標高797m・美深町
松山湿原


2015年7月23日(木) 曇一時晴れ


今日は雄武町にドライブを兼ねて買物に出掛ける。

帰りに海岸から標識が示す山手の下川&美深方面にドライブをする。

車の行交いは殆ど無い樹林帯を走り、
交通量は無いが道路はしっかり道幅は広く走りやすい

暫らく樹林帯の道路を走ると「松山湿原」という看板が見えた。

この道は8年前に走った事に気付く、時間の関係もあり
「松山湿原」に立ち寄れなかったので今回チャンスとして訪ねる。

舗装された一車線の坂の林道を走ると駐車場に着く。

途中一台の車が交差、駐車場にはカメラを持った道内という方がひとり。

その方は、湿原を訪ね帰る所であった。


ひっそりとした奥深い山の中の湿原、駐車場には石標が建っていた。


駐車場の案内図

湿原はここからさらに900mの距離があり、
案内図から797mの山頂が一面湿原になっているようだ。


取りあえず、すぐ近くの「天竜沼」を見学



その後、「松山湿原」を目指して歩き、少し登ると鐘が下がっていた。

すぐ脇に「熊出没注意」の新しい看板があった。

この鐘は、熊除けと思い下がっていた金槌で、
しっかり叩き熊除けの音を山に響かせて歩き始める。



歩き出すと湿度も高く風も無いのですぐに汗が流れ始める。

軽登山であるが、3合目の標識は「まだか!」と長く感じる


途中ゴザンタチバナの花の群生に出会う


細い道が続く・・・この先はさらに登りとなり
登山道も快適とは言えないが、さほど苦にせず進む


木道が出ると間もなく湿原に到着、所要時間25分。

ここにも熊除けの鐘、湿原の熊さんに挨拶の鐘を鳴らす。


広大な湿原は私等だけ、一方通行の木道の湿原を歩き始めます。


案内図の花からタチギボウシのようだが、
湿原にはまだ花が付かない葉が多いのでもう一週間したら湿原はこの花の出番のようだ。


アキノキリンソウ?




山頂の湿原なので小さいと思ったらさらに木道が続きます




えぞ松沼




ワタスゲの出番もこれからのようです


さらに出番を待つリンドウの葉かな?


右側にも木道があり沼があるようだけどパス!

つつじ沼を見て左に進みます。




湿原に入るとすぐに目を引いたトキソウですが、ここには群生です




トキソウの周りの葉は立ちギボウシ


レンズが離れるとトキソウは解かり難いですが、沢山咲いています。

タチギボウシが咲き出したらまた見事と思います。


思ったより広大な湿原と山野草に魅入ります


青空も出て来て標高797mの高層湿原に満足・・・


ふらっとのドライブが、
思い掛けなずの797mの松山高層湿原を訪ねる事が出来た。

その途中8年前に寄った廃線となり、
ホームと線路敷を生かして親子で楽しめる「トロッコ王国」に立ち寄る。







機会があったらまた訪ねてもと思った・・・


おわり