2012年正月の
猿毛岳


1月1日(日)朝食を終えて倅と病院に出掛ける。

12月30日、先生から手術後意外と早く言語障害が出たと言われ
輸血と治療を施しての二日後の元旦。

心配した言語障害は治療の効果で記憶をしっかり言葉にする。
大きな障害の山は越えたのかな?と・・・

病気発症から手術と心配を重ねた日々、
この日は今までになく気持ちが晴れやかであった。

何時もの年だと弥彦山に初詣の登山をするのだが、
今年はそこまでの気持にはならなかった。

帰りは雪も止み山並みも見えたのでお昼を過ぎたが猿毛岳に登る。

よって今年は猿毛集落の日吉神社が初詣となった



昨年の暮は寒い日が多く雪も比較的早く降ったが
元旦の猿毛岳山頂は思った程雪の量は多くなかった。



会の皆川さんが猿毛岳地図を作成し立ててくれて有り難う! 何時も撮るNO’6の標識、時間と積雪量の様子が分かる
山頂では、ベンチが出ていた 粟ヶ岳の全容を見る事が出来た


かよこの調子もまずまずになり気持ちも晴れやかに
猿毛岳に登り、発病以来初めて気分良く元旦を過ごす事が出来た。









1月3日、孫達と
猿毛岳


昨年の夏休みに孫達は北海道最高峰の旭岳に登りました。
今年の山は母親の故郷である猿毛岳の冬山登山。

北海道の夏休みは短いですが冬休みは長く1月17日迄休みです。

今回は病気の祖母・かよこを励ますと同時に
新潟の母親のふる里で
餅つきと里山ですが冬の猿毛岳に登る事が出来ました。

これも猿毛小屋があるので、猿毛小屋でのひと時も
思い出の体験になると思っての登山です。

新潟で自力の山登りは二人とも初めてでした。

登りは45分、下りは28分でしたので雪山としては
スムースに登れたと思います。




12時15分、登山開始! 急登の竹林と杉林を過ぎ稜線に出るとガスが掛り始めました
小雪もチラつき始めましたが、元気で登ります(長女小3) 長靴に雪が入るのを気にしながら次女(小1)も元気に
頂上は元旦と雪の量は変わりませんがホワイトアウトです 13時小屋に到着しました
薪をストーブに入れて火吹き竹で火を燃やして・・・ 昨年30日、実家・田上でついた餅を焼いて
持参のおにぎりも食べました 食べ終えて外に出るとガスは晴れていました
粟ヶ岳の中腹から雲に掛っています 下山をすると青空も多くなっていました


この時期北海道のオホーツク沿岸でも1m位の積雪です。
気温は低くこの時期殆ど毎日が氷点下ですが、
孫達は新潟の冬を体験する事が出来ました。

来る時の26日は北海道は大雪で高速道路は交通止め、
27日朝フェリーに乗り28日の早朝新潟港に着きました。

帰りは1月15日新潟飛行場から千歳行きの飛行機でしたが、
これまた、予想に反して新潟も雪で千歳行きは1時間遅れで
千歳に飛び立ちました。



新潟飛行場国内便乗り場から 千歳行きの飛行機に乗る頃、雪が降り出しました 飛行場は真っ白になりました



この後の新潟飛行場の飛行機便は運行停止となりました。

間・一発!快晴の千歳空港に到着し旭川まで迎えに来た
パパの車で約3時間、旭川で買い物や夕食を食べて
夜9時に枝幸町の家に着きました。


来る時も帰りも交通機関はスムースではありませんでしたが
千歳に着いてからは、予定通り旭川まで、そして自宅に着きました。

3学期の始業式は18日で一日余裕を持っての登校でし
た。

1月の山登りはいずれも猿毛岳でこの2回だけで、
考えると倅と娘&孫達のお蔭と思いました。