頼母木山
1,730m





登頂日、20012年5月17日(木) 気 曇一時雨

メンバーは、メグさん、いっちゃん、ナシモト、カワセ、イカラシ、アベ、まことの7人。

いっちゃんをリーダーに、私がサブを引き受け残雪の頼母木山を目指す。

一昨日迄の天気予報はお日様マークの連続から正午と3時の晴マークに変化
夕方から崩れる予報となるが、山の天気は分からない。

コースタイム

登山開始・6:50=十文字池・7:50=西俣ノ峰・8:40
=枯松峰・9:38=三匹穴・10:47=頼母木山・12:05

   登り総タイム、5時間15分(プラス20分) 
  下山総タイム、3時間30分(プラス20分)
    * プラス時間は梅花皮荘から登山口迄の時間




コースは夏道・残雪・藪漕と変化に富み、
合わせて天気も変化!


初対面者もあり自己紹介をして梅花皮荘前を出発する 前方に飯豊連峰が薄っすら、頼母木山方向を指す
やがてこの先から登り急登が始ります 急登を終え稜線に
シャクナゲの花が 十文字池を歩く
急登の西俣ノ峰を目指します 西俣ノ峰、向こうに枯松山
西俣ノ峰にて朳差岳をバックに 夏道を歩きます
朳差岳を横に見ながら 枯松峰の登り
枯松峰は小休止をして 三匹穴を目指します
今回は何ヶ所か夏道を使って三匹穴に到着、10分休憩 頼母木山を目指しますが、雲は依然としてどんよりです。
頼母木平、風が強くなり雨も落ちました 頼母木山直前の背丈を超える藪漕ぎでようやく姿が見えました。
頼母木山山頂に到着 記念写真を撮って


天気は一転、荒れる!


頂上に着く頃は雨も止み曇り空だったが天気予報を信じ、
青空が出て来る事を期待しながら、風の無い昼食場所を選定。

頑張って頼母木山に登った喜びを分かち合いながらお昼とする。

食事中に胎内側から急にガスが湧き出すと、
瞬く間に頼母木山はガスに覆われ雨が降り出しました。

予期せぬ天候の急変!です。

急いで下山の仕度をしました。

フォワイトアウトで三匹穴への方向確認は難しい状態になりました。

一瞬、頼母木小屋への避難を考えたが、しっかりトレースを辿ればと
山頂から直に藪漕ぎをして残雪に出ると幸いトレースが見えました。

慌てずに急いで!

全員藪の通り抜けを確認!登って来たトレースをしっかり見ながら、
隊列を組み三匹穴を目指して下山を開始する!


楽しいお昼。ここまでは良かったのですが・・・ 高度を下げると三匹穴方向も見え始めましたが雨は止みません。
大ドミ迄一気に550m降りる事40分、もう大丈夫!休憩を取り一息入れる、 天気は回復し、西俣ノ峰で余裕のコーヒータイム。
山頂での画像は撮れませんでしたが、幻想的な飯豊連峰の出現です
飯豊連峰の山並、遠くに御西岳、扇の地紙、地神山、
いっちゃんとメグさんのツウショット 全員無事下山
雪融け後からカタクリと水芭蕉 可憐に咲いたフキノトウ
薄っすらと見える飯豊連峰を後ろに・・・
駐車場に着き、リーダーのいっちゃんから「ご苦労さん」と労いの挨拶の後
ひとり一人、感想を頂き、変化に富んだ頼母木山登山の終了です。




今冬は大雪でしたが、5月も中旬になると流石に雪の量も減少します。

私はこのルートは3回目の歩きでしたが、雪消えで残雪を踏んだり
夏道に戻ったりする回数が今回が一番多かったです。

三匹穴下は残雪は残っていましたが、
雪消えにより途中から三匹穴直前まで夏道を歩いて登りました。

どのコースも同じですが残雪は日々消えコースも変化します。

合わせて参加者は天候の急変にも対応出来る装備と心構えも
持ち合わせたメンバーで、全員無事、頼母木山登山を終える事が出来ました。