見る事は出来なかった。

 10分程誰も居ない頂上で展望を眺めて
 お昼は過ぎたが下山することにした。


 下山は、時間も遅いので登って来た右手に
 千本桜・尾根道の標識方向に下山する。



 新潟地方はの宿り木は高い所にあるが、
 茅ヶ岳の宿り木は低い雑木に宿っていた。

 何故だろう?雪の量なのかな・・・?

 途中千本桜下山路を右に見て左の尾根道
 に折れる。



 所々岩をぬって歩いたが、だんだん尾根が
 広くなり歩きやすい。



 大きな岩もあり、変化もあるので楽しみ
 ながらの下山である。


 変化の無い尾根下りはつまらないが、
 このコースの尾根下りは景観も変わり
 楽しく下る事が出来た。



 ここから左に折れる・・・と


 とすぐに林道に出る。
 そして、林道を左に歩くと・・・


 登った時のコースが林j道右側に見えるので
 間違う心配はない。

 他のコースの様子は分らないが、単独か
 車一台のメンバー登頂で、同じ道を引き返す
 のであれば、下りはこのコースをお勧めする。


 登って来た緩やかな登山道を歩くと登った
 登山口に出る。

 右に少し林道を歩くと深田久弥記念公園に
 出るので訪ねてみても良い。

 登山口から左に歩くと2分で駐車場に着く。

 下山は、1時間13分で駐車場に着いた。


深田記念公園