今冬二度目の大雪
猿毛岳に


12月14日(日) 雪

投票を終え、大雪で除雪は我が家の前道路は
除雪の順序は一番最後の「その他路線」。

10時を過ぎてもマイカーは出られず、
馬力のあるツボヤ号の迎えを待ち、猿毛岳に向かう。

橋の袂の駐車帯に乗用車が一台、どなたかな・・・?

見るとオルザスさんの車、雪にもメゲズ新潟から猿毛岳登山に来てくれた。

大雪でも何方かが登るのではと思い、少しでもトレースをと
思って出掛けて来たが、申し訳ないという気持ちで仕度をする。

また一台、車が停まり話をすると同郷のM青年で、先に出発する。

先に歩く後姿をみるとつぼ足で空身のようだ。



私とツボヤさんはカンジキ、かよこはつぼ足だが軽量なので
私の後ろからは大丈夫・・・




暫らく先行者のトレースに沿い進むと竹林の急登に差し掛かっていた。

ふたりに追い付き、先頭を譲って貰い先に進む・・・

M青年は、雪の多さで引き返しの時間もあり、諦めて下山する。

雪で折れた大木をツボヤさんは点検、OK!

雪の杉木立は美しいが、落雪の注意は必要だ!

 


登ると雪の量は多くなり、進むペースは一歩!一歩!

体の硬い私は上げる足も侭ならない・・・

 


後ろを振り向くとつぼ足で私と同じく一歩一歩着いて来る・・・

多い所では私の腰の下近く迄の雪の量となり、
今日の山頂は遠く感じながら進む・・・

 


ようやく木間から猿毛小屋が見えて来た。




小屋の近くに来たので、つぼ足でも行けるかな・・?
と思って、先に歩いて貰うと・・・

ドッコイショ!短い足は無理!身長も・・・?

腰までの積雪で進めず・・・ストップ!

 


僅かな距離だけど先頭を代わる。

風通しが良く雪が飛ばされる山頂だが積雪は約90cm。

今年の積雪はどの位迄となるかな・・・?

 


今年も風雪に耐えて迎えてくれる猿毛小屋。




小屋周りは先回ツボヤさんが除雪をしてくれていたので
小屋のドアは、雪があっても手でこじ開けられた。

小屋に入り汗びっしょりでシャツを着替える。

小屋前の温度計はマイナス2度で小屋の中は寒いが、
ペットボトルの水は凍っていなかった。

早速ストーブに火を入れ、後のツボヤさんとオルザスさんを待つと
ふたりの姿が見えた。

ツボヤさんが雪を踏みながらオルザスさんと頂上に着く。




4人でストーブを囲み団欒をすると、青年がひとりで小屋に・・・

一昨年粟ヶ岳の山じまいに一緒で下り、
昨年、宝蔵山の登山口で会い予定を変更し権ノ神岳に
途中まで案内した燕市のKさんであった。

ストーブで暖を取りながら話を聞くと
単独で藪山や雪山に登っているとの話なので、
十分気を付けてとお願いする。

オルザスさんは先に下山、
私等も時計の針が午後2時回ったのでボチボチ下山する。

今日は私がラッセルで先行したが、
後からのツボヤさんは、道をしっかり付けてくれてルンルン歩きで下る。

 


登りはラッセルで1時間55分、下りのタイムは37分。

今日もしっかり道が付いてよかったネ!
と、話しながらツボヤ号に乗り、大雪の猿毛岳を後にした。


今年の長期予報の12月は暖冬のはずだったが・・・

昨年の12月22日の猿毛岳の様子