北アルプス北部縦走


朝日岳
2417.9m
雪倉岳
 2510.9m
鉢ヶ岳
2563m
三国境
2761m
小蓮華岳
2763.4m


日  程 2014年9月13日(前泊)〜16日
登頂日 2014年9月14日(日) 朝日岳 15日(月)雪倉岳・鉢ヶ岳・小蓮華岳
天  気 14日 晴一時曇 15日 曇 16日曇一時雨
登頂者 tamoさん キツカワさん  かよこ  まこと


昨年来懸案のコース、9月中旬頃の日程と天候を日々眺め今回の日程となる。

一日目は花の豊富な五輪尾根を登り朝日岳に。

二日目は雪倉岳-三国境、白馬岳は登らず小蓮華岳経由で白馬大池泊。

三日目は白馬大池を下山、高年者登山で花と景観を楽しみました。



日替わり猫の目天気は日々変化、夜中に空を見上げると月明かりに星空、
朝起きると雲ひとつない予想外の好天気に恵まれる。

蓮華温泉の宿から今日目指す朝日岳と雪倉岳と稜線がくっきり見える。
    さぁ〜蓮華温泉を出発!5:23分

歩き出すと雪倉岳が朝日に輝いていた

トリカブト等、まだ夏の花が咲き乱れる兵馬平の池

兵馬平の池を後に進みます。

沢筋を渡り

瀬戸川の橋を渡り

細尾根を歩き

ひょうたん池を左に見て進みます

山奥に重機の音が??、白高地沢の護岸工事をしていました

何回も流された橋のようです。

今度は流されないように祈って渡りました。

大きな石のテーブルと腰掛があったのでコーヒータイムを取り
いよいよ本格的な登りに入る。

途中にイカリソウとアキノキリンソウが沢山見れた
ようやく見晴らしの良い尾根筋に出ました。
木道・カモシカ坂の登りです

左右草紅葉の草原を歩きます

草原と木道の坂が続きます

草紅葉を眺めながら休憩をしました

成程、花の五輪尾根です。

春の花、夏の花、秋の花を眺め鑑賞しながら登ります。
私等を追い越した若者も休憩をしていました。

花、花、花、足が進みません。
花を眺め撮りながら歩きました
紅葉したハクサンタイゲキ                              ヒオウギアヤメ?
 
イワショウブの群生とオニシオガマ                      イワショウブのお花畑
 
タ デ                                     オトギリソウ
 
カライトソウ                              ハクサンシャジン
 
イワキキョウ                                ウメバチソウ
 

朝の青空は何時しかガスとなっていましたが、
まわりの花でガスは気になりません。
オウバギボシ                                キンコウカ
 
  キンコウカの群生地にニッコーキスゲが数輪                    シロウマアサズキ               
 

ガスは涼しく花の鑑賞しながら快適に歩きます。

この坂を登ると五輪山をトラバースして朝日岳を目指します。

この樹林帯(五輪の森)をトラバースして朝日岳を目指します。
湿地の五輪トラバース道、ここも花を鑑賞しながら歩きます
ゴゼンタチバナの実 トリカブト
シシウド ヤマハハコ
ハッポウワレモコウ キンコウカロード
冷たい伏流水が出ていた所で休憩をしました

冷たく美味しい水でした。

その前に初めて見る花?は、チョウジギク、別名クマギクとの事
ミヤマムラサキ ニガナ
スゲ科の仲間かな? ミヤマリンドウ
花を見ながら歩き、休憩所があったので少し腰を降ろしました。

小沢を横切り石の坂を登ります

あちこちにシシウドとトリカブトの群生を見ながら・・・
ハクサンフーロ ミヤマアケボノソウ
ミヤマキンポーゲ コガネギク

自然の花園を登ります
ウサギギク クロトウヒレン
ミソガワソウ イブキトラノオ?

花を終えたチングルマの群生地です
チングルマ タテヤマリンドウ
ミヤマコウゾリナ オニシオガマ


この斜面にもいろんな花が咲いていました。

雪解にはさらに沢山の花が咲き乱れると思う・・・ここでも休憩を入れる。

斜面にはイワイチョウとハクサンフーローの花の競演

ここにはオニシオガマとイワイチョウ、遠くにミヤマキンポウゲの競演

暫く休んでまた歩き出します

黙々と歩いていると栂海新道の分岐に出ました

懐かしい「アルプスから日本海へ」の栂海新道への入り口です

栂海新道分岐からひと登りで朝日岳はもうすぐ・・・

ようやく朝日岳山頂に着きます


13:58分、朝日岳山頂到着です。

8時間35分を要しての山頂です。

コースタイムより約1時間多く掛りました。

休憩を多く取り、花を眺めコーヒータイムも入れての山歩き、
(中)高年のんびり登山としてはベストなタイムと思います。

2005年に登った時の山頂標識は変わっていました。

やった〜!私等には無理と思っていた2度目の朝日岳山頂です。

下山し今日の宿、朝日平の朝日小屋に向かいます
何?リンドウ イワイチョウの群生を眺めて・・

朝日平と朝日小屋が近くなりました

朝日平に着きます


朝日平と朝日小屋に着きました。

小屋の御主人と馴染みのtamoさんは先に小屋に手続きをしてくれています。


朝日小屋の前で3人で記念写真、tamoさん差し入れのビールで乾杯!

今日のビールも格別の味でした・・・


小屋の前でのんびり・・・、小屋泊りの幸せなひと時です。

ガスが掛っていた朝日岳が姿を現しました。


小屋に入りtamoさんお馴染みのお蔭で素敵な部屋に案内されました。

tamoさんは、小屋の食事とお手伝い。

私等は部屋でザックを置き夕食前に外に出ると朝日岳はスッキリ!

前朝日岳と朝日平のテン泊者の色とりどりのテント群です。


今回も姿を見せてくれました〜!

雪倉岳、鉢ヶ岳、朝日岳、その奥に白馬岳です。

今日は午後から曇りの予報でこの光景を期待しながらも半ば諦めていましたが・・・

頑張って登った「素晴らしい光景!」最高のプレゼントです。


夕日に輝く白馬連山です。


私等には3度はないであろう、絶好の日和となりました。

朝日平から白馬連山バックに
私等の登山で記念すべき画像の一枚になると思います。


日本海に陽は落ち、朝日平(小屋)の夕暮れです。


花を眺めながら五輪尾根を登り、朝日岳に到着。

朝日平では期待した光景に浸る事が出来ました。

18時からの朝日小屋豪華な夕食を頂き、

幸せ気分で第一日目、朝日小屋で一夜となりました。


二日目に