今年初の
宝蔵山




  登頂日 2012年3月11日(日)晴
  登頂者 単独、途中から坂上さん同行
  コースタイム
   登り中大谷登山口9:41-山ノ神付近10:09-鉄塔10:19-小豆坂11:20-ピーク11:40-前宝蔵12:27-頂上13:12
    下り=頂上13:40−登山口15:

   朝9時を過ぎ出発時間も遅くなったが、天気も良いので宝蔵山を目指す事にした。
   中大谷登山口に五泉のグループがかんじきを付けて登る準備を終えて先行する。

   私もかんじきを付けて9時35分出発をする。
   トレースを借りて歩くのでグループの最後尾に追い付き、最後尾の青年に話し掛けられ会話をしながら歩く。
   不思議とその青年は私が知っている家族の一員であった。

   6人のグループは山ノ神付近で休憩を取ったので、私は先に歩くが3月の雪は大分締ったと言えども、まだ
   10cm〜20cmは沈むのでだんだんと疲れが出て来る。

   尼池山を過ぎ急登の小豆坂は、雪で一層登り難い急登であるが、何とか体を前に倒して登り今日はここ迄
   と思ったが、青空と雪の宝蔵山のロケーションに魅せられ、宝蔵山と前宝蔵山が見える展望の良いピーク迄
   頑張る事にして進む。

   カメラは前半シャッターが切れたが、小豆坂手前から電池切れとなった。
   宝蔵山、前宝蔵山が見えるピークに立ち、水を飲み休憩をして引き返そうと思ったら、6人グループの最後尾
   で会話をした青年・坂上さんが私の名を呼んで登って来た。

   他の人は急登の小豆坂で引き返したとの事、坂上さんは天気が良いので引き返すには勿体ないので私の
   後を追って来たと言う。

   私も単独だと疲労が重なり頂上は時間的にも無理と思っていた矢先だが、彼は宝蔵山の山頂は未だ踏んで
   いないと言われた。

   こんなに天候に恵まれる日は滅多に無く、私の好きな宝蔵山の頂上を極めて貰いたい気持ちと、一緒であれ
   ば私も大丈夫と判断して気持ちを入れ替えて宝蔵山頂上を目指す。

   しかし、今年は低山里山猿毛山が10回程度なので脚力も落ち、登りは頂上手前から足が攣り気味となり下山
   時も尚強く腿板が攣ったものの手当てをしながら事無く下山する。





林道はまだ雪が多くため池付近を歩く 大谷登山口標識が少し顔を出していた
先行せる6人グループ 今日は山ノ神の上を歩く
山ノ神付近から柿木平 鉄塔から粟ヶ岳を眺める
林道終点の積雪の様子 右は昨年の同じ地点→ 2011年2月20日の同じ地点、20日後の今回と積雪はほぼ同じ
尼池山の稜線に出る 尼池山付近から戸倉山、稜線の後ろに白山
粟ヶ岳と守門岳 小豆坂を黙々と登る
(ここからの画像は坂上さん提供)
ピークから左に戸倉山・烏帽子山の稜線、奥に白山 これから宝蔵山に向かって進む
右・宝蔵山と白山への稜線 左に切ったった痩せ尾根と宝蔵山
痩せ尾根は先に私が歩く 前宝蔵からの粟ヶ岳
前宝蔵山で記念写真を撮る
一部急登の危険ヶ所を超えて宝蔵山を目指す 急登を終えて頂上に向かって緩やかな斜面を歩く
山頂付近からの粟ヶ岳 もうすぐ頂上
白山、左肩に真っ白な飯豊連峰 山頂から川内山塊
頂上にて 大満足の坂上さん
下山は慎重に下る 振り向いて右宝蔵山と左奥に白山


   2011年3月11日、午後2時46分、
東北沖大震災が発生!

地震と大津波により沢山の生命と財産が失われた。

   下山時、小豆坂の上でこの時刻を迎え、
ふたりで哀悼の意を表し黙祷をする。

被災地の一日も早い復興・復旧を祈ります。