新雪を分け猿毛岳に -@


登頂日 2014年1月10日(金) 天気 小雪
登頂者 私等夫婦


余裕時間が取れたので猿毛岳に登りました。
車を走らせると雪が舞い始めました。

この程度は大丈夫と登山口に着き躊躇することなく
11時39分、頂上を目指して登り始めました。

寒波もお昼近くになると少し緩みましたが、
新雪の下は圧雪で凍っています。

登山口の積雪の量は少ないです。

 


こんな日は、誰も登らないだろうな・・・と思いながら
この日もトレーニングを兼ねて薪を担いでゆっくりと・・・

雪も止み少し薄日が射し始めま青空も出て来ました。

青空の雪の華は綺麗です!

 


ああ、今日も来て良かった・・・、と、思いながら稜線を歩きました。




稜線で尾根の狭い所は風雪でトレースが
消えかかって居る所もありますが、問題はありません。




登り始めて約1時間、12時32分に頂上に着きました。

青空は一瞬の青空で粟ヶ岳方向は雲のカーテンです。

誰も居ないはずの小屋の前に一本のストックが見えました。

誰かが忘れたのかな?と思ったら小屋の前に足跡が沢山あり
スキー場側から誰かが・・・オオタさんかな?

と思い小屋のドアを開けると間違いなく、
登山口に材木の切れ端を袋に詰めて置いてくれるオオタ大工さんでした。

 


新年の挨拶を交わし、ストーブに火を入れ3人でお昼を食べました。

オオタさんは先に下山、私等はゆっくりです。

2時になったので私等もそろそろ下山に掛かろうと外に出ました。

粟ヶ岳方向は何も見えませんが、弥彦山は裾野が見えました。

簡易積雪計は雪が付いてなかなか落ちませんが
雪を落とし表示を確認したら山頂の積雪は50cmです。




積雪を確認して歩き始めると誰かが登って来ました。

「戻れてぇ〜!戻れてぇ〜!」と叫ぶ先頭の人はヤベッチさん、
続いてニリンソウさん、アベちゃん、
魚沼のコバイモさんに地元の一路さん達でした。


遠くから顔見知りの人達、再度小屋に入りました。

コバイモさんは、一昨年亀田の病院で腰の手術をされ
今日主治医から完治と言われたとの事。

病院の帰りに前々から猿毛小屋を訪ねたいとの
思いをこの日の実現となりました。

再度ストーブに薪を入れました。
ストーブの中はまだ強い炭火だったので薪はすぐに燃え始めました。

みなさん、一息入れると、出て来る!出て来る!

甘酒に餅にピザ他、諸々と・・・

コバイモさんの完治祝?の猿毛小屋となりました・・・



あれこれ、賑やかに団欒が続きました。




やがて3時に、コバイモさんの帰る電車の都合もあり帰り支度です。

みなさん、小屋の前で記念写真を撮りました。




写真を撮り終え、急ぎ足で下山を開始しました。

思い掛けなく私等もご馳走に預かり、
良い猿毛岳登山となりました。

みなさん、ありがとうございました。



翌日、1月11日の猿毛岳に