粟ヶ岳
ヒメサユリ開花状況
登頂日 2017年6月13日(火) 曇
今日は曇っても粟ヶ岳のヒメサユリの開花状況を確認し鑑賞ながら登る計画をする。
今日は今迄時々使っている亡き山友(本間さん)の形見のスティックを持参して登る。
このスティックは当時本間さんが元気の頃、二王寺岳に年間登頂回数は100回を越え
その後五頭山には年間200回以上は登っていた。
五頭山には何時もこのスティックを持参し、登山道の水抜きをしながら登られた。
よって、私は今日粟ヶ岳のヒメサユリの開花状況を確認し鑑賞する事も合わせ
本格的梅雨を前に道中、彼と一緒の気持ちも込め
形見のスティックで登山道水抜ヶ所の点検・整備をしながら登る。
かよこも連日の畑作業で本調子では無いというので
登山道の作業をしながら登るには好都合でもあった。
7:22分、登山口を出発!
2合目前から粟ヶ岳方向を見ると青空が少し・・・
途中作業をしながら3合目に着くと、8:19分、
大分遅い時間だが作業をしながらにて当然・・・
8:56、大栃平に着く、途中に陽が射し始めたが粟ヶ岳は雲が多い。
水をひと口・ふた口飲んで進む・・・
ヤマボウシ
緑一色の粟庭
梯子を4つ超え、ガレ場を登り鎖場で疲れたようでひと休みして・・・鎖場を登り、
9:37、6合目に着き山頂を眺めるとガス
六合目下るとヤマツツジが緑に映える
ナナカマドの白い花、ピンクのサラサドウダンとヤマツツジが緑に色を添える
9:59、7合目下の坂を一歩一歩登り避難小屋に着く。
小屋の脇にヒメサユリの蕾が3輪
雪消えの遅い小屋の脇下にタムシバノ花
イワカガミは沢山咲いているが日当たりの良い所は色が鮮やか!
7合目上からヒメサユリが沢山咲くのだがと眺めながら登ると
蕾のヒメサユリが見えて来ました・・・
開いたヒメサユリも
この辺は3~4日後だと開花のヒメサユリが増え見頃と思う。
タニウツギは見頃!
8合目上のヒメサユリはまだ蕾
登山道脇に現生する蕾
1週間後は開花したヒメサユリが競って迎えてくれるだろう!
粟ヶ岳唯一の小さな湿地帯、山好きな双田さんが大分前に植えたアヤメにミズバショウが一株。
北峰から中峰(9合目)過ぎまでヒメサユリ蕾のオンパレード
11:14、山頂に、誰も居なく登りに汗で濡れた半袖1枚では寒いので
着替えてフリースを着てお昼を食べてのんびりする・・・
先行されての下山者は4人、私等が山頂に居る時は4人が山頂に。
山頂で会った一人の男性は軽装なので
「どれ位で登られましたか?」と聞くと「1時間50分です」と・・・速いタイムだ。
私が過去に粟ヶ岳で会った人の最高タイムは1時間20分、
私の知り会のTさんは「1時間40分」で彼は還暦記念に
粟ヶ岳を早朝から2回登り登り3回は途中で暗くなり断念したとの事。
最近はトレーランで登る人が居られるのでまだ早いと思うが、別格だ・・・
10年程前、私等もどれ位で登れるかなとタイムトライアルで登ったが、
2時間7分で2時間は切れなかった。
それ以降、タイムは気にせずその時の体調や天気を勘案し
花や景観を眺めながら登る粟ヶ岳の山登りとする。
山登りは人それぞれでタイムを競う人、景観や花を眺める人、
のんびり健康の為に登る人、人それぞれだ・・・・
今の私等は、健康保持と景観や花を眺めながらのんびり形かな・・・
でも、何処の山も侮らず気持ちは引き締めて登る事にしている。
12:20分、記念に写真を撮り下山に掛る。
山頂直下で知り合いのNさんが声を掛けてくれた。
下山時小屋の前のベンチに腰を降ろししばし山談義・・・
下山に3人の若い女性グループ、さらに年配の3人の男性グループが登り
今日の粟ヶ岳を登られた方は、私等含めて19人でひとりが三条側から、
考えるとヒメサユリを観に登る人の大半は加茂の水源地からかな?
下山も再度ヒメサユリを眺めたり景観を楽しんだりしながら下山する。
あらためてヒメサユリの沢山の蕾を観て感嘆!
もう1週間したら粟ヶ岳のヒメサユリは開花して最高の見頃を迎えるだろうと思った。
6合目粟庭の頭を眺め、粟庭で振り返り・・・
大栃平でベンチで腰を降ろして粟ヶ岳を振り返りながら下山する。
3合目に私等より後に登り、先に降りた女性3人のグループが
3合目ベンチで休んで降りる所だった。
3人は8月にアルプスの穂高-北穂高を目指すそうで質問を受ける。
縦走はその日の天気と体力や経験も必要なので、
当日の天気を勘案し涸沢小屋の人に聞いてはと・・・会話をしながら一緒に下山する。
初めての粟ヶ岳と言う事で粟ヶ岳をバックに2合目下で記念の一枚!
みなさん、これからも楽し山登りを続けて下さい!
15:53、登山口に着く。
今日は8時間30分の時間帯でヒメサユリの粟ヶ岳を訪ね
山頂始め何人かの人達と出会い、楽しく会話が出来た。
みなさん、また何処かの山でお会い出来たら・・・ありがとうございました。
今日は、亡き本間さんと一緒の粟ヶ岳、
本間さんとの山の思い出と人なりの想いは未だ記憶に鮮明に残っている。
近い機会に彼との山行きのブログを振り返り
紹介もさせて頂き私の山人生に今後も生かしたいと思っている。
粟ヶ岳のヒメサユリは蕾も沢山あるが、
蕾も可愛くその中にも咲き始めた花もあり
今でも十分ヒメサユリを鑑賞出来て楽しめます。
尚、一週間後頃のひめさゆりは8合目から山頂迄は最盛期!か?
終り
粟ヶ岳の登頂記録