権ノ神岳
1,122.4m



登頂日 2013年3月17日(日) 天気 快晴
登頂者 カワセ、T、まこと

登り=5時間10分 下り=3時間10分


権ノ神岳から雪を被った粟ヶ岳の男性的な雄姿は素晴らしい!

権ノ神岳から観る川内山塊も一味あり、
宝蔵山・白山の姿も素敵である。

この日は、真っ白い二王子岳と飯豊連峰も見え
佐渡の金北山も見える事が出来た。

今回は新ヶ沢の尾根を登るルートを取ってみた。


7時30分、第一水源地管理棟横から尾根を登る 雪はまだ多いので大丈夫と思ったら尾根登りの半分は藪漕ぎ
尾根に出てカンジキを付けて歩く
尾根はアップダウンありで長い
痩せ尾根を歩く
快晴だが黄砂のせいか少し霞掛かっている
粟ヶ岳北峰が右に見えてくる
10時10分、約2時間30分で橋立上部、678m峰で小休止
678m峰から観る県央のマッターホルン・北峰
678峰をいったん下って北峰を右に見ながら登りになる
左後ろは宝蔵山と白山
黄砂もなくなり北峰がくっきり見えてくる


先行のカワセさんが長い急登ケ所が「アイスバーン状態だ!」
と叫び、ピッケルで足場をカットしていました。

ツボ足のTさんからカンジキを付けて貰い、カンジキのエッジを利かせて急登を登ります。

カンジキはまだ不慣れのTさんアイスバーン状態の急登を登るに一苦労!
一歩一歩否半歩半歩慎重にエッジを利かせて登りました。



緊張のあまり腿板に痙攣が起きて立休憩を入れ
無事難関を登り切ると権ノ神岳山頂が見えて来ました
宝蔵山と白山を背にしてやがて急登は終えます
権ノ神岳を目指して景観を眺めながらゆっくり長坂を登ります。
長坂の雪庇、と権ノ神岳
粟ヶ岳の雄姿が目前に迫る
粟ヶ岳北峰から中峰に掛けて出ている雪庇をアップ
山頂はもうすぐだ!
山頂直下の粟ヶ岳
12時47分山頂に到着!約5時間10分、Tさん頑張りましたね。 記念写真を撮り風を避けてお昼としました。
頂上からの粟ヶ岳
中央は毛石山の稜線、左に五頭山塊、右側に日暮山に日本平山、遠くに左二王子岳と長く横たわる飯豊連峰
川内山塊、奥の稜線左から銀太郎山、五剣屋岳、青里岳、右に矢筈岳
青里岳と矢筈岳をアップ
権ノ神岳の雪庇はほぼ落ちていました

山頂は風もありましたが、45分の昼食休憩、
少し時間を取りましたが周辺の景観を眺めて13時32分下山します。

長坂の雪庇も見事!です。
下山は宝蔵山と白山の稜線を観ながら、当然雪庇を避けて下ります。
白山の向うに五頭山塊、遠くに二王子岳と飯豊連峰です
678m峰からの粟ヶ岳・北峰、県央のマッターホルンを振り返ります
アップしました


時計を見たら3時を過ぎていました。

帰りは登りほど時間を要しませんが、
尾根歩きは時間が掛かるので沢を下る事にしました。

稜線から歩き易い雪の付き具合を見下ろし、
沢を間違わないように新ヶ沢を目指しました。

目標とした杉の木の下に祀られた山の神に出ました。

林道沿いに抜かり出した柔らかい雪道を歩いて、16時42分、水源地の林道に出ました。



車止めから総行動時間は約9時間50分でした。

今日も天候に恵まれたお蔭でこのコースから権ノ神岳山頂に
立ち、360度の景観を楽しむ事が出来ました。