高知山二王子岳
1,024m      1,420,3m


登頂日 3月22日(金) 天気
登頂者 カワセ・まこと

コースタイム
林道入り口より登り=5時間45分 南俣迄下り=2時間38分


残雪の多い時に出掛けてみたい高知山経由の二王子岳、
晴マークにて残雪の山に出かける。

ルートは昨年4月18日、タナカさんから案内頂いた
割場峰を下り七滝沢経由で二王子岳を目指す事にした。


6時30分、南俣右、高知山に登る林道を出発する。



林道から尾根を登るルートに
ひとりがスキーで二人がカンジキとツボ足で歩く跡があった。

私等も林道から高知山を目指して登り始める。

途中支稜線から素晴らしい五頭山塊の姿が見える。



高知山への登りは所々急登があり、
金時岩に差し掛かるともうすぐ高知山の主稜線に出る。



主稜線に上がると素晴らしい展望が開ける。.
.目指す二王子岳



風が強く気温も低いので二王子岳は
相当厳しい風で登頂はどうか?

と思い横風を受けながら歩く・・・



予期しなかった新雪もあり、高知山からの
白銀の広い尾根歩きを楽しみながら進む・・・・



五頭山塊とその先に粟ヶ岳・白山そして菅名山塊が左に連らる。



左前方の二王子岳を目指してくねる稜線をあるく。



今日はカワセさんと歩調を合わせて歩くが、
先行者の姿が遠くに見えたけど、相当の健脚者で
姿が見えなくなる。



二王子岳本峰の稜線が近くなる。



割場峰が見え始め、先行者が三王子の尾根を目指せば
姿が見えるのだが見えないので、
休憩か沢を下られたのだろうかとか・・・思いながら進む。




割場峰に来るとトレースは、七滝沢に向かい
沢の最下部で3人が休憩している姿が小さく見えた。

シリセードを繰り返しながら
割場峰を急降下すると先行の3人は休憩を終えて
出発する準備をしていた。

もしや?と思いながら、「昨年いっちゃんと一緒にタナカさんという方から
このコースを歩かせて貰いました」と話すと、「私です」と返事が返って来た。

偶然とは言え私にとっては嬉しい再会であった。




3人は出発され、私等もここで休憩をして
少しお菓子を口に入れて出発をする。

長い七滝沢の登りであるが、珍しくカワセさんのペースが
落ち始めた・・・途中ガス切れではと思って、

弁当のいなりを出してガス補給をして貰い
私が先になりゆっくり登る。



昨年は4月の中旬なので約1ヶ月早く
雪の量も沢山で沢の光景も少し違っていた。



胸突き八丁!鞍部の登り、
右に二本木山の稜線が見えて来る。



二本木山の鞍部に出ると
眼前に飯豊連峰の姿が迫り来る!



右前方に二王子岳避難小屋と山頂が見えて来る。



降る向くと飯豊連峰の白銀に輝く全景が見える。


12時15分到着、
山頂と飯豊連峰の姿です。



飯豊連峰をバックに
それぞれの記念写真を撮りました。



カンジキを外して小屋に入り昼食休憩です。

小屋には先行者のタナカさんと娘さんの若い二人とひとりのスキー、
そして、何時も二王子岳を整備され守ってくれている
スドーさんが居られました。

小屋で15分程昼食休憩を取り
下山の準備に取り掛かります。

先にタナカさんのグループ3人が下山、
タナカさんはスキーでシュプールを描きながら滑り降ります。

12時57分
私等も山頂と小屋を後にして下山開始です。



雨量計の横を歩いて・・・



二王子岳を振り返ります。



スキーで先行するトレースの跡を
若い二人が降りて行きます。



油こぼしはシリセードで降ります。



下山も雄大な光景を眺めながら進みます。



二王子岳がだんだん遠くなります。



奥が登って来た高知山の稜線で
その手前が一度降りた事のある中峰の稜線です



下山のトレースはスキーで降りるタナカさんが、
若い二人を誘導しながら降りられたので
私等もスムースに歩けました。

独標の積雪は3m50cm、
雪解けも早く進んでいるようだ。

独標から私等が先に下山、14時41分神社に到着し一息入れる。




5分程神社で休憩して出発!
所々地肌を出した林道を歩いて15時35分南俣に到着する。




晴天にて高知山稜線から二王子岳迄登り
二王子神社に下山し、南俣に降りる事が出来た。

登りも下山もタナカさんが先行して歩かれていたので
安心して歩く事が出来た。

一王子神社から二王子神社迄は
雪が多いと下山ルートも分かり難く注意しながら下山する。

タナカさんが進むルートを歩かせて貰った事に
あらためて感謝!です。

ありあとうございました。


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