礼文&利尻島の旅−D
利尻島・島巡り


2013年7月16日(火)曇

礼文島観光が順調に進み船便を1便早めた事で
利尻島での滞在時間が2時間20分多くなり
余裕を持って行動が出来るようになりました。

朝の第一便で礼文島とのお別れです。





二日間滞在した礼文島がだんだん遠くなります。

礼文島の思い出を胸に抱きながら
甲板から何時までも眺めていました。





利尻島への第1便は沓形港に入港します。
早速、沓形岬を観光する事が出来ました。


 


沓形岬観光を終え、マイカーにて早速島巡りの開始です。

お昼は香深フェリーターミナル前の食堂で食べる予定です。

香深港フェリーターミナルはリニューアル中で
最初は場所を間違えたと思って近くをぐるぐる回っていました。

帰りの船は香深港出港なので乗船口を確認して
昼食を食べて再度利尻観光のドライブです。

途中「長寿の泉」とある水が出ていたので立ち寄りました。
利尻岳から30年掛かって出て来た伏流水だそうで
おまじないに「長寿の水」を一杯飲みました。





姫沼です。

姫沼の高度は利尻岳の裾野4合目位になるのでしょうか
かなりの高度を車で上がりました。

ヒメマスを飼っていた事から姫沼の名前が付いたそうです。
沼の周囲には希少高山植物が咲き保護されています。





次に訪れた所はオタトマリ沼です。

ここからの利尻岳の姿も素晴らしいのですが、
青空も出て来ましたが、姿を全部見せる事はありませんでした。





海岸でアザラシを飼って居る所があるので寄りました。

1頭しかいませんでしたが、内地の私等にとっては珍しく
また観光巡りのひとつになっているようです。





ほぼ一周を終える道路沿いにカモメの群れが見られました。
相当な群れの数です。

左画像の岩がカモメの巣になているようです。

何故丘のここがカモメの巣になっているのか分かりませんが
一日中群れで旋回しているようです。





この日最後の観光はぺシ岬です。
香深港の近くで風光明媚で眺めの良い岬です。





岬の上まで登ります。

途中の展望台で、右画像は幕末の頃会津藩士が
北の守りを命じられ寒さと飢えで亡くなった藩士を祀っています。

先回訪ねた時よりも大分整備されていました。
墓地周辺は公園にもなっていて墓は会津に向いているそうです。





ぺシ岬の頂上です。
大分急な岬をゆっくり登りました。

すぐ下に灯台もあり、360度の展望ですが、
利尻岳だけは相変わらず雲の中でした。





何人かの人がこの岬に登っていました。
大阪や東京から来られたという人も居られました。





今日の利尻島観光を終え、泊は「ゆーにキャンプ場」です。
今日は布団付のバンガローです。





7月17日(水)礼文&利尻島の旅最終日です。

主な所は訪ねたつもりですが、見残しは沢山あると思います。

このキャンプ場は利尻岳登山口に近い事もあり
朝、時間があったので利尻岳3合目登山口の先にある
日本名水百選「甘露泉水」が湧き出る所まで行きました。


 


森林浴日本百選に選ばれている森に湧き出る日本名水百選
「甘露泉水」を訪ね、冷たい名水を手ですくって飲み
思い出のひとつに加えました。


 


甘露泉水を後に香深港に向かいました。

右の岬は昨日上まで登ったぺシ岬(灯台)です。
左は改築中のフェリーターミナルです。

来年の3月には船から直接ターミナルに入れる近代的な
ターミナルビルに変身するそうです。





仮設ターミナルには沢山の観光客が時間前から待っていました。

そして、稚内行きの船が入港して来ました。


 



船はほぼ満席の観光客を乗せて利尻島・香深港を出港しました。

船が出港し、暫くすると利尻岳が姿を現しました。





利尻島巡りは何時も利尻岳は厚い雲の帽子を被っていましたが、
涼しい気温の中、雨も降らずに防寒もする事無く観光が出来ました。

船に乗り、船上から青い海と空に浮かぶ利尻岳の雄姿を見る事が出来ました。






利尻島(岳)はこのような雲に覆われる日が多いようです。

この日と前日利尻岳に登られた登山者は山頂は雲の上だったそうです。

飛行機で利尻島に来られた人も、飛行機からは
利尻岳は顔を出していたと話されていました。

何がともあれ、礼文&利尻の旅は一区切りですが、
帰りはサロベツ原野に寄って帰る計画となっています。

考えてみれば、利尻・礼文・サロベツ国立公園ですので
サロベツを訪ねる計画に入れて正解と思いました。


次は
利尻&礼文島の旅-E
オロロン街道を走り、サロベツ原野・湿原を訪ねる