苗場山
2,145m


登った山 苗場山 
  コースの概況
    過去の記録を調べたらこのコースは18才の時テントを担いで登って以来であった。
    記憶は雷清水の冷たくて美味しかった事と最後の登りがきつかった事以外は消え失せていた。
    
    今回の登山で登山道は石が露出し、神楽峰の前までは一部木道はあるものの大半がその石を
    避けたり乗ったりを繰り返しの登山道であり、普通の土の登山道にさしかかるとホットした。

    コースタイムの標準は4時間10分であるが、年令と障害を抱えての私等は無理と思いながら
    今回のリーダー役の北沢氏の適切な休憩とリードで山頂まで付いて行く事が出来た。

    神楽峰を降りて雷清水は雪が少なかった事も有りか、水量は冷たいが少なかった。
    神楽峰を降りて9合目迄付近はお花畑でシラネアオイは終えつつあったが時期によりいろんな
    花が咲く事が伺えた。

    最後の急登は一歩一歩、登り終えて苗場山特有の広大な山頂と無数の池塘は流石に圧巻!
    山頂では木枠で造られた休憩所でしばし素晴らしい苗場山の光景に浸り過ごす事が出来た。

   
コースタイム
     駐車場出発6:55-和田小屋-7:18-下ノ芝8:18-中ノ芝-9:00-上ノ芝9:18-神楽峰8:43-
      雷清水10:03-9合目10:31-山頂前木道10:55-
山頂着11:03

      山頂発12:29-神楽峰13:33-中ノ芝14:05-下ノ芝14:36-和田小屋15:25-駐車場着15:45

 
標 高 2,145m
登頂日 2016年6月10日(金)
登山口 祓川コース
天 気 雨/曇後晴
メンバー 北沢.斉藤..片岡..有本
野村..鈴木..かよこ..まこと
山の位置 新潟県・長野県県境


午前4時に加茂市役所を出発し魚沼に入ると雨となる。

予報は回復なので心配せず登山口駐車場に着くと青空が見えた。

加えて涼しく絶好の登山日和となり6時55分、リーダーの北沢さんを先頭に苗場山を目指し出発!



登山道は今朝の雨で濡れ、笹に覆われていた。


8分程で車道に出る。


タニウツギが緑に映えている。


7:18、和田小屋に着きベンチ脇で一息入れて・・・


出発!


登山道は大きな石の連続は予想外、
後に続くかよこの安全な足場を確保に気を配りながら登る・・・


イワカガミがようこそ・・・と


石の多い登山道が続く・・・


8:18分、下ノ芝に到着し休憩


爽やかな高原の雰囲気の稜線を見上げる


チングルマがあちこちに


登ります・・・


ワタスゲもお出迎え!


9:00、中ノ芝に到着


何?リンドウ?


イワイチョウ?


小休止を終え出発!


中ノ芝から20分程で上ノ芝に、


休憩を入れず進み9:30、小松原湿原の分岐に


そして9:43、神楽峰に


神楽峰から苗場山山頂を眺める


ナエバキスミレ


神楽峰を下る・・・


10;00、雷清水は冷たいが水量は少なかった。


苗場山を正面に見ながら進む・・・


シラネアオイがあちこちに・・・大半は終えたが花を付けたものも見れた


お花畑には、終えそうな花、これから咲く花等々を観ながら・・・
苗場山のこのコースは花の観れるコースだ!










待ち受ける苗場山を見上げる


苗場山の急登を前に休憩をする


9合目、間もなく胸突き八丁!


急登の途中、花も頑張れよ!と、励ましてくれる。




9合目から50分少々、ようやく広大な山頂への緩い登りに・・・






雲が低くなったが景観はまずまず・・・




もうすぐ山頂だ!


リーダーの計らいで初登頂の斉藤さんが最初に山頂に立つ!


みんなで


山頂下の小屋


木道脇の休憩所でお昼です。




のんびり・・・と


山頂付近からの谷川連峰


山頂付近からの佐武流山は左の峰か?


ケルンと休憩している光景


のんびり1時間半過ごした苗場山を後にし出発!


神楽峰を眺めながら急登を下る。


お花畑を過ぎて


神楽峰を登り終え、股すり岩を越え


上ノ芝、そして中ノ芝、下ノ芝を過ぎ、
大小の石が多い登山道は、私等はよりゆっくり下山が必要で、みなさんには先にと・・・


3時22分、ようやく和田小屋が見える所に・・・
私等の危険ヶ所は終え、先行者が進む姿も見えたので頑張る。


15:25和田小屋に着き、最後の水を飲み干し、15:45分駐車場に到着する。



2014年10月17日&18日、障子ヶ岳〜天狗角取山を縦走した時、
天狗小屋で会った福島の斉藤さん。

翌年粟ヶ岳の山開きに参加されてからの交流で新潟の山を再び訪ねてくれた。

日本百名山である苗場山を7名が同行し、天候に恵まれ意義ある苗場山登山が出来た。

小赤沢コースから2回程苗場山に登ったが、
祓川コースは数えてみたら55年振りにて、私も記念すべき登山となった。

みなさん、ありがとうございました。


おわり