加茂山岳会
山開き下見登山
粟ヶ岳
登頂日 2017年4月23日(日) 晴
メンバー キタザワ会長・ワタナベ・スズキ・まこと&かよこ
4月29日(土)・みどりの日が恒例の粟ヶ岳の山開きである。
粟ヶ岳の山開きは今年で60回を迎える記念の山開きである。
主催は加茂山岳会で加茂山岳会は今年創立され今年で87年を迎え
新潟県でも歴史ある山岳会であり、山開きは60回を数え節目の山開きである。
23日は粟ヶ岳の残雪と登山道の状況確認に私等夫婦も参加同行させて貰った。
今日登る粟ヶ岳
朝7時に第一水源地に集合し、7:22、第2水源地登山口より登り始める。
登り始めると間もなく登山道両側に白いイワウチワの群生!
早速登山道を塞いでいる倒木を処理!
2合目付近も新緑が芽吹き爽やかだ!
力が出ない私は急がず一歩!一歩!
3合目みなさん待っていてくれたけど
私はゆっくりなので気にせずとお願いし休まず一緒に進んで貰う
4合目下の3本ブナ迄は残雪が全くない
3本ブナの上から残雪があり倒木を処理しながら・・・
私は眺めシャッターを切るのが仕事!?
4合目下がらの残雪
4合目
4合目から眺める鎖場・粟庭(6合目)砥沢の峰(7合目)と奥に北峰&中峰
大栃平手前に
そして大栃平に、8;47 ここの休憩も無しをお願いして進む・・・
所々雪で歪んだロープを縛り直して進む・・・
倒れた道標も直しながら・・・
群生するピンクのイワウチワがご苦労様と励ましてくれる・・・
此処の弛んだロープも
張り替えて
急登の4つ梯子を過ぎ、4年程前に崩落したヶ所のロープの点検もしながら・・・
「大丈夫のようです!」
危険ヶ所を登り点検作業のふたりに声を掛ける・・・
この作業も作業の一つ、役には立っている!?
鎖場と粟庭&砥沢の峰
当然鎖場には雪は無いが気を許さずが必要!
6合目粟庭の頭から砥沢の峰と三峰&本峰を眺める
宝蔵山~白山
砥沢ノ峰の下、このトラバース間の残雪渡りも要注意!
このヶ所に取敢えずロープを取り付ける!
残雪がしっかり付いた砥沢の峰を登る。
10:22、砥沢ノ峰に到着する
私等二人は小屋までとさせて貰う。
8合目迄のロープは雪で流されるため昨秋撤去済み。
ロープは中峰から先のロープと頂上直下だけだが雪の下。
記念写真を撮り3人は残雪状況を確認しながら頂上に向かう。
10:35、3人が下山し、小屋で一緒に昼食をする事として見送る。
アップすると・・・
進む方向は難所に見えるが歩きはスムース!
一週間後にはこの危険と見える部分の残雪は消え夏道となるのかな?
アップは此処までとするが、3人の姿は八合目から見えなくなる。
3人は、北峰に上がり中峰・山頂に向かう (以降11コマ画像は鈴木さん)
中峰より山頂はもうひと山
大きなクレパスを左に見て山頂を目指す!
11:24、粟ヶ岳山頂、雪は無い!
山頂より前方に白根山、遠く右に守門岳、左に浅草岳
川内山塊を眺める、前方白根山、中央に矢筈岳、左のピークが青里岳
山頂には雪はないが東&南斜面には雪はタップリ!
山頂からの景観を堪能し中峰夏道から左斜面の残雪斜面を下る。
シリセードで特急下りを楽しむ!
下りを開始した斜面を振り返る
私等は、3人の下山を待ちながらこの辺で趣味と健康タイムの休憩とする
山でのこのひと時は私等には至極のひと時!
山頂組の3人も最高のひと時ではと待つ事約2時間!
電話をして見ると私等が見え位置との事、やがて3人の姿が見えて来た
小屋脇の残雪、一週間後・29日の残雪は如何程かな!
12;32、再度合流し5人で小屋でのお昼。
山頂からの川内山塊の景観は近くに見えて素晴らしかった!
下山は中峰から残雪を伝ってシリセードでこれまた素敵!と、
あれこれ会話が弾む・・・
山開き登山道下見登山は暑くも寒くも無い天候に恵まれた。
点検作業も楽しく、粟ヶ岳も満喫!心地良い粟ヶ岳ヒュッテでのお昼となる。
50分程小屋での楽しい団欒とお昼を終え・・・下山に
砥沢の峰と粟庭(六合目)鞍部に降りるトラバースも要注意!
登りに吊るしたロープを伝って降りる。
29日はさらに雪は融け様子は変わるので、
状況に合わせて慎重に行動をお願い!
鞍部の細尾根から粟庭の頭を眺める
鎖場、急降下ロープ&梯子を過ぎて・・・
シュンラン
大栃平から振り返る
花を観ながら下山する
3合目より袴腰山
登る時は開いていなかったタムシバの花
登る時見落としの倒木雑木を処理して・・・
気温も上がり緑も多くなったようだ!
粟ヶ岳スミレ!!??
コシノコバイモ、も・・・
そして、カタバミ
花見も加わり良い一日、満足な粟ヶ岳の下見登山、
登ったみなさんも満足の様子!
当然私等もみなさんと小屋まで登れ、趣味の時間も過ごせて大満足!
29日の山開きは晴天を期待!する。
雪の消えは日一日と進み変化し、気温の上昇と共に、
今回の画像の様子とは違い残雪のない所も多々と思うが、油断せずに!
そして、新緑も日一日と進み新緑の粟ヶ岳に衣替えが進む・・・
同行した私は、結果として下見登山で登山道の点検の様子と
山開き一週間前の粟ヶ岳の様子をお知らせする事が出来た。
参考にして頂き沢山の方々の山開きへの参加を期待します。
山開き開催要項