鬼ヶ面山&浅草岳
1465,1m 1585,5m
鬼ヶ面山から浅草岳に登る。
下山は田子倉ダムサイトの登山口ルートに下り、
鬼ヶ面山の稜線と岩壁を眺めて下山する。
時期としては安定した残雪期か紅葉の秋がベターと思うが、
入広瀬側からのルートは昨年の豪雨で土砂災害で交通止め中。
この暑い時期は不向きを承知して鬼ヶ面山ルートを歩いた。
幸いにも稜線には風もあり助けられたが、
異常な残暑は今日も継続で汗だくの登山となった。
下山時には雲も多くなり一時にわか雨となる。
下山後、これ又幸いにも丁度駐車場にワゴン車が入って来たので
鬼ヶ面山登山口まで送って頂き、その親切な方に心から感謝する。
登った山 | 鬼ヶ面山・浅草岳 | コースの概況 鬼ヶ面山の登山口は新潟・福島県の県境トンネル入り口手前左。 鬼ヶ面山迄は際立った急登はなく反射板設置ピークを過ぎると平坦になり、 分岐から南岳も際立った急登はなく、鬼ヶ面山へも比較的順調に登れた。 鬼ヶ面山から浅草岳への稜線歩きも比較的楽に歩けるかと思って進んだが、 この時期の暑さもあってか予想よりもアップダウンが多く時間を要した。 幸いにも草が刈り払われていたが、反面右側は切り立った稜線歩きなので 一層注意をしながら歩く必要があった。 只見口へのルートは手入れがされていなかったが登山道はしっかりしていた。 しかし、沢沿いに降りると2011年の豪雨による土石流でルートは崩壊していた。 登山口に到着すると通行禁止のテープが張られていた。 |
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標 高 | 1465.1m・1585.5m | |||
登頂日 | 2012年9月3日(月) | |||
登山口 下山口 |
新潟県魚沼市 福島県只見町 |
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天 気 | 晴/曇一時雨 | |||
登頂者 | カワセ・まこと | |||
山の位置 | 新潟県魚沼市 福島県只見町 |
コースタイム 登り=鬼ヶ面山登山口発6:21−7:09反射板ピークー7:54南岳7:56−8:24鬼ヶ面山8:32 −途中5分休憩ー前岳9:58−浅草岳10:12(鬼ヶ面山・2時間3分、浅草岳・3時間51分) 下り=浅草岳発11:00−途中10分休憩ー鬼ヶ面眺め場12:08−只見登山口12:27(2時間27分) |
登山口から刈払がされていた | 六十里峠越えの分岐を確認して進む | |
反射板が設置されているピーク | 反射板ピークから刈払いがされた平坦な登山道 | |
この分岐を右に南岳を目指す | 南岳の岩稜と浅草岳 | |
7時54分、南岳に | 南岳からの浅草岳、ここから見る稜線からアップダウンは多少だが・・・ | |
登って来た稜線 | チングルマ?イワイチョウ? | |
浅草岳が近くなるが、この先幾つかのアップダウンが待ち構える | 8時24分、鬼ヶ面山頂に着く(8分休憩) | |
見えなかった大きなピークが先にあり、急がずゆっくりと・・・ | ピーク途中の岩穴 | |
ピークに近づくとアップダウンが大きくなり、加えて暑い陽射しは堪える | ||
下って来たピーク | 右のピークを越えて左のピーク北峰に、中央が浅草岳 | |
眼下に田子倉湖 | 登った鬼ヶ面山と歩いて来た稜線を振り返る | |
9時58分、ようやく前岳肩に | 前岳より守門岳を眺める | |
わずかに降りるとネズモチコースとの分岐に | 前岳をトラバースする木道を歩いて左ピーク浅草岳を目指す | |
10時12分、浅草岳山頂に着く | ふたりで | |
11時1分に下山し、途中浅草岳を見上げる | ナツハゼが紅葉を始めた鬼ヶ面山眺め場 | |
鬼ヶ面山眺め場からの鬼ヶ面山の稜線と岩稜 | ||
只見側の登山口に着いたら入山禁止となっていた | ||
鬼ヶ面山登山口から浅草岳のコースは初めてである。 只見登山口のコースは私の記録を辿ったら11年前に登っていたが、 急登で気を付けなければと記憶と記録は一致していた。 しかし、沢から登山口までは今回歩いてもう少し近いと思っていた けれども、記憶は薄れかなりの距離があった。 頂上からの交通止めの標識はなかったが、昨年の激しい集中豪雨 で只見町が甚大な被害を受けた事に鑑み、登山道はもしかして一部 は荒れているのでは?との思いは沢は土石流で登山道は崩壊状態! 途中の登山道も草に覆われ解り難い所もあり、今後一層草薮になる 事は必然。 しかし、沢から上の登山道はしっかりしていたので、約1.3km間の 整備がされれば入山が解禁されるのではと・・・ 浅草岳へは旧入広瀬村側のサクラゾネコースが展望良好なコースに て無難!、私が浅草岳を訪ねる時の大半はサクラゾネコースで時には ネズモチコースになると思っている。 |