=剣岳の雄姿を観ながら大日岳に=


2006年8月4日(金) 晴 

立山駅から始発の朝6時1番は既に行列で無理、6時30分3番目のケーブルカーに乗る。

今日は9時間半の縦走登山なので少しでも時間の余裕が欲しいところだが止むを得ない。

   下山をし、称名滝の最終バスは5時15分、この時間に間に合うよう頑張らなければならない

ケーブル、バスと乗継いで室堂ターミナルに着き、登山口に雷鳥沢に向かう。

室堂平より、目指す右・奥大日岳、左・大日岳


  みくりヶ池に映る奥大日岳


    
雷鳥沢8時25分出発

       雷鳥平より登山開始、途中雪渓の冷たい水をたっぷり補給して歩く
比較的トラバース気味の登山道が続く


奥大日岳へ

室堂・雷鳥平、雄山、浄土山が遥かに、素晴らしいロケーションを目に
そして時々吹き上げる爽やかな風を体に受けて歩く、これが夏山登山の魅力だ!



室堂乗越を過ぎしばらく歩くと剣岳が見え始める
この辺から剣岳を前に横にみながら歩く

  
奥大日岳近い、登山路脇のお花畑


奥大日岳からの剣岳


剣岳をカメラに収めながら10時10分奥大日岳に到着

コースタイム内で到着したので後は大日岳までの体力はどうだろうか
奥大日岳からの剣岳眺望はここが一番近そうだ 



大日岳へ 10時25分

15分休憩し大日岳へ向う、思った以上の急降下である
よってそれだけ登ることになる。途中小休止を入れて
 水と食料を補給し大日岳を目指す。 
    
小さな池糖が



急登を終えると剣岳を後に今度は大日岳を前に歩く
    なだらかな道になりチングルマの群生も見られた。 
 
風景も今までと違って疲れを感じさせない、
ここも素晴らしいロケーションだ!木道も出てきた。

目指す大日岳


途中の「七福園」も見事な自然庭園であった。


しばらく歩くと下に大日小屋が見えてきた。
大日小屋と大日岳


大日平小屋到着 12時00分

予定より早く小屋に着いた。
順調である疲れも感じない早速ザックを置いて山頂へ、

  大日小屋前にて 


山頂は15分で到着、早い!

待望の大日岳山頂からの眺望だ!


剣岳は雲が取れたりかかったりである。


10分ほど頂上での夏山を満喫し小屋へ戻る。12時35分

今日の登山の目安が付いたので、ビールとカップラーメンを
買って昼食休憩、ビールとカップラーメンの味は格別であった!

大日岳山頂から小屋を見下ろす。


称名滝へ下山 1時15分

昼食休憩をたっぷり取って下山開始、なかなかの急降下、
しかも石がゴロゴロの下山路、30分ほど下ると沢に出た。

ここで冷たい水をいっぱい飲んで長丁場に備える。


何回か渡渉し大日平の木道に、ここはピッチを上げ大日平小屋に

下山途中右足にテーピングをしたのをここで張り直して歩き出す。

大日平



木道が終わるとかなりの急降下が続く、慎重に滑らないように下る。

沢の音が聞こえてきたが無視!音が聞こえてから下山まで相当あるのが常だからだ。

下山路が少し緩くなってきて30分ほどで舗装道路に出て下山終了。
ほっとした瞬間でもある。

 4時30分 思ったより早い3時間15分で下山する事が出来た。

バス時間は十分の余裕、ゆっくりバス停まで歩き大日岳登山は無事終了。

縦走時間約8時間、体調も順調にて予定より速く縦走出来た。

3日間の夏山登山は晴天にも恵まれ満足!


おわり