2013年
粟ヶ岳のひめさゆり


登頂日 2013年6月20日(木) 天気 曇 単独

登り=2時間50分 下り=2時間6分


粟ヶ岳のひめさゆりの様子が気になっていた。

今日の天気予報は昨日までは晴れ間もあったけど、
今日になったら曇りマークに変化。

登るとしたら景色を楽しむのが目的ではなく
ひめさゆりを観に行くので登る事にする。

登るなら6時頃と思ったけど、出発が6時を過ぎてしまう。

にわかの出発なので、今日の朝食はコンビニ弁当とパン一個を買う。.
弁当はザックに入れ、パンをかじりながら車を走らせる。

単独なので登山届を記入してひめさゆりの粟ヶ岳を目指す。

山頂に着いたら雨&露と強いガスでびっしょりになりました。

バンダナ代わりの鉢巻を絞ったら濡れタオルで水がドット滴りました。

しかし、小屋を過ぎると登山道左右に咲く雨に濡れた
ひめさゆりの歓迎を受け、衣服上下の濡れも気にならず、
シャッターを切りながら登ると何時しか頂上に着いた感じでした。

6時37分、登頂開始する。 2合目、6時50分。
2合目を過ぎたが気温はさほど高くないが湿度が高いので要注意! ゆっくりと登り3合目にガスで袴腰山は見えない
7時09分3合目、休憩を取らずにゆっくり登る事にする。 4合目下、3本ブナに来るけど無風状態。
4合目、7時28分、もう少しで休憩場所の大栃平
4合目を過ぎると今日はトップと思っていたら4名の先行。
静岡県浜松市からも人達で、御神楽岳、二王子岳に登り粟ヶ岳の
ひめさゆりを見て帰るとの事。挨拶を交わして先に歩かせて貰う。
見晴台の大栃平、7時37分、一面ガス何も見えず休まず進むことにする。 5合目、7時43分、この後の急登になる、堪えるのでゆっくり歩く。
急登ケ所5番目の梯子、今年の整備で動かないように手当をした。 8時01分、鎖場、少し前方が見えて来たのでガスが上がるかな?
6合目、8時07分。ガス上がらず相変わらず視界ゼロ! 8時16分、水場、この坂もキツイ!
ひめさゆりが一輪、こんにちは 8時26分、7合目小屋に到着、この先のひめさゆりを楽しみに休憩せず。

ようやく今年のひめさゆりの群生に再会しました。
しかし、この辺のひめさゆりの見頃は過ぎています。
可憐なひめさゆりが迎えてくれています。 振り返ると7合目砥沢の峰が見えました。
雨に濡れて肩をすぼめて迎えてくれています 登山道左右のひめさゆり
ガレ場にも群生しています ひめさゆりが通せんぼ!
8時56分、登山道左右のひめさゆりが終り8合目です。 胸突き八丁の急登・・・、ここにもひめさゆりが・・・
さらに進むとまた思い掛けないひめさゆりのお出迎えです
廃道の権ノ神岳への分岐です。 9時07分、北峰の標識は葉の陰、帰りに直そうと思ったら忘れました。
北峰を過ぎるとすぐ9合目です。この付近もひめさゆりが開花していました。
この付近はまだ蕾状態かと思ったらみんな開花しています。
一部蕾状態もありましたが、大半は見事に開いています。
9合目付近から中峰先までひめさゆりが開花、オンパレードで迎えてくれました。
中峰から山頂が薄く見えました。
山頂下、粟ヶ岳の宝物!シラネアオイは花は散っていました。
株は粟ヶ岳に登る人達に優しく見守られ年々大きくなっています。
山頂直前にも思いがけず、ひめさゆりのお出迎えです。 9時27分、山頂に到着しました。
山頂にも3輪のひめさゆりが咲いていました。 山頂のひめさゆりをアップ


9時40分下山を開始しました。

静岡の4人パーティーに中峰でスライドひめさゆりを観に
粟ヶ岳に登られ景観はゼロでしたが、最高の開花で安心しました。

7合目小屋に来ると一緒の職場だったセタカさん、
やはりひめさゆりを観に今日は登って来られ挨拶と会話でスライド。

水場で単独の女性もひめさゆりを訪ねて粟ヶ岳に。

水場で水を飲み水を汲んで降り始めると、登って来る人の声、
顔を合わせると「あっ、タカハシさん、ニイノです」と声を掛けてくれた人。

一度菱ヶ岳でお会いし、山の帰りに新津で営業され一杯飲みにお邪魔した事があり、
私より年は上ですが、俊足で単独でも雪山に出掛ける凄い人!

山頂で会えたらじっくり山の話を聞きたかったのですがスライドなので残念!

奥さんと4人でやはり粟ヶ岳のひめさゆりを観に登って来たとの事。

今日はガスっていてもみなさん承知でひめさゆりを観に登られました。

7合目小屋の上はほぼ終わりに近いひめさゆりでしたが、
9合目先までみんな開花していたのは私は初めてでした。

晴れていたら、また違った表情のひめさゆり会われると思います。

そして、ひめさゆりの開花は守門岳、浅草岳にと進んで行きます。


おわり


私の粟ヶ岳登頂記