越後三山の展望台
阿寺山
1,508.8m




  登頂日 2016年3月17日(木) 天気 快晴 登頂者 私等夫婦

  コースタイム
   広堀橋7:02-尾根取付き7:32-10:46・阿寺山・12:00-三ノ池12:12-尾根取付き14:08-広堀橋14:30
                                               登り=3時間44分 下り=2時間30分

  かねて雪のある時期に越後三山(八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳)の展望台・阿寺山に登って見たいと思っていた。
  3月6日に山友のWさんが登られ素晴らしかった!との話を聴き登頂の気持ちが強まり晴天の17日に登る。

  前日、阿寺山に何回も登っている魚沼のhiroiさんに状況確認の電話をすると16日に浅草岳に登ったが、山頂付近
  は少々の新雪だがトレースは消えていたので阿寺山も同じ状況でないかと話された。

  3月6日は10数人のハイカーが居られたとの事で、天気の良いこの17日はそれなりに登頂者が居ると思ったが、
  先行者と思った方は渓流釣りで、結果として長岡のKさんと言う方と私等のふたりでこの日は3人のみであった。

  Kさんも阿寺山は初めてとの事、私等は足が遅いのでお先に・・・と声を掛けて出発する。

  広堀橋を渡ると残雪歩きとなり、スキーの跡やスノーシュー、カンジキで歩いた跡があり、大丈夫!と思って歩き出す。

  途中でスノーシューの跡が無くなり登山口の近くに来るとトレースが3つに分かれていたので尾根の取り付きを選択
  して登り始める。

  ツボ足で登り始めたら抜かり気味になるので途中カンジキを付ける。
  登り始めはスキーの跡や幾つものトレースがあちこちにあったがトレースは1日2日前に登ったと思われる薄くなった
  カンジキのトレースのみとなる。

  暫くするとツボ足のKさんの姿が見え私等に追い付かれ、Kさんが先行され、その後に私等のペースで登る。

  高度を上げると雪も固くなったのでカンジキを外して登るが、成程、急登の連続と聞いていたがその通りの急登が続く。
  覚悟はしていたので長丁場の急登を一歩一歩山頂を目指す。




歩いたルート


高低図



7:02、堀広橋を出発、凡そ30分少々抜かり気味で林道を歩く・・・


急登を一歩一歩高度を上げると左に八海山・八峰と入道岳が顔を出し始めた


右に高倉山


ぶな林の急登を登り続ける




振り向くと遠くに米山に刈羽黒姫山


さらに急登が!


少し平らな所で初めて一息の休憩、右の急登斜面をトラバースして進む




そして直登!


急斜面を


九十九折で登る


やがて緩やかな斜面を登り阿寺山が近い・・・


右に巻機山


左に八海山と入道岳


阿寺山主稜線を目指す


ようやく主稜線に出ました


阿寺山は右のピーク、先行のKさんは間もなく山頂に


八海山をバックに阿寺山の登りです


山頂に立つ先行された長岡のKさん


阿寺山からの八海山


少しアップ


左・越後駒ヶ岳、右・中ノ岳、右奥・兎岳


中ノ岳、奥に連ねる稜線は兎岳、丹後山から谷川連峰にと続く・・・


正面真っ白な巻機山、その手前は高倉山


山頂は緩やかで広い


晴天・無風、越後三山の大展望台で1時間を超え景観を堪能する




12:00、山頂を出発、三の池付近からの八海山と入道岳


下山に入ります










途中休憩し八海山とお別れ・・・


林道に出て振り返る・・・




下山後、トミオカフォワイト美術館前からの八海山



越後三山の展望台の阿寺山、晴れれば多くの人が登ると思ったら
この日は3人で静かな山、阿寺山からの大展望は素晴らしい。

山頂を極めるに事前のルート確認が必要、
ガスったり荒れたら登頂は断念が無難の山と思った。



おわり