かん  な   さん
神奈山
1,909m


登頂日 2015年6月22日(日) 天気
登頂者 いっちゃん、さっちゃん、私等夫婦

コースタイム
登り=2時間59分 下り=1時間57分


近郷で次に登る山の候補に守門袴岳と思っていたが、ふと花の神奈山が浮ぶ。

22日は、晴れのお日様マークがあるので出掛ける事にする。

いっちゃんとさんちゃんも同行、
ふたりは何時かこの花の山に登りたいと思っていたとの事。

花の山であるが、シラネアオイは終えたのではとお互いに思ったが、
登山口と山の様子も確かめたかったとの話。

私も花の時期は過ぎたが、何か花はあるであろうと思いながら・・・

8年前の記録を振り返ると7月28日の夏の盛りであった。

年を重ねると2年3年の脚力差は承知しているが、
そうキツイ山では無い事の記憶は残っていた。

朝4時、4人で合流し妙高を目指すと雨がポツリ、
長岡を過ぎると雨が強くなり、新井に入るとワイパーを強める雨足となる。

天気予報は晴れマークがあるので信じて高速道を走る。

妙高サービスエリアに着くと雨は上がり、妙高・火打山が薄っすらと姿を表す。

予報通り、これから晴れると期待をする。




妙高SAにはETC車の出入り口があると思ったら無かった。

ひとつ手前の中野インターに降りれば近道だったが、
妙高インターに降りて登山口の関温泉スキー場に向かう。

8年前も登山口の標識は無く、リフト乗り場付近からスキー場に向かった。

その代役の標識を確認し、7時15分神奈山を目指し出発する。



しかし、その隣のリフトの管理道路の方が近道と考え
ハイキングコースを横に見て左の管理道路ルートを取る。


進むとだんだん草薮になる。



前方のリフト乗り場を過ぎると草は背丈を超え道は無くなり、
草は朝の雨で濡れ先頭の私は全身びしょ濡れで草薮漕ぎをする。

後に続く女性3人は、特に危険ヶ所は無いので
掻き分けた草薮を登るに大変だが、苦とせず後に続いてくれた。

しかも、その薮の中にある蕨を採りながらとは恐れ入った。

薮から脱出し最近刈られたハイキング道に出る。

「急がば回れ」の諺通りで短縮コース取りは失敗!

一息入れて草刈がされた道が正規の道である事を確認して進む。



出発から草薮の道を歩いたので、刈られた登山道歩きは快適だ!


最後のリフト降り場が神奈山の登山口となり、草はこの先も刈られていた。


途中この山の要注意箇所、足場の悪いロープの張られたへつりを注意して渡る。



咲き終えたシラネアオイやツバメオモトの山野草が刈られ
必要以上と思いながら、濡れた登山道を滑らないよう足元を確認して進むと
1,410mの標識のある大ブナ林に差し掛かる。

ここまで比較的緩やかな登りであったが、この先少し傾斜がキツクなる。





残雪が最後まで残ったと思われるヶ所にようやくシラネアオイが姿を現した。


しかし、大半は花の終えたシラネアオイの群生が続く・・・


可愛く咲き綻ぶアカモノの群生




相変わらずガスは上がらないが、休憩すると前後はツバメオモトとシラネアオイの群生地だ!


9時30分、八方睨に到着


八方睨みの前後、山頂に向けて咲いていた山野草
 

 

 

 

 

ガスが強く先が見通せないがもう少しで山頂かな・・・?

まだ登山道のシラネアオイの群生は続きます




今度は山頂近いかな・・・?



何れのポイントも山頂近しで、10時14分山頂に着く。

所用時間2時間59分、草薮を分けロス時間もあり、
途中花を見たり、話をしながら登ったのだけど思ったより早く着く。

8年前は、まだ脚力に自信のあった年齢だが、なぜ??

その日は、蒸し暑く登り難かった・・・
今回は、ガスで涼しくその上、草薮漕ぎで体が濡れていた事かも・・・



山頂での記念写真を撮り
少し先の展望が利く所でガスの上がりを期待しながらお昼休憩とする
 


凡そ1時間のお昼休憩、妙高山は姿を現わさず諦める。

迂回コースは変哲も無く長く、車道歩き3kmも敬遠し、
登った道を引き返し、11時27分下山を開始する。

雨で濡れた登山道で滑りスッテンコロリン・・・注意に注意!

下山2時間弱、13時24分登山口に到着する。




メーンの花は終えガスの神奈山だったが、みなさん下見で十分!と・・・

又の機会に訪れようと、案内役の私も満足の神奈山でした。

おわり

2007年7月27日の神奈