い  もり  まつ  やま
威守松山
1,214.2m


登頂日 2013年6月16日(日) 天気 曇後晴
メンバー 加茂山岳会・会山行、25名


コースタイム
イカラシ登山口8:38→稜線9:02→頂上着10:15
頂上発11:20→12:10飲用沢12:20→登山口13:00

巻機山の前衛峰・威守松山登山に、
加茂市役所マイクロバスにて午前6時に出発する。

小雨だけど天気予報は良くなるとの事に期待して車窓より外を眺める。
今回登る山は変わった山名でもあり、初めての山なので興味が湧く。


8時20分頃登山口に到着し支度を開始。

膝痛の会員は途中迄で引き返す予定との事で
出発前に全員で集合写真を撮り8時38分登山口を出発する。

会長から「今日はゆっくり山を楽しみながら登りましょう!」と
声掛けがある。




歩き出しは湿地帯から細い急登となり杉林に入ると
寺屋敷跡の標識があったので史跡ある山かな?と思わせる。

 


9時2分、急登を終えて稜線に出て小休止。
これから緩やかな稜線かと思ったら僅かで急登となる。

 


途中引き返す予定の会員も急登を頑張って登る姿に感銘!

しかし、意外と急登・急登が続き、ふたりはゆっくり登るのでと後になり頑張る!

心配した天気も回復に向かう兆しで木間から巻機山の
稜線が見え始めました。




10時15分、長い急登を終えるとようやく
威守松山の山頂に着きました。

山頂は広くないので山頂稜線に散らばって休憩です。

 


膝痛のふたりは今迄会の山行には参加しましたが、
迷惑を掛けないようにと途中で引き返していました。

この日は、20分程遅れて頂上に着きましたが、
頂上に姿を見せると先着者の拍手に迎えられ
1214mの威守松山山頂に立ちました。

ふたりは川内山塊から雪深い粟ヶ岳の
一本岳を超えた経験のあるベテランです。

山頂に立ったふたりの笑顔は素敵!ですね。




山頂からの巻機山の全景です。




反対側はピラミダルな大源太山始め
七つ小屋山・清水峠・朝日岳・笠ヶ岳・白毛門が見えました。

この画像を見て気が付きました。

すぐ目の前に松が何本かありますが、標高約1200mの高所に
これだけ高い松が生えている事を見た事はありません。




そして頂上近くの稜線に風雪や暑さに耐え
威風堂々と聳えている松がありました。

「威守松山」の山名との関りがあるのでは?と思いました。




山頂で集合写真を撮り下山に掛かります。




下山は迂回路でしたが、狭い登山道で急降下です。
途中登山道も不明瞭となりました。

ほぼ廃道に近い状態の登山道でした。

よって、この登山路は登るにしても下るにしても
おすすめではありません。

 


急降下と不明瞭な登山道を下り、ようやく明瞭な登山道に出て
飲用沢(のみようさわ)休憩地で一息入れました。

ここからは登山道も明瞭で比較的平坦となり
サンカヨウの花の群生している登山道の快適な歩きとなりした。

飲用水場から40分程歩き山荘のある林道に出て
朝登ったイカラシ登山口に着きました。

 


全員が登頂し無事下山。

登り終えた結果、威守山の難易度は
ファミリー登山クラスとはも思えない山でした。



威守松山で出会った山野草

ギンリョウソウ                                 ササバギンラン
 


シラネアオイ                                       アマドコロ
 


ユキザサ                                      サンカヨウ
 


ラショウモンカズラ                                   ミヤマシキミ
 


ウリハダカエデ                                  タマガワホトトギ