新潟100名山
鉢ヶ岳登頂記
登頂日 2014年9月15日(月) 天気 曇
登頂者 私等夫婦
朝日岳-雪倉岳-小蓮華岳を四人で縦走した機会に鉢ヶ岳に登る。
鉢ヶ岳トラバース道の上は登山道の無い 新潟100名山の鉢ヶ岳です。 標高は2563mで雪倉岳より約62m高い山。 2005年8月5日に小蓮華岳〜朝日岳を歩き栂海新道を縦走した時 鉢ヶ岳のトラバース道を通っていたが、山頂は踏んでいなかった。 よって、今回可能であれば登頂したいと思っていた。 鉢ヶ岳方向を見ながら歩いたが登山道は見当たらないが、 登れそうなので私等ふたりは頂上を目指しました。 |
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登山道はなくハイマツや草付を極力避けて登りました。 山頂が近くなるとガレの急登で九十九折で登り、約20分で山頂に着きました。 山頂にはケルンが積まれていましたが、山頂標識はありません。 私も3個ケルンに石を積むと、にょろり〜・・・鉢ヶ岳の御主様が姿を現しました。 1m以上もあるお主様ですが、お互いそっと・・・です。 |
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山頂を後にし、三国境の方向の稜線に降りる目標で歩きました。 |
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旭岳の右肩稜線から剣岳をアップしました。 鉢ヶ岳を登り下山はもっと楽チンと思い気分はルンルンです・・・ しかし、予想は外れてしまいした。 その先は危険な状態の山容で、縦走記と合わせて 別途鉢ヶ岳登頂記とました。 よって、縦走記と一部重複しています。 |
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鉢ヶ岳を登頂し三国境への稜線は簡単に下れると考え進むと 稜線が切れた状態で前のピークはかなり急峻に見えました。 前進は危険!引き換えし途中からトラバース道に降りる事にしました。 しかし、何処も急降下ですが、比較的緩やかな斜面を選びましたが、 降り始めると小石のガレ状、しかも急降下でした。 トラバース道は、上から見えなく、やがてガスが降りて来ました。 ガスが掛ったら危険個所で下が見えないと登り返しです。 少し急いで歩き易い個所を私が先になり後ろを誘導します。 幸いガスは消え、トラバース道も見える位置に来たので 急降下に生えるハイマツを分けて無事トラバース道に出る事が出来ました。 トラバース道に出たのが丁度13時で分かれてから約1時間を要しました。 大分先行のふたりに遅れました。 |
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鉢ヶ岳を振り返ると下山はスムースに見えますが、 実際は違うのでここからの鉢ヶ岳の登りはお勧めできません。 登山道の無い鉢ヶ岳は避けトラバース道歩きが正解です。 |
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鉢ヶ岳山頂を降りる途中先行者二人の姿は鉱山道分岐の先なので
遅れは40分強でしたが、幸い三国境を過ぎた稜線を歩く二人の姿が見え
私等の声が届き姿も見えたようなので安心をして私等も稜線を歩きました。
鉢ヶ岳を振り返ると稜線は簡単に歩けそうです。
しかし、近くで見るとかなり痩せ尾根でハイマツもあります。
このコースを登った方の記録を見るとかなり難儀をしたようです。
鉢ヶ岳を目指す人に鉱山道分岐側からの稜線はお勧め出来ません。
また、トラバース道からの登りは一層困難です。
新潟100名山登りを目指す人は、雪倉岳側から
主稜線を歩く事を心掛け、ひとつのピークに到達したらそこを越えるか
或いは少し手前からトラバースして鉢ヶ岳のガレの急登を
九十九折に登る事を私はお勧めします。
尚、ガスったら稜線が広く登山道が無いので見合わせが無難と思います。
又、新潟100名山の完登は私は簡単では無いと思っています。
道の無い矢筈岳、毛猛山は残雪期のみ可能です。
健脚で熟達者か経験者同伴でなければ簡単ではないと思います。、
栂海新道にある新潟100名山の黒岩山、犬ヶ岳も栂海新道を縦走する事で
登頂出来ますが、健脚者で一泊、普通は2泊の食料を担いで可能となります。
鉢ヶ岳も通常は一泊か二泊コースなのでそれなりの気構えと体力が必要です。
幸いこのコースは朝日岳、白馬大池、白馬山荘等営業小屋があります。
新潟100名山は、難易度の高い山もあり、経験と体力を積み重ね
達成した時は達成感ひとしおと思います。
ちなみに、私は新潟100名山は今日現在未達成です。
私の新潟100名山登頂記
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