1292.7m 1122.4m 897m
粟ヶ岳−権ノ神岳-宝蔵山
登頂日 2015年10月21日 天気 曇/雨
登頂者 タナカさん、mimiさん、かよこ、まこと
コースタイム
加茂登山口発7:42-7:59大栃平8:05-9:047合目小屋9:18-9:55粟ヶ岳・北峰分岐10:00
-七頭尾根を歩く-11:18権ノ神岳11:20-長坂途中昼食休憩25分-13:10橋立13:15-
14:05宝蔵山14:20-13:29林道終点着15:54 縦走総行動時間=8時間12分
粟ヶ岳紅葉の時季に案内と思っていた縦走コース、
朝6時に七谷コミセンで待ち合わせ合流、
一台の車を上高柳宝蔵登山口林道付近に配車する。
下山は橋立から下山か、宝蔵山に登り下るかは橋立に着いてから
天気と体調を勘案して決める事とし、登山口の第2水源地に向かう。
登山者カードに記入し7:33分登山口を出発する
登り始めると風も無く少し暖かい、空を見上げると雲りだが青空を期待して登る。
3合目ベンチで休憩、袴腰山も霞んで見える
ゆっくり3本ブナ、4合目を過ぎ大栃平に到着し、ここでも一息入れる。
先は長いので急がず遅れずに体力調整が必要だ。
少し風もあり気温も低く登る条件としては良好。
避難小屋のある砥沢の峰も山頂もガスの中、
ここからの紅葉も晴れていれば見事なのだが残念!
歩き始めると鎖場上6合目の粟庭の頭が見え始め、砥沢の峰は雲が掛かっている。
粟ヶ岳の登山道も一冬過ぎると登山道の荒れが顕著となる。
危険ヶ所となった此処は今年梯子からロープに切り替えられた。
鎖場付近の紅葉も素晴らしいのだが、今日はイマイチ!
6合目からの砥沢の峰の紅葉もガスで何時もの色が今日は見れないが、
ガスで覆われている状態を考えればOK・・・
陽が照らないと流石に1000mの標高は寒く、小屋で休憩をし少々食料を補給する。
休憩を終え小屋を出発すると頂上は見えないが北峰が見えたり隠れたり・・・
紅葉した砥沢の峰を見下ろす
目指す権ノ神岳の姿も見える
9:55分、北峰縦走路分岐に着く、今年も加茂市で登山道の刈払がされている。
9合目手前まで刈払いの状態を確認すると
登山道脇はしっかり刈られ来年のヒメサユリの開花が楽しみだ。
山頂は強いガスで見えない。
分岐に引き返し痩せ尾根とアップダウンの七頭尾根の縦走に入る。
北峰からの急な下りは刈られた笹に滑らないよう注意しながら一歩一歩下る。
ゴンチャン(権ノ神岳)がうっすら・・・
一部落葉もあるが、期待の紅葉はマズマズだ・・・
七頭尾根は変化があり岩状の粟ヶ岳の裏側の景観が素敵で縦走コースのメーン、
繰り返す小さなアップダウンをそして足元に注意しながら素敵な紅葉を眺めながら進む・・・
七頭尾根最後のピーク権ノ神岳が正面に
紅葉のアーチをくぐり
急登の権ノ神岳の登りに入る
最低鞍部から20分掛かると思ったゴンチャンの登りは15分で頂上に
とりあえず権ノ神岳の山頂到着は縦走ひとつの区切りのポイントだ!
歩いて来た縦走路はガスで薄っすら・・・砥沢の峰と七頭尾根の一部だけ。
お昼休憩は風もあり寒いので高度を下げ風のない長坂の途中で
登山道は広く刈られ快適な登山道となり
緊張と変化を楽しんだ七頭尾根から緩やかで歩き易い登山j道をるんるん気分で下る
紅葉を眺め山の幸きのこもお土産も頂きながら・・・
678m峰の登り途中で振り向くと歩いて来た稜線が姿を現していた
678m峰のピーク三角点
残雪期の678m峰からの粟ヶ岳-七頭尾根の姿
橋立に降りる途中からの宝蔵山
13時10分、橋立に到着する。
橋立は宝蔵山・白山縦走コース、上高柳&小乙集落、一昨年復活した
第一水源地に出る新ヶ沢コースの分岐点である。
ここで、天気と時間、余力を鑑みみなさんに相談する。
何れも大丈夫!宝蔵山に登って下山を決定する。
疲れが溜まると宝蔵山の登りもキツイ!が、頑張り登る!
「オーイまだか・・・?」「ファイト・一発!」
皆さん気合と笑いがあるのでスタミナ充分!宝蔵山を目指す。
白山縦走路分岐に到着、白山を目指す余力はありそうだが、
配車は上高柳なのですぐ近くの宝蔵山山頂に移動する
標識も新しくなった宝蔵山頂上にて
縦走の山場を越えたのでひと休み・・・
mimiさんのオカリナを奏でる所が無かったのでここでオカリナを吹いて貰う。
オカリナをじっくり聴きたいけど雨も心配にて下山に掛る。
少し下ると刈払いがされて居なくて・・・薮の登山道を下る
暫らく降りると刈り払いがされ頂上に向けてはもう少しで終わるかな?
小ブナ林にさしかかると霧雨となりガスが掛かったと思ったら小雨となる。
小豆坂を下り、尼池山を過ぎて雨具を着用しての下山となる。
15時29分、上高柳からの林道終点着、 上高柳林道入り口15時54分到着
今日の縦走は曇りから下山の途中に小雨となる。
しかし、緊張の七頭の縦走とルンルンの権ノ神岳の下山、
そして宝蔵山の登りとそれぞれ特徴あるコースの紅葉を眺めながら楽しく歩く事が出来た。
最後の小雨も苦にならず歩き、期待した晴れは及ばなかが、
紅葉の季の縦走を終えた満足感に浸る。
おわり
2015年6月2日、粟ヶ岳馬蹄形縦走記
2014年9月18日、粟ヶ岳〜白山の縦走記