日本百名山
雨飾山


登った山 雨飾山 
  歩いたコース
 
   糸魚川雨飾り山荘−薬師尾根−笹平分岐−雨飾山頂上

  コースの概況
  
 17年前に小谷登山口から登り、荒菅沢迄来たら頂上はまだ遥か上であった。
    急登をようやく登り切って笹平でどっこいと尻を降ろして大休止した記憶がある。
     この時は、百名山の一つとも知らずに登りたい山を選んで登っていた。


   
今回は小谷の反対側の糸魚川からの登山口からで、比較的急登続きである。
     頂上直下の笹平歩きはこんもりして雄大な山の醍醐味を味わせてくれる。

     二日間ツアーと会ったが、何れも小谷から登り、糸魚川に降りていたが、糸魚川は
    比較的岩も滑りやすく、どちらかと言うと私は登りに使いたい気持ちだ。

標 高 1,963m
登頂日 2010年10月18日(月)
登山口 糸魚川市雨飾山荘
天 気 晴後曇
登頂者 私等夫婦
山の位置 新潟県糸魚川市
&長野県小谷村



 この日のコースタイム
  
登山口7:00−薬師尾根稜線7:26−10分休憩一服所8:21−中池9:03−7分休憩−笹平分岐9:55−頂上10:15
  頂上発11:05−中池11:51−一服所12:27−薬師尾根稜線13:12−登山口13:35 登り,3時間15分 下り,2時間30分
 


昨年11月7日雨飾山に登ろうかと登山口まで来たが雪があり登頂を断念して頚城・駒ケ岳に登った。
駒ケ岳も頂上付近は雪もあり雪を踏みしめて登頂する。下山して戸倉山、翌日は大渚山に登る。

今年は、紅葉の時期にて登山口が同じい鋸山と雨飾山を二日に分けて登る。
時期の判断をして健脚者であれば一日で二つの山を掛けることも可能である。

画像左が昨年11月7日、右が今年10月17日の雨飾山荘の様子である。
今年は山荘後ろの紅葉は何日頃か?そして雪が何時舞い降りるだろうか・・・?




朝、7時に出発をする。
遅くとも6時に登ろうと思ったが、遅い出発となった。

雨飾山山荘の下に十数台置ける駐車場があり
山荘入り口に画像のような標識がある。

この標識の左脇から登り、テント場右に移動する。

山荘を利用する人は山荘からの入る登山道を利用
した方が近くて便が良い。



 ゴムホースで引かれ流れ出る「千代の泉」の脇を
 登るとすぐにお堂に出る。


お堂で安全登山のお参りをして、滑りやすい岩と
急坂となるので気を引き締めて登る。

歩き始めると筋肉痛はないが、昨日の登山による体
の疲労感があり、「ゆっくり4時間」との登山口の表示は
急登の連続は覚悟するが、登山道の様子は未知なの
でゆっくりを心がける。

朝は寒いので長袖だったが、途中脱いで半袖になり登る。


30分ほど登ると薬師尾根に取り付く。

難所ののぞきとあるが、雑木で感じないが切り立つ
尾根のはるか下に沢が流れ、正面に隣の岩肌の

尾根が見えるのでこのような名前が付いているもの
と思った。

ここで横浜から来られたという女性の先行者5人の
パーティーが居られ先に出発した。
私等もこの尾根上で一呼吸入れて尾根歩きをする。



薬師尾根から正面の尾根を見る。

陽が当たらないと紅葉を始めた山肌はくすみ、
陽が当たるともう少し紅葉が綺麗に見えるだろう。


雪に耐えて変形して大きくなった杉を横に、
50分ほど歩いたのでこの上で10分休憩をする。



昨日登った鋸山と尾根続きの鬼ヶ面山を左に
見ながら高度を上げて行く。
 

高度を上げていくと雑木の彩りが増して来る。
登山道は時々平坦部もあり足やすめにもり有難い。



薄日が射すとぶなの大木と周辺の紅葉が
目を楽しませてくれて登る励みとなる。



時々青空に浮かぶ鋸山も左に時々顔を出し
てくれて、この景観も応援団だ!



振り向き景観を眺めながら登ると
高度が上がるのを実感する。


池糖がある平地をしばらく歩く。
池糖というより一部水溜り状態の所もある


鬼ヶ面山と鋸岳は高度比較で雨飾山の
山頂を目指す目安にもなる。

変わる山容を眺めるのに時々立ち止る。


三つ目の池糖の脇を歩く。


9時03分、
一番大きな池糖、中ノ池に差し掛かる。


中ノ池から急登が始まり、やがて湿り気のある
登山道を九十九折に登る。


鬼ヶ面山、鋸岳も私等が歩いている高さと
同じくらいかと思われるようになった。



急登を終えて少し下り加減の所を歩き
少し登ると笹平分岐に出る。



9時55分、笹平の分岐に到着する。

おや?意外と早く着いたな!と思った。


笹平の登山口に到着すると登る人下る
人達と交叉をしながら頂上を目ざす。


曇りで今日の展望は駄目かと思ったが、
青空が広がり絶好の山日和となる。


頂上がだんだん近つくが、前に人が歩いて
進めない。

左右を見たり、振り向いてシャッターを切った
りで進むが、後ろにも人がいるのでゆっくり
出来ない。



紅葉の荒菅沢を見下ろす。


笹平と右下は切り立った荒菅沢。
前方に焼山、ゆったりした金山が見える。

最後の急登は前の人が道をゆづってくれた
ので、急登ヶ所でもスムースに登れた。


10時15分、
雨飾山頂上に到着する。


雨飾山は双耳峰で石碑のある頂と
標識のある頂きがあり、画面は石碑
のある頂きである。


標識の立っている頂きと遠くに
焼山と金山が見える。


焼山、火打山、金山、天狗原山の峰峰。


頚城駒ケ岳、鬼ヶ面山、鋸岳、
その奥は烏帽子山。


日本百名山をめざす会のみなさん。

百名山を目指す人のツアーのようで、
雨飾山で百名山登頂達成の人も居
られたそうである。

「インターネットに乗せますよ〜」と声を
掛けて記念の写真を撮らせて貰った。


双耳峰の雨飾山頂上で展望を楽しみ50分の
お昼休憩を終える。

11時05分下山を開始する。


晴れた山歩きは展望も良く気持ちも良い。


雲が沸き立つ笹平を歩く。


紅葉の樹林帯を下る。


一服どころに到着する。


登る時、光の関係で見れなかた紅葉と
岩肌が陽が当たって楽しませてくれる。


高度を下げると、彩りも淡くなって来る。


お堂に無事下山のお礼のお参りをして
お堂と雨飾山を後にする。


13時35分登山口に到着。
思ったより順調に登り降りが出来た。

この所紅葉の山が続いたので、脚力も回復
したようである。

下山して、インスタントのカレーうどんとチゲを
煮て腹ごしらえ、そしてコーヒーで疲れを癒す。

鋸岳、雨飾山、二つの登山を無事終えた。


鋸岳に