ゆっくり・・紅葉の
粟ヶ岳
登頂日 2016年10月29日(水) 天気 曇り時々晴れ 単独
今日の天気は曇りだが午後3時から晴れマークでまずまずの予報。
体は8月に断食を実行後、少食を継続し体重も一時より10kg程落ち体に力が入らない状況であったが、
ようやく現状の体重にも慣れ体のキレも本調子ではないが回復に向かいつつある。
この間、信州や東北の山登りをしてきたが、歩きはゆっくりと何れも慎重を期してと登山であった。
心期す所あり、単独でゆっくりと紅葉の粟ヶ岳を目指す。
目標はやはり山頂、単独なので歩きは自由で当然スピードや時間でなく現状の体調・体力を
自らが一番承知しているので、無理は絶対禁物でゆっくり登りを自分自身に言い聞かせる。
紅葉の粟ヶ岳、日曜日で雨は心配いらないので駐車場にはかなりの車が並んで居た。
登山届を書き8時30分登山開始をする。

流石に10月も下旬粟ヶ岳も紅葉が進んでいる。

2合目、8:46

青空も見え予報より天気は良さそうだ!

3合目迄は少々時間が掛ってもゆっくり・・・ゆっくりを言い聞かせ
梯子の所迄は体調はまずまず・・・で3合目は目の前だ!

9:07 ゆっくりなので37分は当然だ。

袴腰山を眺め休憩せず、そのままゆっくり進む・・・

9:22 三本ブナ

4合目 9:29

4合目木間から砥沢の峰が目に入る

9:37 大栃平

大栃平からの粟ヶ岳の様子、ゆっくり歩きなので疲労は無くそのまま進む・・・

5合目通過 9:44

9:52、三連梯子を通過

若い男女3人が後ろまで来たので道を譲る

10:05 鎖場

10:09 6合目

紅葉の砥沢ノ峰をカメラに収め進む・・・

10:19 水場通過

水場を過ぎての7合目までの急登はゆっくりペースも落ちるが遅くなってもゆっくり・・・
10:29、7合目、登山口から約2時間、現状の体調からして上出来だ!

小屋からの粟ヶ岳

そして、宝蔵山を撮って疲労は無いので休まず登る。

紅葉の北峰・中峰を撮るが雲が陽を遮り紅葉は今一!

宝蔵山、白山方向の紅葉は陽が当たりまずまず・・・

進むと青空も広がり紅葉も見頃となる

8合目下より小屋を見下ろす 砥沢の峰一面紅葉

10:56 8合目通過、北峰までの急登は一歩!一歩!

10:07、縦走路分岐に、
北峰から宝蔵山・白山、橋立~神ヶ沢への縦走路、今年も道かリが綺麗に終えていた。

10:57 北峰通過

北峰からの中峰と粟ヶ岳本峰

11:09 9合目通過

11:15 中峰通過

1本岳と川内山塊

11:26 粟ヶ岳山頂到着、

山頂には20人程の人達

登頂所用時間2時間56分。
今日はゆっくり無理せず3時間30分~4時間掛っても目標は山頂迄としたが、
無理せずゆっくりの登りで体に負担は掛らなかった。
体調を気遣い疲れたら無理せずゆっくり・・・が、結局休憩なしで山頂まで着けた。
急がないので気温も低く汗は少々、山頂まで水も必要とせずも初めて・・・
山はタイムではないが、自分自身の現状の体力テストは
涼しさにも助けられて山頂に立てた!
川内山塊の見える山頂の奥に進むと久しく三条のMさん、
正月3日粟ヶ岳雪山登山以来の再会だ。
彼も体調が本調子では無いと言う、リハビリをしながら山に登っていると言う。
何とか体を治して以前のように大好きな山を駆け巡って貰いたく
「お互いに頑張りましょう!」と声を掛けて別れる。
一本岳と川内山塊を眺めながらハーモニカを取り出す。
、
人が居ない粟ヶ岳の片隅で「知床旅情」と「上を向いて歩こう」を思いっ切り吹いて下山に掛る。

山頂での人も少なくなったようだ・・・
12:18 下山

一本岳を振り向き・・・

先に、中峰・北峰・権ノ神岳・宝蔵山・白山へと稜線が続く・・・

今年も登山道が刈られている。
来年6月にのヒメサユリ咲き乱れる事だろう!楽しみだ!
北峰を下り、8合目下から小屋迄の危険印のロープを撤収する。
11月3日は粟ヶ岳の山閉いでこの時ロープを撤収するのが私の任務だ。
現在私の体調では皆さんと同じ行動は無理と考え
当日の天気も体調も不明なので今日は自分の体調に合わせて出来る作業をしたい・・・
と言うのが今日粟ヶ岳に登る目的のひとつでもあった。
幸いにもその目的も叶える事が出来たので良かった!

山頂で小さい玄米おにぎりを1個食べたが
残った1個とおかずも食べて7合目小屋で遅いお昼とする。
長岡から来られたという3人の方と会話をする。
山は始めたばかりと言う同行の女性は粟ヶ岳の紅葉に満足したようで
キツイ山だが素敵な山と感激の言葉を連発・・・地元のひとりとして嬉しい言葉だ!
3人は先に下山する。

途中で追いつき合流し紅葉の景色をカメラ収めながらゆっくり下山する。



大栃平で休憩紅葉の粟ヶ岳を眺める。

3合目で休憩し3人と山の雑談をする。
男性のSさんは私と同年で、若い時一ノ倉沢の岩登りを何回も登ったとの事。
女性のNさんも若い時テントを担いでいろんな山に出掛けテント泊をして楽しんだと言う。
ふたりのベテランに毎週休みに山に案内を頂き山が大好きになった若いTさん、
ふたりの山の師匠に同行して頂き幸せ・・・と・・・
ベテランが初心者のペースに合わせ山の良さを共有する姿は素敵で微笑ましい!
かよこから電話が入る、「心配いらないよ!今3合目で下山中!
時計を見ると午後4時、陽が落ち始めると「秋の陽は釣べ落としで暗くなる。
4:22、2合目下の見晴から歩いて来た粟ヶ岳の稜線を見上げる。

4:33、登山口着、
4時には登山口着目標の3人、私も会話に挟まり遅くなりすみません・・・

夕暮れの第二水源地

そしてここでお別れ、また何処かの山で会いましょう!と・・・

私は今日無事登られた事に山の神に感謝の気持ちを込めお参りする。
未だ粟ヶ岳は無理かと思いながら今日の試し登山、合せて少々の作業は無事完了!
まだ油断は禁物!今年中に体力・脚力の80%迄回復が目標!
第一水源地から粟ヶ岳を眺める。

美人の湯からの粟ヶ岳撮影ポイントではすっかり夕暮れ・・・
5時過ぎに家に到着。。。

11月3日(水)は粟ヶ岳の山閉い。
晴れてくれたら・・・、でも、今日(11月1日)夕の予報は曇りのようだが?雨が落ちなければ・・・
参加者は山の神前の受付でバッチが、登頂証明は7合目小屋で貰えます。
まだ紅葉は粟庭付近は大丈夫!粟ヶ岳が沢山の方々の御参加をお待ちしています。
おわり
2010年11月7日、
紅葉に燃える粟ヶ岳登頂記
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