月 山
1,984m
登頂日 2017年7月9日(日) 晴一時曇
加茂山岳会7月山行 計20名
2017年度の加茂市民登山が取り止めとなり、
会長の計らいで「残雪と花の月山」の会山行が実現する。
コースは志津コースにて、体力・脚力に応じてコースを選ぶ事が出来
しかも臨機応変にコースを取りが出来る。
午前5時加茂市役所集合・出発、途中に参加者も乗車し、
マイクロバスは約4時間で目的の志津コース登山口に向かう。
心配した天気は2~3日前までは雨マークもあったが、
当日は青空で長い道のりも気分も晴れやかだ・・・
駐車場はほぼ満杯状態だが、後ろの方に余裕がありそこに駐車。
早速仕度を整え登山口のリフト乗り場に向かう。
姥ヶ岳迄とする組、牛首分岐で迂回する組、山頂迄登る等々・・・
希望に応じたコースを歩き、どのコースを歩かれた人達それぞれ大満足!
残雪が残る夏・花の月山を楽しんだ。
途中月山の案内図があり会長が確認のコースの説明をする。
そして、途中登山者ひとり200円の協力金を払いリフト乗り場に向かう。
リフトに乗り下を見るとニッコウキスゲの群生!
左前方に姥ヶ岳、残雪を利用するスキーヤーの姿も見える・・・
リフト乗車は7~8分程
リフトを降りて
みんなで記念写真前、「どっこいしょ!」
10:12、出発!
間もなく姥ヶ岳と牛首経由の月山への分岐。
姥ヶ岳の登りは残雪の急登・・・
結構急な登りが続く!
残雪が無くなると階段の登りとなり、
両脇にチングルマの群生!
快適!快適!
久し振りに花の楽園を歩く・・・
10:38、姥ヶ岳山頂と三角点
姥ヶ岳の山頂は広く眺めも良い!
山頂で小休止
ヨツバシオガマ&ヒナウスユキソウ
ミヤマリンドウ
牛首分岐経由月山に向かう。
途中にもいろんな花が目を楽しませてくれる。
ヨツバシオガマが沢山・・・
奥のピークが月山
のびやかな登山道が続く。。。
ガクウラジロヨウラク
ここにもハクサンイチゲ
雪渓、雪解けの後から春の花が咲く・・・
牛首分岐の手前で休憩する。
牛首分岐
また雪渓を踏んで進みます・・・
歩いて来た稜線を振り返る・・・
行列に近い急登を登ると延命地蔵。
そして隣に稲荷様、それぞれお参りをする。
稲荷様の後ろを登り終えると、山頂近し!
山頂月山神社は目前!
広くなだらかな山頂を進む・・・
花があちこりに・・・
クロユリ
ミヤマキンポウゲ?
(私にはキンバイとキンポウゲの見分けは出来ない)
バイケイソウ
頂上小屋
12:25、月山山頂の神社
12:30、神社裏稜線にある月山の三角点
三角点と肘折への稜線
8合目登山口の稜線
三角点方面からの山頂神社の様子。
山頂小屋と周辺の様子、月山の山頂はなだらかで広い・・・
お昼休憩・・
凡そ2000mだが暑くも無く寒くも無い快適なお昼休憩だ!
休憩を終え、花を観ながら下ります・・・
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ
ミヤマガシラ
池塘、ガスが濃くなって来ました・・・
帰りも稲荷様と延命地蔵にお参りをし、
雪渓に降りると視界は数メートルとなる。
ガスを想定したロープ
私等下山は雪渓を左に巻きながら降ります・・・
高度が下がるとガスも薄くなる・・・
急がず残雪を楽しみながら下る・・・
8名は姥ヶ沢コース経由で
沢筋にサンカヨウ
ショウジュヨウハカマ始め春の花の芽吹き!
オオバキスミレ
残雪が残るこの沢にもゼンマイはじめ種々山野草の芽吹き・・・
雪に耐えた登山道を進む・・・
まだ残雪が残る斜面を渡る・・・
残雪が消えた周辺にはリュウキンカ?の群生
雪渓渡りを終え緩やかな下りが続く・・・、
途中冷たい沢水で喉を潤しひと休みをして
5:18、先に着いたみなさんと一緒になり駐車場を目指す。
15:25、8名は駐車場に着き、先着の12名の皆さんは寛ぎながら待機。
月山山頂は雲!、駐車場は晴れ!
一行20名、一路、日本海に落ちる夕日を観ながら新潟に・・・
約8時間のバスハイクと約5時間の山旅。
残雪を踏み、花を眺めながらの月山登山。
素晴らしい一日を過ごさせて頂き、ありがとうございました。
おわり