飯豊連峰
大石山・鉾立峰




   登頂日 2011年6月15日(水) 天気 晴/曇
   登頂者 
私等夫婦

飯豊連峰の稜線に上がるに足の松尾根コースが一番短時間に登れるコースです。
比較的順調に大石山迄到着する事が出来たが、残念至極な事は、虎の子であるデジカメを家に忘れ画質の
悪い携帯カメラで撮らざるを得ませんでした。

大石山で小休憩をして杁差岳を目指して歩き、イチゲの花を始めシラネアオイ、ハクサンチドリ、ウズラチドリ、
イワカガミ、キバナ等々鑑賞しながら進み、急登の鉾立峰に到着しました。

朝、早かったのでガス切れ(空腹)状態であり、杁差岳側に降りて風を避けて昼食とする。
今日の天気予報は快晴だが、山は雲で陽が遮られ風もあり半袖では寒くて長袖をザックから取り出して着込
んでお昼としました。

大石山に着いた時から雲行きがおかしく、お昼を食べていると杁差岳に雲が掛かり始めた。
今日は、花の鑑賞が目的なので杁差岳は諦めて頼母木山方面のイチゲの群落を観て帰ることにして鉾立峰
を降り、花を鑑賞し携帯カメラに収めながら大石山周辺でのんびりする。

私等二人は、登山靴が古くなり新しく替えたばかりで靴で足が締め付けらていたので、靴を脱いで足を休ませ
て下山に掛かりました。

登りは感じなかったが、靴のせいか疲れか下山は何かぎこちない状態で降りした。
しかも急降下で松の根だらけが続き尾根も比較的狭く、若い時と違って身のこなしも鈍くなり注意をして下る。
やはり、飯豊は飯豊で急登であり簡単ではないと再認識しながら事無きを目標に慎重に下りました。

途中1リットルずつ用意した水が僅かとなったので、水場往復15分と記された水場に降りて見ました。
急降下の水場に向かうと予想はしたが、沢筋には残雪が詰まり水場に降りるのは滑落する危険の状態でした。
体力の温存と時間の節約を考えると、残雪が消えても少し余分の水を用意した方が無難に思いました。

登山口に着くと、下山時間は登りと変わらない時間であり、明日も山仲間とこのコースをと思いましたが家に
帰り、連日の飯豊は出来そうもなく、いずれご一緒させて欲しいとに電話で状況報告をさせて貰いました。


                                                     
                                                この日のコースタイム

登り 下り
箇所 時間 箇所 時間
登山口 6:40 鉾立峰 10:48
姫子の峰 7:24-7:29 鉾立峰-大石山
-頼母小屋方面散策
滝見場
栄三ノ峰
8:02 大石山 12:17
ヒドノ峰 8:27 水場 13:13-35
イチジ峰 8:57-9:15 滝見場 13:50
西ノ峰 9:39 姫子の峰 14:28
-14:38
大石山 9;44-951 登山口 15:13
鉾立峰 10:28
*奥胎内ホテルから登山口迄徒歩約45分前後
*今年7月2日からのシャトルバス運行計画



堂々の鉾立峰 近くなった大石山
イチゲと扇の地紙山 鉾立峰の稜線とイチゲ
鉾立峰と杁差岳を眺める 山肌に群生するイチゲ(鉾立側)
頼母木小屋方面からの鉾立と杁差岳 頼母木小屋方面のイチゲの群落
イチゲの群落を眺める 頼母木山方面、手前がイチゲの群落



大石山迄は青空が広がっていましたが、大石山に着くと雲が多くなりました。
画像は小さいですが何とか見る事が出来たようです。

一昨年、2009年6月9日、頼母木山小屋に泊まり
翌日杁差岳に登った時の様子です。

ここをクリックしてご覧ください