金 山

登頂日 2014年7月13日(日) 天気 曇/雨
メンバー
加茂山岳会山行会


花の金山は2007年8月4日の登頂以来7年振り2回目の登頂。

記憶は長いアプローチで長い沢を登った記憶があり、天狗原山
近くに花園が広がり花を観ながら頂上に着いた記憶・・・

そして、金山山頂から見る焼山は目の前に見えて
縦走していきたくなり、藪を漕いで進むが、無理で引き返した事も。。。


加茂市役所前午前4時集合、
予定の参加者15名が手配したマイクロバスに乗車しました。

昨日の天気予報は晴れマークでしたが、
バスの乗ると昨夕から雨マーク入りに変化したとの話でした。

しかし、また変化して雨の落ちない事を祈りながら
約3時間掛けて長野県小谷の登山口に着きました。

登山口で会長の挨拶と会員外参加者の自己紹介で
7時20分登山口を出発しました。

 


先頭の会員ふたりに「ゆっくり歩けよ!」と会長の指示。

ゆっくりペースで登り始めは、九十九折の登山道を登ります。

途中湿地帯が出て水芭蕉が咲いていました。

 


55分で平の水場に到着し5分休憩して出発!

急登を登ると一旦下りとなり、シラネアオイが咲いています。

 


この場所にはサンカヨーと水芭蕉も咲いたばかり
雪解けに咲く花なので、ここは春です。

 


花を観て登ります。

 


急登を登ると焼山と火打山が見えました。

「何とか降らないでこのまま」と願いながら進みます。

 


また下りです。

アップダウンがあり、こんな急登があったかな?
と思いながら進みました。

カタバミにエンレイソウ

 


沢状を登り切ると雪渓が出て来ました。
ここで2回目の休憩・・・




休憩を終えて歩きます。

また水芭蕉の群生地あり、マイズルソ−ロードあり、
花の金山登りで花づくしで進みます。

 


また湿地帯です。

今度はサンカヨウとキヌガサソウの群生地です。



 


また急登です。

雪か豪雨か大分登山道は変化、慎重に登ります。

 


途中にあらたな花が次々と出て来ます。

よつばシオガマ                             グンナイフーロー
 

ミツバツツジ                                 イワカガミ
 

ゴゼンタチバナ                             モミジカラマツ
 


天狗原山が見えて来ました。
かなり高度がありまだ先だな!と思い進みます。




天狗原山の岩壁を横に見て登ります。




湿気地の急登にキンポウゲが群生していました。

花を観ると花の名前を覚えられない私も元気だ出ます。

 


もう少しで天狗原山の広い下に出るかなと思いながら歩くと
まだまだ樹林帯をトラバース気味に登りました。

また雪渓に出ました。




先頭は健脚者でゆっくりですが、ペースは落ちません。

やがて、ハクサンコザクラを見る事が出来ました。

 


するとようやく天狗原山の石碑と祠のある草原に出ました。

10時52分、ここまで約3時間30分です。

まだ残雪が残り、雪が消えたばかりで
天狗原山周辺ははこれから春を迎えます。

 


晴れていればアルプスや富士山も見えるのですが、
残念ですが今日は無理です。

一息入れて後続を待ち進みます。

 


天狗原から3〜4分で天狗原山です、

一瞬ガスが上がり焼山と火打山の姿が見えました。

 


このまま降らない事を期待しながら金山に向かいます。

残雪の勾配を下ります。

また、雪が消えた後に咲くハクサンコザクラ、可憐です。

 


長い雪渓を登ります。

途中右上にシラネアオイが群生していました。

 


先頭は雪渓を登り、後からも続きます。

 


この後山頂まで雪渓の連続です。

登山道は雪の下で、途中切れた危険個所もありました。




高度を上げると風もあり、頂上付近はガスで見えません。

行く手は笹薮となりました。

回り込むと急な雪渓で危険、

左に登山道があればと入りましたが、笹薮で動けなく
登山道の気配もありません。

最後尾の会長が、笹薮を直登を試みましたが頂上の標柱は見えず・・・

この地点はほぼ頂上、ここを頂上として引き返します。

下山はより慎重が必要です。

人数を確認し、隊列を組み一緒に下山しました。


12時45分、天狗原山に到着です。

ここで集合写真を撮りお昼としました。




ガスが強いので霧雨状態です。

全員合羽、傘でしのぐ人も居りますが、一息と腹ごしらえです。

 


13時20分天狗原山出発し、下山に掛りました。

下山も雨が降ったり止んだりですが、
時々休みを入れてみんな元気で下山です。

登る時、100年に一度と言う竹の花の場所を教えて貰い
画像に収めました。

左の画像は竹の花で右は開く前の花だそうです。

 


登る時の急登で危険個所は笹薮の笹に掴まりながら降りました。

真剣ですが、終えると楽しい下りでした。

 


一番沢山花のあった所で花見休憩です。




群生するキヌガサソウをアップ、蕾から開き始める可憐なキヌガサソウ

 

雪が解け、逞しく咲く花達です
 


この後は雨で少し増えた水の沢状を下ると普通の登山道。

花を観賞したり教えて貰いながら長い下りを歩きました。

花もまだ沢山あったのですが、ピンボケや撮り方で失敗!

 


全員無事に下山しました。




雨にも負けず!風にも負けず!スッテンコロリンにもメゲズ!

花を楽しみながらの登山、みなさんご苦労様でした。

リーダーさんご苦労様でした。

リーダーをフォローした会長さん始めスタッフのみなさんご苦労様でした。

そして、ありがとうございました。


登り終えて小谷温泉、露天風呂に浸り汗を流しました。

画像はモチ、男性の露天風呂風景です。

私は大好きな露天風呂、4回目か5回目か?

お勧めの露天風呂です。




おわり