日向倉山
1,430,5m
登頂日 2017年4月14日(火) 天気 晴
メンバー まこと&かよこ
コースタイム
登山口 7:12‐急登分岐8:09- 日向倉山9:31
下山11:20-12:09分岐-登山口12:49
昨年初登頂で感動を与えてくれた日向倉山。
今年も昨年の山友とご一緒出来たらと思っていたが、
それぞれ日程が合わず雪消えも加速するのでは?と心配しながら
天気の良い土・日は駐車も困難ではと考え、
天気予報は一日中晴れマークの14日(金)は平日なので
駐車は可能と考え家を5時15分出発をする。
午前6時にゲートが開くが遅くなり何とか駐車出来ればと念じ、
トンネルを抜けると私等だけで拍子抜け!
仕度をして出発する頃1台の車が反対側にもう一台が私等の車列に停まる。
登るコースが違うようだが、稜線に出ればゆっくりの私等が後になるのではと・・・
雪の状態を見ると雪は凍っている状態なのでツボ足で歩き易い。
7時12分、日向倉山を目指して出発!
昨日雪が降ったようで踏み跡は微か・・・
昨年登った急登の尾根をゆっくり登り始める。
昨日は風もあり冷えたようで急登ヶ所はアイスバーン状で
ストックをしっかり雪面に刺しながら鋲長靴だが滑らないように一歩!一歩!
昨年は稜線まで休憩を入れ1時間要したが、
タイムは参考とし、今日は体と体調に課題を抱える身のふたり・・・
間違いは絶対に許されない!
時々一息入れながら振り向くと正面に荒沢岳の雄姿に感動!
その感動が私等の背中を押してくれる・・・
ああ~、今日はカンジキよりアイゼンが良かったかな?
だが、長い距離は足回しは軽い方が無難?
その先の雪の状態は未知数なので、
必要に応じてカンジキの使い分けをと考えながら進む・・・
急登ヶ所は相変わらずアイスバーン状で滑ると滑落の危険もあり、
登り易い雪面の進行方向を確認しながら脇目を振らず
長靴の鋲を効かせながら一歩!一歩!進む・・・
危険ヶ所はシャッターを切れず、稜線真近く斜面が緩んだ所で赤崩山方向を一枚!
8:09、稜線に上がると正面に未丈ヶ岳とその稜線がデーン!と、
そして荒沢岳の雄姿を眺め背にして一息!
荒沢岳の右に中ノ岳と駒ヶ岳
これから進む日向倉山方向、
少々下って緩やかな登り。。。快適な稜線歩きの開始!となる・・・
進むと広い稜線歩き・・・
昨日の新雪でトレースは無いが、快適なツボ足歩きだ!
後から何方かがと振り返るが人影は見えない。
別なコース取りをされたようで全く予想もしなかった私等貸切の稜線歩きとなる。
緩やかなアップダウンを幾つか繰り返しながら山頂を目指す!
貸切!最高のコンデションで景観を眺めながら、気は緩めず進む・・・
前方に雪の崩落ヶ所が見えた
近ずくとかなり大きな崩落、左の雑木に入り進む・・・
歩いて来た稜線を振り向く、
崩落ヶ所を過ぎると少し斜面もキツクなると再び斜面はアイスバーン状になる・・・
この先、カメラを取り出しシャッターを切る状態では無い斜面が続く・・・
最初の急登を登る時と同じように、
ストックを効かせ鋲長で一歩一歩頂上を目指し・・・
9:32、日向倉山・山頂に到着!
正面に未丈ヶ岳、毛猛山塊の稜線が迫る!
今年もと念願の日向倉山の山頂!
しかも予想もしなかった貸切の日向倉山となりました。
少し風をあったので風を避けて奥只見湖方向に少し降りて休憩!
まだ9時30分少々の時刻にてフリースを着て、
ポットのお湯を注ぎ景観を眺めながらティータイムとする。
時間はたっぷりなので少し雲も多くなったが、
風もなくなり温かく貸切の日向倉山・・・
山頂で気儘にのんびり・・・、
私はハーモニカで日向倉山の新鮮な空気を胸一杯に吸います・・・
かよこは、スケッチブックを取り出し周辺の山々を・・・
右に未丈ヶ岳をその奥は毛猛山・中岳・百字ヶ岳、その左に桧岳と続く・・・
中央白い湖面の奥只見湖、左の稜線は丸山スキー場に続く・・・?
右側の稜線から遠くに人影が見えた・・・そして、その後にもう一人の人影が・・・
山スキーのハイカーのようだ!
オーイ!と声を掛けると相手もストックを振って応えた様子・・・
私等は1時間30分以上も休んでいたのでザックを担ぎ山頂に移動する。
そして、あらためて記念の山頂での一コマ!
休憩していた方向を見るとスキーヤーの人影、
思った以上に早いペース、そして山頂を目指して居られるので到着を待つ。
ひとりが小千谷市のOさん、もう一方は群馬の方で登山口で一緒になり
全く別の尾根を登られ渡渉で苦戦をされたとの事・・・
ベテランのスキーヤーのようで、OさんはEVA父さんのコンビとの事で納得!
おふたりと山頂で会話を交し、お互い登った尾根を下る事で私等は先に下山する。11:20
下山は少し雪も弛み比較的順調、
下山途中、登るふたりに出会う!
群馬からだそうで、先週宝蔵山~白山の稜線を歩いたとの話・・・
素晴らしい稜線歩きが出来たとの感想を聞き、
地元で私の大好きなコースを歩いてくれた事に嬉しくなった。
ハタノさんのブログフアンとの事、ここでも知り合いの名前が出て来た。
会話をしていると単独のスキーヤーが山頂に向かう。
今日の日向倉山は私等含めて7名の登頂者となる。
そして雪庇が崩落したヶ所に再び・・・
順調な下山と言えどもまだ時間は十分にて、急がず景観を眺めながら・・・
下山は登った隣の尾根を下る。
その分少し下山は短縮出来そうだ?
雪も柔らかくなったが、荒沢岳を正面に見ながら
急斜面もあり慎重にステップを切り降りる。
標高が下がると尾根筋はブッシュ
そして亀裂も
眼下に銀山平の橋が見えて来る
最後の急降下のヶ所は、雪が解け安全なルートを確認しながら降りる。
11:49、雪の壁を降りて無事駐車帯に。
日向倉山登山を終える。
昨年に比して残雪は遥かに多い!
残雪の日向倉山は雪庇の崩落やクレパス等々、
雪の条件が日々変化する事を踏ま、一層気を付けながらまだ楽しめそうだ。
下山して昼食とする。食後時間の余裕も充分にて
近くの花の六万騎山に移動する。
六万騎山に
おわり
2016年3月22日
日向倉山