花を観にA
平標山・仙ノ倉山
 1983.7m   2026.2 



平標山山頂で記念写真を撮り
花ロードを歩いて仙ノ倉山へと向かいました。


木道の階段を降り始めると左右一面に花のオンパレード・群落です。

ハクサンイチゲは終わりかと思ったらまだ咲いていました。
ヨツバシオガマもイチゲと同居して楽しませてくれました。


 

先に進むと
タテヤマリンドウが一輪、チングルマも咲き誇っていました。
 

チングルマの群落です。
終った花も、まだ元気に咲いているチングルマの姿もありました。



ハクサンコザクラがあちこちに・・・

ここにもイチゲとシオガマが一緒に咲き
私等の目を楽しませてくれました。

 

左右のお花畠を楽しませて貰いながら歩くと、

ハクサンコザクラとイチゲそしてチングルマの共演です。


肩の小屋から10500mの標識から
仙ノ倉山迄1,000m、後30〜40分程です。
 

仙ノ倉山手前にキンポウゲが一輪

登りの途中に沢山見られたゴゼンタチバナ
 


10
時47分待望の仙ノ倉山に到着しました。
残念ながらガスは一段と強くなり風も出て来ました。

風を避けアノラックを着込み仙ノ倉山にランチ休憩としました。

 

30
分程のランチ休憩を終えて下山に掛かります。


イチゲの群落を左に観ながら木道を下りました。

ニッコウキスゲはまだ蕾です。
 


次の画像は一昨年2011718日の同じ所です。

もう10日過ぎたらここはニッコウキスゲの
群落を見る事が出来るでしょう!




この付近にはシャクナゲの群落もありました。

シャクナゲは6月半ば過ぎでしょうか?
その頃のシャクナゲの花も見事と思います。

また仙ノ倉山を降りる途中左側に
チングルマとイチゲそしてハクサンコザクラが共生し
また来てね!と声を掛けてくれているようでした。

 

帰りにも花を観ながら平標山の長い木道登りです。
 


13
1分、平標山に着きました。
お昼を過ぎたので人影もまばらとなりました。

私等も10分程休憩をし、急登の松手山コースを避けて
平標山の家・林道経由で下山する事にしました。

 


山の家まで長い木道を下ります。

途中左右シャクナゲの登山道となりました、
ここシャクナゲの時期は見事だろうなと思いながら歩きました。

 

ウラジロヨーラク&マイズルソウ
 

      イワイチョー                                 ワタシゲも姿を見せてくれました 
  

やがて平標山の家が見えて来ました。
 


平標山の家の休み場で休憩しました。
先着の方がのんびりランチをしながら寛いでいました。

山の家から上はガスで覆われています。

午後からガスの上りを期待しましたが、
残念ながらむしろ強くなり、山の家は雲の下です。




14
02分、下山に掛かりました。

下り始めるとオオナルトユリです。

猿毛岳にも沢山のナルコユリが咲いていますが
成程、ナルコユリよりも何倍も大きなユリです。

 

ヤグルマソウとエンレイソウです。
エンレイソウは黒い実を付けていました。
 


14
時48分、林道に到着、
このコースは林道歩きが難点ですが。

1時間歩いて元橋登山口に着きました。

 


駐車場に着いて上を眺めたら
鉄塔はスッキリ見えて青空です。

高い山頂付近は雲の中ですが、
下界は晴の天気だったようです。




花を見る事が第一の目的、さらに晴を期待しましたが、
この時期沢山の種類の花を観る事が出来て
ふたりは満足していました。

かよこも平標山迄はと思っていたようですが、
仙ノ倉山迄の花ロードを眺め仙ノ倉山迄登れた事にも
満足での一日となったようです。

私も思いがけず平標山と仙ノ倉山に同行出来て
一緒に花と山を楽しむ事が出来ました。

平標山と仙ノ倉山は残雪を含め
四季を通して楽しめる山と思いました。


紅葉の平標山&仙ノ倉山

残雪の平標山