白砂山
2139.7m


昨日の稲包山登頂を終えて白砂山登山口である野反湖湖畔に着き
キャンプ場でテントを張る。

久し振りの湖畔でのテント生活、稲包山登山を終え
ビールで喉を潤しながら湖畔で暮れ行く風景を味わうのは格別である。

明けて朝4時に目を覚まし空を見上げると
今日も天気が良さそうだが、昨日より雲が多い。

降らなければ山は登り易いが降る気配のない空模様だ。

早速朝食の支度をして昨日同様湖畔のベンチで食事を取り、
テントを撤収して車に積み近くの登山口に向かう。


標 高 2139.7m

  コースの様子
   13年前に訪ねた事がある白砂山。
    易しい山だと聞かされて、すっかり信用して地図も持たずに1時間くらいで山頂に着けると
    思って登ったが、行けども山頂が遠く途中撤退した。(出掛ける前に必ず地図の確認は必須)

    過去の記録を振り返ったら堂岩山を越えて2時間30分を経過した所で引き返し、八間山
    経由で午後1時に下山していた。


   易しい山ではなく、むしろ時間の割にはキツイ山と思った。
    堂岩山迄は比較的トラバース気味の登山道を小さなアップダウンを繰り返して登り、堂岩山
    の急登を終えると、白砂山の姿が眼前に出て来るが、大小四つのアップダウンで頂上となる。

    疲労が重なって居る所に大小四つのアップダウンは堪えるし、特にこの日は暑いので一層汗
    で体力を消耗しての頂上であった。

  この日のコースタイム
   登山口 6:00ー地蔵峠 6:39ー水場 7:41ー堂岩山 8:10−白砂山 9:19
   白砂山
9:54ー
堂岩山 11:00−11:18 水場 11:39−地蔵峠 12:18−登山口 12:51 

登頂日 2012年7月17日(月)
登山口 群馬県潟県湯沢町
天 気 曇/晴
登頂者 カワセ・まこと
山の位置 新潟・長野・群馬県境



野反湖の夜明け AM6:00 登山口を出発する
大きなアザミの花が咲く登山道を歩き ハンノキ沢を超えて
小さな沢を二つ渡って 地蔵峠に左に行くと秋山郷に出る
シラビソの林を幾つか小さなアップダウンを繰り返して進む 水場はここから5分の表示
堂岩山の急登の手前 急登を一歩一歩で堂岩山に着く(2時間10分)
堂岩山途中から白砂山を望む 堂岩山を下り始めると八間山への分岐
堂岩山を下り大きなピーク最初の猟師の頭 この先まだいくつかのピーク越えのアップダウンがある
堂岩山からのアップダウンは堪える 稜線脇に池塘があった 水位が高い山だ
山頂は前のピークか奥か 足がだんだん進まなくなるが我慢をして進むが前方は騙しピーク
9:19分、ようやく白砂山山頂に着きました 岩菅山方向の山並かな?
草津白根、浅間山の山並み 頂上に着いたら青空が広がり一層暑さが増しました。
35分の休憩を取り下山します。
クルマユリが青空に向かって梅雨明け宣言をしているようでした 下山のアップダウンも疲れます
八間山の分岐で待つカワセさん 堂岩山を下りて水場で昼食休憩、私は木陰でごろ寝で休息!
水場からは順調に下山、登山口の野反湖湖畔の駐車場がすぐです 稲包山に続いて白砂山の登山を終えました




この日は暑く熱中症で病院に運ばれた人が沢山居られたと
テレビで報道されていました。

高い山は気温は低いですが、沢山の汗を流すので
熱中症に掛り易い環境は下界と同じです。

水分補給と塩分補給は充分心がけました。

下山は水場の木陰で休みお昼とした事で元気が回復!

暑い日は木陰での休憩・休息が大切ですね。

私の年齢は70歳となり人生ゴールの見えない第4コーナーでしょうか・・・

人生は目に見えない障害物競走のようなものと思います。

この先、どんな障害が立ちはだかるか分かりませんが、
来る障害には乗り越える気力と体力を維持したいと思っています・・・

何れはと思っていた稲包山と白砂山登山のにわか計画でしたが、
70歳、人生第4コーナーを歩む記念の登山にもなりました。