かん な さん
神奈山
1,909m
登頂日 2016年6月5日 晴後曇
メンバー ぽぽさん・ちいさん・かよこ・まこと
コースタイム
登り=3時間40分 下り=2時間15分
昨日の花の平標山に続き花の神奈山。
神奈山は初めてのぽぽさんとちいさん、ぽぽさんは最近は2時間以上要する高い山は無理との話。
私等は平標に続く山であり、花を観ながらゆっくりなので心配は要らないと、
彼女が登れるかの不安より、花が咲いているかどうかの不安を抱えての神奈山である。
朝5時に加茂を出発し、昨日同様高速道燕・三条ICから今日は北陸自動車道を走る。
中郷ICに降りて登山口の関温泉に向かい途中下車して神奈山の山容をカメラに収める。
正面が妙高山、右のピークが神奈山でスキー場を経由しほぼ稜線を登る。
土曜日なのでそれなりに登山者が居るかと思ったら、車は2台しか停車していない。
これから登る人も居るのかなと思いながら仕度を終え7:20分登山を開始する。
今日は昨日より気温が高く、スキー場歩きは朝と言えど陽に照らされて暑い!
前方に妙高山の頭が少し見える
昨日の疲れもありゆっくりと・・・45分で関温泉から登山口に到着する。
木陰で休憩
こんな所は苦手というぽぽさんも一歩一歩
シラネアオイがポツリと、咲き始めか終わりか??上に登れば咲いているだろうと期待する。
しかし、期待に反してシラネアオイとツバメオモトの群生で咲く花は見れない・・・
休憩を入れながらゆっくりと歩き・・・大ブナ林に着く
稜線に出ると妙高山の姿が見えた
大分高度を上げたがシラネアオイの花は見えない
急登になって来たがゆっくりゆっくり登って休憩ポイントの八方睨に 9;56
休憩しながら妙高山を眺める
八方睨みからこの急登のピークを登り約250mの標高が山頂となる
休憩を終え登り始めると左前方に文字が書かれたような岩が?
アップすると文字でなく岩に付着した成分か
急登の途中下を見下ろすと野尻湖か?
急登を終えるとまた先にピークだ!
時々姿を現す妙高山を眺めて頑張る!
山頂近くのシラネアオイが「遅かったね、ごめんなさい」と私等を慰めている姿に思えた。
木陰に「ここまで来たご褒美よ」と微笑んでくれるシラネアオイもあり、ありがとう!
そして数少ないが所々にタテヤマリンドウも迎えてくれた
11:00、ようやく山頂に到着、
度々の休憩とゆっくりの登りにしては頑張った!
みなさんからゆっくりで助かったとの評価だが、私の今日の体調から有難い評価だ。
早速ザックを置いて妙高山が良く見える反対方向に進む・・・
雲が多くなったが青空だとスッキリ見えるのだが欲は言えない
残雪がまだある火打岳、左肩から焼山の噴煙が見えた
アップすると結構強い噴煙なのでやはり焼山登山は要注意だ!
山頂付近で扇型の白樺の木
出会った花は沢山あったが、私が撮り収めた花を紹介します。
私等の後に十数人は山頂に着いたようだが、
山頂からの写真を撮り、眺めの良い所でお昼休憩をする。
凡そ1時間25分過ごして記念写真を撮って貰い下山に掛る。
山頂下の急登ヶ所は気を付けながら下山し、昨日も下山の後半には
右膝が痛み出したので今日はサポーターを付けたら至って順調で痛みは出ずにスムース・・・
14:06分、スキー場上の登山口に到着する。
スキー場リフト台から妙高山を振り返る
急登のスキー場をトラバースして下山
14:40、スキー場・関温泉に到着。
シラネアオイの群生を残念ながら見れず来年回しとなる。
今迄膝が痛くなる事はなかったが、年を重ねると故障ヶ所が増えて来るので
長い登山を目指すに体を労りながらの努力が必要のようだ・・・
お付き合いして長い山仲間のぽぽさん、10年程前に猿毛岳で会い、
ぽぽさんのブログで低山だけど雪の金倉山の素晴らしさを教えて貰う。
猿毛岳の遭難捜索の時は、度々ぽぽさんは山仲間と捜索に参加頂いた。
飾らず好きな自分流の花や自然を求めて山歩きをされている様子は私の鏡です。
久しく声を掛けさせて貰い本人は無理と思われた神奈山に登れて満足・良かったと・・・
一年に一回あるかどうかのご一緒の山、喜んで頂きありがとうございました。
ちいさんは、新しい山仲間、花の神奈山は初登頂。
群生するシラネアオイには会えなかたけど、これまた喜んで頂き嬉しいです・・・
前日平標山にお誘い頂いたtamoさんもmimiさんも長い山友で声を掛けて頂き有難いです。
時にはひとりで、時にはふたりで、そしてグループで自然と人に触れ合いながら
健康で楽しく山登りが出来る事に感謝!
平標山と神奈山は自然の素晴らしさと心が触れ合う山であった。
おわり
2015年6月22日の記録