大境山
1101.6m


登頂日 2013年9月29日(日) 天気
登頂者 加茂山岳会山行会17名


新潟県と山形県の県境に位置し、新潟百名山のひとつである大境山。

飯豊連峰・?差岳の前衛の山として知られる大境山は
この時期、紅葉はまだ早いが爽やかな秋晴に恵まれた日となる。

この日の登頂者の半分は大境山は初登頂のようであり、
登頂するのは私等だけのパーティーであった。


7時33分、中田山崎の登山口を歩き始めて砂防ダムの下で会長の挨拶がある。

 


挨拶を終え、途中で引き返す人の確認をして記念写真を取る。

 


出発にあたり、会長より今日の先頭の指名を受け大境山を目指す。

ダムの水路を渡り、用水の水路沿いに標識に従い登山道に入り、
最初の渡渉をしていよいよ登りの開始となる。

 


今日も先輩の3人は膝痛を押しゆっくり登りで、
3時間歩いた所で引き返すと方針を立てて一緒に歩く・・・




3人とも出来れば少しでも一緒にパーティーと離れないようにと
先頭を任されたので私は心して歩く・・・

しかし、御三人は山のベテランなので
遅れる事、共に了解にて安心をして進む・・・

他のメンバーは健脚な人、少し遅れ気味になる人それぞれ・・・

急登続きの大境山なので
一人でも多く山頂を踏んで欲しいと願いながら、

後半も続く急登に備えて、
ゆっくり歩きと適当な休憩を入れて頂上を目指す。

抜けるような青空に映える赤いナナカマドの実と
紫の実(名前?)がパーティーを励ましてくれる。

 


9時12分、急登を登り切り、やがて見晴らしの良い稜線に上がる。

腰を降ろしたい所だけど秋の陽射しは暑いので少し先の木陰で
後続の人達も待つ事とも考え中休憩とする。




10分程の中休憩を終えて下りに入ると水場でもある
沢に到着して、水が必要な人はここで補給する。

沢の水は思ったより流れは無かったが、水の補給には
少しは役立ったようである。




水場からトラバース気味に登り2回目の稜線に出ると
目前にこれから登る急登のピークが見える。

ダムサイトから歩き始めて2時間32分。

ゆっくり歩きで3時間半〜4時間と見た登頂予定から
すると順調過ぎる時間・・・と思いながら進む。




一番急登の所も一歩一歩ゆっくりと・・・

急登のピークに来るともう一つのピークが見える・・・
大境山の騙しピークである。

途中か枯松山と?差岳が現前に見える。




ふたつ目のピークを超えて右側に池塘がある。




池塘を過ぎるとまたピークが見えるが、
次のピークが山頂か?もう一つ先が頂上か・・・・

次のピークを前に眺めの良さそうな所で
後から頑張る人と一緒にパーティーを組んで山頂を踏みたいと

先行者の5人から休憩をして貰い後続者を待つ。

会長が最後尾をフォローし、途中までとした5人を
確認して12名が一緒になり目前の頂上を目指す。

10時45分、大境山頂上に到着する。

頂上は360度の展望である。

飯豊連峰北端の?差岳を前に飯豊の稜線のを眺める。






今日大境山の頂上に立った人達の記念写真を撮る。




1時間早い飯豊を眺めながら山頂での昼食休憩とする。

 

 


1時間の昼食休憩を終えて13:00、下山にかかります。

 


一番の急降下を終え、沢の水場で一息入れて・・・




ひと登りして急な下山なので、
滑らないように慎重に・・・降りました。

先行して下山した人達は渡渉する沢の前で後続者を待ち
登山口までパーティーで無事大境山登頂を終えました。




途中下山組も一緒に梅皮枝荘のお湯に浸り
3台の車に分乗して集合場所の市役所前に到着し解散としました。

20日温帯低気圧に変わった台風19号。

その後台風一過で比較的晴天が続き、
29日の日曜日も爽やかな秋晴れの中。大境山登頂が出来ました。