2012年初の
粟ヶ岳


2012年4月25日(水) 晴

残雪期には一度は登ってみたい粟ヶ岳です。

同行のカワセさんと午前7時30分第1水源地駐車場に待ち合わせる。

除雪がされ第2水源地迄車が入る事が出来た。

かなり気温が温かく3合目迄ゆっくり登るが、
汗が滴り体も重く動きが悪いので今日は頂上迄は無理と思った。

カワセさんにはお互いマイペースで歩こうと先に進む事をお願いし、
取り敢えず大栃平まで頑張ろうとゆっくりと登る。

大雪で残雪がかなり残っている。

大栃平まで来ると汗はビッショリで鉢巻のタオルを絞ると
濡れタオルを絞るように汗が流れ落ちた。

大汗を掻いたら体が楽になり足が前に出るようになる。


粟ヶ岳の山開きが4月29日。

残雪が多いが暖かい日が連日続き雪の状況も変化する!
加茂山岳会のみなさんがザイルを下げて対策をされていた。

6合目先の鞍部に降りて7合目に登りトラバースする所に
残雪が残っていたのでこの個所の注意が必要と思った。

山開きに参加するに参考になればと、画像と合わせてコメントをしてみた。



一合目登山口手前に若干残雪が残っていたので、手前の沢左から登る。7時39分
29日当日は、通常登山口から登れる状況になると思う。
2合目までは残雪は無し、3合目迄は所々、画像は3合目直下の残雪 8時13分 3合目休憩所は残雪は無い、3合目からの袴越山はぼんやり
3合目を出発する 3本ぶな付近、この上から残雪が大栃平迄付いていた
4合目 大栃平のベンチが半分出ていた 8時51分
大栃平を少しの下りを歩く 可憐に咲いていたイワウチワ花は何時も気持ちが和みます
5合目標識付近は残雪なし 5合目先の平坦な尾根
急登部の梯子 鎖場手前
鎖場を登る 9時24分 粟ヶ岳 三峰はぼんやり
6合目から砥沢を眺める、6合目直下の尾根筋は夏道を歩く トラバースをする注意ヶ所、ザイルが下がっていたので手直しをする
ザイルをたぐってこの箇所ザイルに掴まり滑落防止に・・・
砥沢の稜線に上がるこの箇所から左の梯子は雪なし、
29日は夏道が露出と思われる
要注意ヶ所から砥沢の稜線に取付いて進む、だんだん青空が広がる
砥沢の峰が近くなると尾根も広くなり、息は切れるが快適な残雪歩きとなる 小屋直下は夏道
小屋が見えて来ました 小屋着:10時、付近は残雪が多く、残雪を楽しめます
小屋から山頂を目指します
雪が落ちて所々は夏道 砥沢の峰を振り返りました
8合目前後は夏道、9合目迄はほぼ夏道 8合目から三条・下田側から登る尾根を眺める
北峰から先日22日に登った権ノ神岳、その左には宝蔵山と白山
10時38分 北峰から中峰とその先に粟ヶ岳山頂 中峰から粟ヶ岳山頂と左に一本岳
途中北側にずれ落ちた大きなクレパスを眺める
10時56分、今年初めての粟ヶ岳山頂に! 一本岳と川内山塊
山頂の残雪にて記念写真、(ここは雪が解けると崖斜面となる)
頂上の様子 権ノ神岳と白山
中峰のクレパス
北峰を降りて砥沢(小屋)に向かう
粟ヶ岳を振り返る 砥沢の小屋に到着
青空となり、手前は権ノ神岳の長坂とまだ白い宝蔵山&白山
6合目から粟ヶ岳を眺める
鎖場を降りて 大栃平から粟ヶ岳を振り返る
気温も上がり温かさで2合目付近のぶなの新緑が一層増したようだ!
登りに気がつかなかったタムシバの花も咲いていた 無事下山



粟ヶ岳の山開きは4月29日、当日は登山口の安全祈願をしてから
登山開始ですが、いよいよ春山シーズンの開幕ですね!

加茂山岳会も日頃安全対策と要注意ヶ所のロープを
張ったり登山道の整備を献身的に行ってくれています。

山開きに参加されるみなさん、そしてこれからも粟ヶ岳登山を
目指す方々にとって、安全で楽しい山登りが出来る事を期待します。